それに局の方はポスターと貴女の服に関する問い合わせしか有りませんから明日迄に決めるので待ってほしいと答えるよう私の方から指示を出しましたから安心なさい
それと貴女の服の利権はどうなって居ますか?」
そう聞かれた御法が辛そうに
「局員達に不評で制服に正式採用されなかった為に製作費用は今なお私が月々返済してますから利権も私に有りますしお預けした図面も原本ですし」
そう言われて嬉しそうな顔で
「そうそれなら話が早い、先日のファッションショーの服は正確には美月ブランドではありません
現在立ち上げ中の美月の姉妹ブランド若月の試作品です」
そう言われてデザイナーを夢見たことのある御法が
「確かに従来の美月とは方向性が全く異なってますから不思議に感じてましたがそう言う事でしたか…」
と答えるのを聞いて
「若月は七歳から十六歳辺りまでの少女を客層に考えるブランドとして予定してますが…
今回の貴女の服の問い合わせが多いのもその世代が中心らしいですよ?
どうですか、貴女の服を若月から発売してみませんか?
みこやチサは勿論他の侍女達も応援しますよ?」
そう言われて
「そうでしょうか?お二人以外は余り乗り気に見えませんでしたが…」
と言うと
「斬新なデザインですから最初の内は恥ずかしがってましたが慣れてきたら
よく見たらこの服って結構可愛いよねっ♪
そう言ってましたから局員達より若年層に受けるデザインだっただけの話」
そう言われて
「嬉しい事にみこちゃんとチサちゃんに私達がお姉さんの服のファン1号と2号だねっ♪
そう言って貰いましたから…」
そう言って涙を滲ませる御法に
「服に関しては明日の朝食後に局に行き
後日美月から発売の知らせと予約を受け付けると発表しなさい
ポスターに関しては要望に応え増刷すると良いでしょう
又、今夜ここに居る局員達も同行させ当面必要な荷物を持ってきなさい」
そう告げるとただただ頷くのだけの御法に
「正式な契約は戻り次第交わすとし貴女も他の局員達の部屋で寝起きしなさい
但し今夜は特別ですからそのままみこと一緒に眠りなさい、みこの手を振り切って部屋を出ていくのは野暮ですよ?」
笑って言われて焦る御法に
「貴女は勘違いしています、みこの手を握りなさい…
そうすれば貴女が真に求めていたモノが何なの見えてくるはず…」
そう言われて命の小さな手を握ると涙が溢れてきた
ファッションに関しては誰にも理解されず受け入れなくてこっそり隠れて絵を書き続けてきたこと
話せる者もなく理解してくれる者等一人としていなかった少女時代…
「わかりましたね?今ようやく貴女の理解者のみことチサに出会いました…
さぁ、今夜はこの部屋でゆっくり眠りなさい」
そう言われて
「もしも叶う事なら子供の頃にみこちゃんと会いたかった…」
そう呟く御法に
「私はそう思いません」
そう断言する観月を驚いて見る御法に
「確かにチサやりん達を羨ましくないと言えば嘘になります
ですが私や美月のスタッフにはりん達に出来ない役割が有ります
みこの手助けではなく守り導くと言う役割が…」
そう言われて驚く御法に再び観月は
同じ見習いの侍女でも春蘭とりん達では求められるものは違います
ですから貴女も何故今なのかその意味を考えてみなさい」
そう言い残し観月は部屋を出ていった
眠る命の手を握りながら高鳴る胸を押さえ
(こんな状態で今夜私は眠れるのだろうか?)
そう思いながらもその手を離す気にはならなかった
その手を離す事でまるでこの幸せまでもがどこかにいってしまいそうに感じるから
夜半口の乾きに目を覚ました御法が驚ほど近くにみことの寝顔が有った
いつの間にか懐に潜り込み自分の胸にすがり付くように眠っていたのだから
その寝顔を微笑みながら眺めていると
ーどうぞ…ー
そう言われて水の入ったグラスが差し出された
(いつの間に頼んだのだろうか?と、言うか見られていた?)
命の寝顔を見ながらにやにやしていただろう自分の姿を見られていた事に恥ずかしさを覚え頬を赤らめていると
ー今夜中の散歩から帰ったばかりだしみこちゃんの寝顔を見て笑顔になら無い人なんて居ないって思いますよ?ー
そう言われて
(散歩?確かに隣のベッドで寝ていたはず…)
そう思っていたら
ー現し身から離れみこちゃんの張った安全なお城の中を散歩するのが今の私の楽しみであり修行のひとつなんですー
そう言われて戸惑う御法に
(現し身から離れて…?)
そう魔導に馴染みの無い反応に
ー私は精霊の巫女であり魔導師であるみこちゃんの魔導師の弟子の様な存在です
その私に魔導の心得があるのは不思議じゃないですよ?ー
そう言われて
(そう…ですね…考えみれば私達は声を出さずに会話してますがコレも貴女の力なのですか?)
その御法の問い掛けにチサは
ー私の力も有りますが師であるみこちゃんの助力により可能になってますー
そう聞いた御法が
(不思議な娘なんですね…みこちゃんは…)
御法がそう思うと
ー大公様の所に訪れる前の記憶の無いみこちゃんにも自分自身不思議な存在なんでしょうね…
じゃあ私も床に就いて寝ますからみこちゃんの事…お願いしますねー
そう言って御法が飲み終えたグラスを受け取りワゴンに戻すとベッドに潜り込み眠りに就いた
それを見た御法も又命の身体を抱き寄せると眠りに就いた
そして夜明け前にはいつもの様に目覚めた命はいつもの様に歌の稽古に始まり三人の巫女を含めた見習いの侍女達と祈りに向かう頃目覚めた御法
その彼女にユウが
「御法様、宜しければシャワーを浴びられてさっぱりしましては如何ですか?
着替えは私がご用意致して置きますから」
そう言われて遠慮がちに
「宜しいのでしょうか?」
そう答える御法に
「観月様がお招きしたお客様にご不自由な思いをさせたら私が観月様にお叱りをうけてしまいますからどうぞご遠慮為さらずに」
そうユウに言われて浴室に案内してもらいシャワーの説明を受け熱いシャワーを浴びてさっぱりするところまでは良かった
用意された服を手にするまでは…
(何だこのドレスは…今からパーティーでも有ると言うのか?)
手にしたドレスを見ながら御法はそう思ったけどユウにとっては休暇の時の町歩きに着るワンピースに過ぎずない
無論ユウがデザインしたのだから美月のブランド品と言えなくも無いけどあくまでも自分のプライベート用にデザインした物を観月の依頼で戦士達用に仕立てた物をサイズの合う嵐用を渡したのだ
既に夕べ着ていた物は洗濯されているし借りていた寝間着を再び着るわけにもいかない
諦めて着る以外の選択肢は無かったのだから覚悟を決めて着たけど着慣れない御法に問題発生
ファスナーが自分で上げられないのだが基本社交界のパーティードレスが主力商品の美月の顧客
彼女達には自分で着ると言う発想の無い者が少なくないから大した問題では無かったのだけど
シャワーを浴びて同様に用意された試作品に袖を通し笑顔で現れた局員達もこの朝までは国王と陪席で食事を済ませ
「瑞穂、貴女も同行して荷物を運ぶ手伝いをなさい
貴女のデッサンの全てを見せてもらいたいのだから遠慮は無用です」
そう言って送り出された
維持局敷地内に入り局員達の独身寮と局の裏口の近くに馬車を止め部下達は私物を先に取りに行かせ自分は瑞穂を同行して裏口から入ろうとした
すると裏口の詰所の局員に
「ここは関係者用の通用口…」
そう言いながら相手の顔を見直し
「き、局長でいらっしゃいますか?」
そう言われて溜め息を吐きながら
「似合わぬ服を着ているからわからなかったのは無理無いが…
もっと観察力を養うように」
御法にそう言われて
「観察力に関しては仰る通りですがそのお姿が似合いすぎてわからなかったんですっ!」
顔を紅潮させ叫ぶ局員にばつ悪そうに
「そ、そうなのか?ならば礼を言っておくが…服とポスターの問い合わせる者達は受け付けか?」
そう言って話題を変えると聞かれた局員も
「はい、かなりの人数が集まってます」
そう聞いて
「お聞きの通りですから向かいましょう」
そう言って瑞穂を促した
そして集まっていた人達の前に出ると
「ポスターは観月様のご理解を頂いたので増刷を始めるから…」
そう言って受け付け孃達に頷き掛けると二人も頷き返し
「今からこちらで注文を受け付けるので連絡先と必要枚数を記入する様に
価格はいつものポスターと同じだからわかっていよう?」
そう御法が告げると
「人魚姫様がモデルなのにですか?」
の質問に
「別にこのポスターで利益を得ようとは考えてないからな」
そう答えると皆喜んで申し込みを始めた
「あの服は観月様のお世話で再生産する話が出ているので美月のスタッフに問い合わせる様にと仰って頂いた」
そう言って瑞穂に目を向けると集まっていた人達も瑞穂に気付きその視線に気付いた瑞穂が
「既に用意されたサイズ以外はこれから製作するゆえ時間が必要だが…
在庫を出し合うサイズがないか見てもらってはどうだろか?」
その事に気付けなかった事を恥ずかしく思いながら数人の局員達が走り出し
「局長あるだけ全てを出しますね」
そう言って用意された物を見て欲しいサイズが有った者は買い求め無かった者は大公宮に向かい美月に問い合わせる事になった
その後御法も私物を纏めデッサンも全てを積み込み王宮に戻ると映実は踊りの稽古をする命をスケッチを始め
映実と御法以外の局員達は王妃とユイ、ユウにユキとユミ達と救護訓練や応急手当等の講習に護身術等の教育のカリキュラムの話し合い
そして御法はデッサンを観月とユカにミナの三人に見せると
「観月様…これらを形にしてみたいのですが…」
そう言ってミナが見せたのはホルターネックでロングのワンピース
下半身が人魚のそれのデザインになった洒落た物
ピンクのサロペットにうさ耳のカチューシャとピンク色した兎の足を思わせる靴
同じくピーンキーエンジェルと呼ばれる熱帯魚をモチーフにしたミニのワンピースで
「この三点ならすぐに試作に入れますが?」
そう言われておどろく御法を余所に
「わかりました、貴女に任せます」
と観月も応えるのを見て今度はユカが御法に数ヶ所チェックし修正の助言を書き込んだ物を渡すと
「その助言を参考に新しく書き直してみてください」
そう言われて観月を見ると
「ユカの元で勉強しなさい、勿論ミナも助けてくれますからね」
そう話が纏まり
「ではそう言う事で治安維持局の局長は急ぎ後任を選びデザインに専念しなさい
ユカ、ユイからこれを預かってますから日付以外の必要事項を埋めて私の所に持ってきなさい」
その後は食事まデッサンを見続けた観月と契約内容を説明して御法に記入させるユカ
まず人魚姫のワンピースから命用にデザイン起こしから始める事にしたミナ
ユカの若月は新しい段階を迎え力を蓄え始めた
③憂鬱な者達
可愛い恋人を得たものの実の母親にヤキモチを妬く等夢にも思わなかった十六夜
公務とは言え母王妃の秘書を務める彼女は恋人の自分より母と過ごす時間の方が遥かに長い
十六夜自身も公務が忙しい事もあり一緒に過ごす時間が中々取れないのが悩みの種
勿論本来ならば美月のスタッフであるユウにユキとユミだけでは足らず観月迄も駆り出しても人手不足に悩む現状は弁えている
ただ…二人の甘い時間は未々遠く十六夜の憂鬱な日々が続くのだけは確かなこと
「なぁチサ、最近みこの奴一体どうしちまったんだ?」
鬼百合がそう言うと
「どうしたって?何が気になるのでしょうか?」
お茶を淹れながら話を聞いている春蘭も
「お話ししててもどこか心ここに在らずと言いますか上の空の様に感じます」
そう話すと戦士達も頷き
「それでしたら何故みこちゃん本人に聞かないのですか?
私だってみこちゃんの事を全て理解できる訳じゃ有りませんよ?」
そう言われて
「最近のみこの奴はアタイが声掛けたって返事すらしやしねぇ事だって有るんだからよお前からみこに悩みを聞いて貰えないかと思ったんだよ」
そう話す鬼百合に
「取り敢えず深刻な悩みでない事だけは私も気付いてますからもう少しだけ…少なくともみこちゃん自身が話してくれるのを待っても良いと思いますよ?」
そうチサに言われ
「そうかも知れねぇけど気になって仕方ねぇんだよ…」
そう唸る鬼百合に
「どうしたの?鬼百合…お腹空いたの?ごはんの時間は未だだよ?」
その間の悪い命の言葉にかっとなった鬼百合が他の戦士達に取り押さえられている事にも気付か無い命にチサが
「みこちゃん、お歌の稽古は終わったの?
今春蘭さんのお茶を呑みながら皆でお話ししてるけどみこちゃんも一緒にどうですか?」
そう声を掛けると首を小さく横に振り
「もうお祈りの時間だから…」
そう呟く命を見送り
「そう、もうそんな時間なんですね…
聞いての通り今の物思いに更けりがちなみこちゃんは私に対してもあんな感じなんですよ?まぁそれはともかく春蘭さん、私達もお祈りに行きましょう」
そうチサに言われた春蘭も又
「食事の後に片付けますから湯飲みはテーブルに残しておいてください」
そう声を掛けると部屋から顔を出した観月が
「貴女達はみこをちゃんとみているのですか?」
そう言われて鬼百合が
「じゃあお前ならわかるのかよ?」
そう聞かれて
「多分間違いないしチサの言う通りみこには大問題でもそれで悪い事に繋がる訳では有りませんし…
私達にどうにかしてあげられる事では無いばかりか鬼百合…それを聞いたら大笑いしそうな事ですから多分貴女にだけは知られたくないって思ってますよ…みこは」
そう言われて
「何故私達にどうしようもないと言い切れるのでしょうか?」
そう春蘭か悲しそうに聞くと
「私達に何とかなる問題ならみこ自身が既に何とかしてると思いますが…
みこはどんな歌を歌い歌の合間は何をしてるのか見なさい
そして…みこが物思いに更ける様になったのは風の精霊の救出後ですから後は自分達で考えなさい」
そう告げると再び自室に戻る観月と替わりミナが
「多分命様は羽が欲しいのだと思いますよ?」
そう聞いた鬼百合が
「ぷっ…」
と吹き出すと瑞穂脇腹を肘で突かれ
「ミナの話を聞く気が無いのなら席を外しなさい」
と、言われムッとしながらも
「ミナ、済まねぇ…続きを頼む」
と言うと頷き
「命様が最近よくお稽古されている歌は翼を求める歌詞の物が多く歌の合間だけでなく空を飛ぶ鳥を見ては羨ましそうに見
ご自分の背中を見て溜め息を吐いてますし風の精霊の巫女の翼様が羽を生やした姿を話す時は本当に羨ましそうに見えますが…
チサ様と春蘭さんも覚えてませんか?
水の妖精と命名された服を初めて着た時の命様の反応に…」
そう言われた二人が
「あっ…」
と呻くと阿も
「確かにそれならば観月様の言われた四つの条件を全て満している…」
と言いチサも
「さすがミナさん、私達と違いみこちゃんが望む事に応えたい思いが一番強いだけは有ります…
鬼百合さんも私じゃなくミナさんに相談すれば良かったと思いますよ?」
そう言われ
「ふんっ…」
と鼻を鳴らした鬼百合がそっぽを向いたが気にする者はない
留美菜の心は散散に乱れていた
ミナ、春蘭、りんの三人が精霊の導きを受けその巫女に選ばれた事が羨ましくも妬ましい…
そんな事を考える自分に気付いてそんな自分が堪らなく嫌で仕方なかった
でも…みこちゃんに長くお仕えしているミナさんや同じ時期にお仕えしたけど私より大人で賢い春蘭さんは仕方無い…
でも…りんに負けてるなんて…りんより劣ってるなんて思いたくない
そんな留美菜に祈りの間は一言も発しない命が
「留美菜、祈りに集中しなさい…
貴女のその雑念が貴女の目を曇らせ見えるはずの者が見えず
耳を塞ぎ聴こえるもの聴こえなくしている事実に気付きなさい」
ミナ、りんマイとマキ以外が初めて見る精霊の巫女の命に戸惑いながら祈りを再開した
同世代の子供の中では年長者グループの一人で網元の娘としての自覚を持って生まれ育った留美菜は常に率先して年下の子達の世話をしてきたから命のお世話だってこなせると思っていた…
でも実際にはミナに遠く及ばないし春蘭達四姉妹にも叶わずりんもいつの間にか自分の上を行っていた
それどころか逆にマイやマキ達命の部屋付きの侍女達の世話を受けながら勉強する日々を情けなく思っていた
(命様はお祈りに集中しなさいと言ったけど今の私には出来ない…私は何も出来ない…)
―私に出来る事何て何も無いっ!―
その留美菜の心の叫びはチサ、ミナ、春蘭、りんの心にも届き
「留美菜ちゃん、思い出してあの雨の日を…
お母さん達に黙って草の実を取りに山に入って…
怪我しちゃって歩けなくなっちゃった私を慰めながら一緒にお迎えを待った時の事を…」
りんのその言葉に
「日が沈んできて不安だった私達に留美菜が言ったんだよね
りんは私が見てるからはなは暗くなる前に皆を連れて山を降りて
りんが足を捻って動けないから休憩小屋で待ってるからってお母さん達に教えて欲しいの
ってその言ってくれたから私達も暗くなる前に降りれたんだよね」
はながそう言うと
「そんなの別に私じゃなくたって…」
そう口ごもる留美菜に
「そう、誰にでも出来る事だけど皆が皆必要な時に気付ける訳じゃ有りませんよ?」
春蘭が言い
「私は特別優れてる訳じゃ有りませんよ?私に有るのは経験の長さですからね」
ミナも言い
「みこちゃんが好きならみこちゃんの期待に応え無きゃ…留美菜ちゃん
命様は祈りに集中しなさいと言ったんですよ?
余所事を頭から追い出してっ!」
そのチサのいつもと違う強い口調に驚いて再び祈りを再開する少女達
重い沈黙の時が流れ…
―美菜…私を求めし者よ私の声が聴こえたのなら返事をしなさい―
その呼び掛けにようやく気付けた留美菜が目を凝らして見ると徐々にその姿がはっきり見えてきて精霊の巫女でない少女達の目にも見えてきた
「貴女様は…」
その留美菜の問い掛けに
ー私は氷雨の精、水の精霊の巫女の為力を求める貴女の想いに応えし者
です
留美菜に覚悟があるのなら私を受け入れその霊力を手に入れなさいー
そう言われ左手を掲げ
「私をお導き下さい氷雨の精様…」
留美菜がそう答えると氷雨の精も留美菜の手を取り契約を交わした
「少し横になると良いよ留美菜ちゃん…」
りんがそう留美菜に声を掛けると
「皆さん、みこちゃんに命を救われた私と翼ちゃんはりんちゃんと同じです
私も皆さんと同じ仲間なんですよ…」
そうチサが言うと
「未熟な私達に貴女達を待つ余裕は有りませんけど共にみこちゃんにお仕え出来る日まで頑張りましょう…」
春蘭が言い
「私達は仲間…!ですからね…」
ミナも言うと頷く一同だった