① 廃坑
「 又、地下迷宮? 」
ウンザリ顔の真琴の呟きに女剣士は
「 いいえ、ここは迷宮と言うより廃坑の様ですね…どうやら元は炭鉱だったようですが… 」
流れの無い、淀んだ空気から元石像はそう判断して真琴にそう告げてからもう一度注意深く周囲を見回してから
「 取り敢えずこの坑道がどれ位続くのか解らないのなら一度休憩を取りましょう 」
そう真琴提案すると
「 そうだね、みこの様子はどう? 」
真琴も大きく息を吐き出してからそう言って現状確認のために命の様子を聞くと
「 呼吸も脈拍も大分落ち着いて来たようです 」
注意深く観察してからそう答えると
「 そう、じゃあ比較的見通しの良いこの辺りで休憩を取ろう… さすがの僕もお腹空いてきたよ 」
「 その剣を背負ったままでは座り難いでしょうから外したらどうですか? 」
「 ああ、あまりにもの軽さに背負っていた事を忘れてた 」
椅子状の岩に真琴が腰を下ろしその隣に女剣士は胡座をかいてその足の上に命を寝かせた
ついで、リュックからなめし革の袋と水筒を取り出し真琴に手渡した後に
「 真琴、神剣を見せてもらえませんか? 」
そう真琴に頼むとその真意がわからないものの
「 ?、良いよ 」
と、答えてから剣に手を添えると背負ったその剣から伝わってくるはずの力、神通力が全く感じられず訝しげに抜き放ち驚いた
「 えっ…、何これ…一体何が……? 」
そう驚きの声をあげる真琴を見ながら
( 命様の言ってたのはこの事なのですね… )
そう思いながら
「 ごめんなさい、真琴…これを命様から預かっています 」
そう言って差し出されたそれを受け取り
「これはみこの勾玉?」
そう問い掛ける真琴に
「この勾玉を剣の柄に埋め込むように伝えなさいと命様からのご伝言です」
そう答える石像に言われて受け取った勾玉を通りに柄に押し当てると勾玉は柄に入り込んでゆき元々そう言うデザインであったかのように収まった
― 剣を正眼に構えこう叫ぶのです、"我の呼ぶ声に応え、目覚めよ黒炎竜 ”と―
「 命の声が… 」
そう呟き言われた通りに真琴が叫ぶと勾玉から黒い炎が吹き出し黒炎となって刀身を覆った
―その状態の剣を鞘に納める事が出来たら剣は貴女を正当な主と認め貴方に従います…さあ、剣を鞘に納めなさい―
その言葉に
「 わかった…やってみる 」
そう答えると、腕に魔力を集中し抗う剣を鞘に納めると再び剣は落ち着きを取り戻した
「 魔剣黒炎竜…レム…あ、勝手で済まないけどいつまでも名無しのままでは不都合だからそう呼ばせてもらうけど構わない? 」
容姿が変わったからと言って直ぐに何かが変わる訳でもなく相変わらずの無表情で
「 命様に差し支えなければ私はどのように呼ばれても問題ない 」
と答え
「 その命様と呼ぶのも何故?そもそも何故姿が変わったのさ? 」
一 目見た時からの疑問を口にした
命との主従契約、外での行動に差し支えの無い姿に変えられた事をかいつまんで説明されると苦い顔をしながら考え込んだ…
真琴の食事が終わり再び出口を求めて歩き出した
レムと真琴の二人に
「 血の匂いがする…それもかなり大量の血のね…」
一瞬二人はお互いに顔を見合わせたが相手が言ったのでは無いと知り困惑していると
「私の言った言葉の意味が理解出来ないのですか? 」
命は苛立ちを隠すことなく二人に怒鳴り付けると
「 僕にはそんな匂い全然しない「当たり前です、私の嗅覚は野生動物以上に鋭敏な五感なのですから貴女達がわからなくて当然です
が、どうやらこの洞窟内ではなく外から匂って来てるようですね… 」
そう言われて更に歩き続けていると
「 血の匂い端じゃ無く肉の焼け焦げる匂いが… 」
不快そうに歪む命の表情を見かねた真琴が
「 命をお願い、先に行って様子を見て来るっ! 」
そう言って真琴は出口に向かい駆け出していった
② 運命の出会い
様子を見に行ったはずの真琴は、ただ様子見で終わらず足元に横たわる少女を庇いながら4~5人の敵と闘っていた
敵はあまり生気の感じられない盗賊でその風貌からは想像出来ないほど機敏な動きで真琴を圧倒的に翻弄していた
だが、やはりゾンビなのだろうか?
女剣士と命の出現には全く気付かず、気付く前に女剣士に斬り倒されていた
「 僕の治癒呪文ではもう間に合わないからみこの勾玉をこの子と抱えている仔猫にあげて欲しいっ! 」
そう真琴に頼まれた命はその希望のままに少女の前に座らせてもらい黒い勾玉の小さいのをひとつずつ少女と仔猫に埋め込んだ
少女と仔猫はレムの時と同様に黒い煙に包まれるのを見て
真琴に二人の護衛と治療を任せて命は女剣士に村の中心らしい方向に歩くように指示した
動くモノの気配はするがやはり生きる物の気配がない
…否、居た…大勢の敵に囲まれていた
大して強く無いとはいえ倒しても倒しても何度も起き上がり向かって来る敵にいい加減ウンザリって表情を浮かべる謎の戦士に
「 上に跳んでっ! 」
頭の中に響いたその声に何の疑問も持たず跳躍
間髪を入れず命が放った黒炎竜がそこに居た敵を総舐めにする
命とレムに気付き屈託の無い笑みを浮かべ二人に近付き命に手を差し出して
「 面倒臭い奴等を始末してくれて助かったぜ、アンタ等も水の精霊を救出に来たのか? 」
そう言われて最前から感じていた精霊の気配に納得した命は
「 水の精霊?別に…私逹はたまたま通り掛がっただけで精霊が居るなんて知らなかった
ただ、闇の者が嫌いだから余計なお世話と知りながら貴女の闘いに介入した 」
「 いやぁ~、ちっとも恐かねえが面倒臭ぇ~し鬱陶しい奴等だと思ってたからな、感謝してるぜ! 」
眉を潜めた命が
「 その水の精霊の気配が薄れている 」
そう言い命が指差す方に駆け出す二人の女戦士
水の精霊が封印されているらしき物を祭壇に捧げて封じようとをする者を一重二重に守る者たちは明らかにゾンビの群れだった
個々の戦闘力は低いが恐怖も痛みも感じ無い厄介そうな敵を前に
「 あの程度のモノ逹なら何ら問題ない…私を水の精霊の元に投げなさい、封印儀式が終わってしまうその前にっ! 」
自らは何の策も思い浮かばないその戦士は命の命ずるままに命の身体を思い切り投げ飛ばした
命の接近に気付いて封印儀式を行っていた首領格が一時封印儀式を中断し剣を抜き身構えたところに手を伸ばした命が飛び込んだ
命の右手が封じられた水の精霊を掴み敵の剣が命の身体を貫き…
唇から血が流れフッと微笑み精霊を体内に取り込むと
― 爆炎竜《ばくえんりゅう》ー
そうスペルを唱えた
至近距離でこの呪文を受けた者逹は瞬にして蒸発したがその凶悪な爆炎は術者で命自身無傷で済むはずもなく全身に大火傷を負いピクリともしない
「 み、命…様? 」
そう声を掛けたが意識の無い命からのいらえは無く
「 済まないがあの方を頼む… 私はあの方の姉を案内してくるからその間見守っていて欲しい… 」
相手の返事も待たず真琴の元に駆け出したレム
暫くして余り要領を得ないレムの説明を受けて駆け付けた真琴が見た命の姿は最悪だった…
全身に酷い火傷を受けていたのは勿論おそらく心臓貫いているようにすら見える剣の突き立った姿を見て冷静さを失った真琴は命の側で仁王立ちの女戦士に構わず命の身体に触れようとしたら
「 触るなっ! 今、水の精霊がこの子を体内から治療中だ
水の精霊の許可が出るまで剣もこのままにしておくようにと、そう言われてる 」
そう強い口調で言いながらも本人も納得してない表情に何も言えずただ見守るしか出来なかった
真琴とり悠久の時とも言えたが実際には四半時位の時間が経過する頃命の身体から蒼い煙が立ち上ぼり女性の姿になった
― 一応の処置を施しましたが… 貴女が真琴ですね?治癒魔法を施しながら剣を慎重に抜きなさい、くれぐれも慎重に… ―
そう告げられその通りに命の身体に生えていた異物を取り除いた真琴に
― 私に出来たのは傷の応急措置のみ… ですがこの生きる事に否定的な娘の霊を呼び戻すには至りません …
無論、出来うる範囲で手助けわしましょうが… 解りますね?今私に言えるのは頑張りなさいだけです
私はこれよりこの娘を私の巫女とし… 私を取り込んでしまったのだから拒否権は認めません… ―
「 水の精霊の貴女の言葉を遮るご無礼をお許し下さい… 」
更に真琴が言葉を継ぎ
「 僕と命は黒き魔力を持つ者で精霊の巫女になる資格は無いはず? 」
その二人に微笑みかけ
― それこそが大いなる勘違いの元でこの娘の魂は魔女の… 黒き魔女の魂ではあるけれど闇に落ちてはいません
貴女逹に勘違いさせた原因、それは黒き魔女の魂とその膨大な魔力を手に入れようとまとわりつく闇の者のせい
この先この娘が闇に堕ちるか否かは側にいる貴方逹次第…
無論水の精霊の巫女を導きはしますが最終的には巫女を囲む者逹次第… 期待してますよ ―
「 なぁ、水の精霊よ…アタイはず水の精霊の巫女がアタイを導くのだから先ずはアンタを救出するよう言われたんだが…この娘につい行けば良いんだな? 」
女戦士の問い掛けに
― それは私が決めることでは無いけど… 少なくともこの娘について行くのは苦難の連続でしかありません
それだけの覚悟が無いので有ればここで袂を分かつことお勧めします ―
「 ふんっ… 苦難ね… 運命から逃げて後悔するよかましだろう? 」
と、不適な笑みを浮かべて見せ
「 僕は嫌だ… 命が諦めずに生きてくれるのなら… 逆に命の手を引いて命の前を歩きたい… 命の行きたい方に導くために… 」
と、逆の意味でついて行く事を拒否する真琴に
「 私は命様を主と受け入れたのだからついて行くのみです… 」
三人がそれぞれの言葉で運命を受け入れたの聞き
― 取り敢えずこれを貴女方に託しましょう ―
そう言って蒼く染まった勾玉をいくつか真琴に手渡し
― これらが貴女方の力になるはず…巫女の事を宜しく頼みましたよ ―
そう言って水の精霊は命の心の奥深くに潜っていくのを見送った
「 今更だけど一応お互いに自己紹介した方が良いみたいだね…
僕は真琴でこっちは双子の妹の命に命の従者のレム…貴女は? 」
問われた女戦士は
「 アタイは賞金稼ぎを生業にしている鬼百合ってモンだ、鬼百合と呼んでくればいい
アタイは月影の国経由でこの島に来たが、北の方からここに来る途中に在った集落は何処もここと同じ様な有り様で…
アタイが見た限りじゃ少なくと命やその二人の少女逹を休ませられそうな場所は見当たらなかった… 」
そう言われた真琴は
「 じゃあ南に向かえと? 」
鬼百合の進言に真琴が即座に答えると
「 多分な… この島は中央の山岳地帯を挟んで二つの国が分割領有しているから山を越えれば或いは…
だが間も無く日が暮れるんだから今夜だけはこのままここで過ごした方が良いだろうな… 」
その言葉に暫し考え込んだ後に
「 迷宮で生まれ育った僕達がこんなことをゆーのも何だけど…貴女は普通の人間では無いはず? 」
ちらっとだけ真琴見た鬼百合に
「 貴女が本気で命の力になってくれるのなら貴女の隠してる腕が欲しい 」
今度は意味ありげに笑いなから
「 ほおっ、アタイの腕をどうする気なんだい? 」
鬼百合がそう聞くと
「 貴女の腕を触媒にすればきっと凄い戦士が召喚出来るから… 外しても差し支え無いんでしょ? 」
更ににやにや笑いながら
「そんな禁呪に近い事をしていもお前は平気なのか? 」
そう聞かれて
「 全く問題ない、それが許されないのなら石像に人の姿を与え仮初めの命を吹き込んだみこもまた許される筈はないのだからね… 」
そう聞いて破顔一笑の鬼百合は
「 なら問題ねーなっ! 命は精霊の巫女に選ばれたんだからな
そーゆー事なら喜んでアタイの腕を差し出そう 」
そう言うと鬼百合の脇腹から四本の腕を生え抜け落ちた
「 んで、その召喚とやらはどうやるんだい? 」
と、子供の洋に好奇心に満ちた目をして聞かれて真琴は
「 見てれば解るよ 」
とだけ言って自分のリュックの中から黒い勾玉と白い勾玉を2個ずつ取り出すと先ずはそれぞれの右腕に黒い勾玉、左腕に白い勾玉を埋め込んだ
「 これで終わりで直に終わるから今後のことはその四人も含めて相談しよう 」
そう真琴が告げると
「 なぁ、ひとつ聞きたいんだがアタイ自身がその勾玉を受け入れたらどうなるんだ? 」
と、考え込みなから聞いてくる鬼百合に
「 具体的にはちょっと…魔導師にはなれないだろうけど魔力を帯びた武器をより使いこなせる様な魔戦士になれるんじゃないのかな? 」
同じく考え込み、言葉を選びながら答えると
「 なら… 少なくとも強くなれるのは間違いないんだな?だったらアタイの分も勾玉をくれ
あの程度の雑魚に手間取ってるようじゃ先が思いやられるからなっ! 」
陽気に言う鬼百合に頼もしさを感じながらこれで良いかな?と黒い勾玉をひとつ取り出すと
「 どうせならもう後10個貰って全部で11個欲しいぜ
おそらく勾玉を受け入れりゃ腕の再生も早いだろうからな
それにお前がさっき言ってた魔力を帯びた武器も欲しいからこの剣と片手斧に埋め込む分もな
後、アタイ自身のは有ればもっとでかい奴を頼む」
腰に手を当て笑いながら言う鬼百合に
「 申し訳無いけどこれよ大きいのは… 「 これ位ならどうですか? 」」
そう言って差し出したのは真琴の勾玉の二倍はありそうな大きさの勾玉では
「 みこの勾玉…だね? 」
「 勿論そうです…でなければ魔導師で無い私が持ってる筈有りません 」
そう言いながら鬼百合に手渡すと受け取った鬼百合嬉しそうに勾玉を鬼百合に渡すと受け取った鬼百合は嬉しそうに
「 そうか、お前達… 」
そう勾玉に語り掛けていた
そうこうしているうちに煙りの中から四人の戦士が現れ出たのを見た鬼百合に
「 んで…これからどうするんだ?…」
鬼百合にそう聞かれて
「 え…いや…僕達はこの辺りの事は何も知らないから… 」
「 いや、それ以前の問題で名前がなきゃ話もし難いだろ? 出来りゃお前逹が名前を付けてやって欲しいんだがな? 」
と、言う鬼百合の言葉に
「 私の名も真琴が付けたのだからその者逹もそれで良いのではないのでしょうか? 」
そう言って真琴に丸投げのレムに溜め息吐きながら四人を見たがただ黙って頷くのみ
諦め今度はじっくりと観察してみた
双子の様にそっくりな二人は拳闘士風の出で立ちに鏡あわせの如く左右対称だった
そんな二人に
「 右肩に肩当ての有る貴女は阿、左肩に肩当ての有る貴女は吽で共に古の闘神から頂いたもの 」
残る二人に目をやると蒼い目の四人中では一番小柄で細身の剣を腰にさした剣士に千浪、阿吽より頭ひとつ背の高い剣士には沙霧と名付けると頷く四人
「 早速で済まないが阿吽は生存者の有無の確認と短いとは言え10日間の強行軍だ… 子供逹に必要そうなものを調達して欲しい 」
二人が頷き駆け出すのを見送り
「 千浪と沙霧は食料の調達を頼む… 真琴はその具合の悪そうな娘逹の治療でアタイとレムで警護するで良いな? 」
戻って来た四人はそれぞれに投網を担ぎ魚をくくりつけた縄を何本も持った千浪
狩猟用の弓を背負い数羽の山鳥を腰に下げた沙霧
甘い香りのする木の実を袋一杯持って来た阿
吽は必要と思われる色々な雑貨類を持って戻ってきたのは日もどっぷり沈んでからだった
魚焼き立ての魚は熱いけれども柔らかくて良い香りがした
レムも初めての食事は楽しいものなのだと思えた
「 真琴は食後魔力の回復の意味からも少し休んでおきな、アタイは今から勾玉取り込むからその間はレムに従ってくれ
後の二人の名前も真琴に頼むし、こいつ等も預ける 」
そう言ってレムに愛剣と片手斧を預けた
鬼百合が結界に隠る中… 二人の格闘家タイプの戦士が目覚め闘嘩と舞と呼ぶことにし、剣鉈とソードブレーカーと勾玉を刀身に埋め込んだ妖刀にバトルアックスが突き立っていた
「 僕の独断で申し訳ないんだけど沙霧さん…貴方に魔剣を預け、千浪さん…貴女にはソードブレーカーを預ける
勿論、この剣鉈とバトルアックスは鬼百合さんに使ってもらうよ 」
そう言って真琴から魔剣とソードブレーカーを受け取った二人
沙霧は細身の長剣を、千浪は細身小太刀を各々にレムに渡して
「 真琴、私達の持つ武器も強化してもらうわけにはいかいだろか? 」
そう言われて頷いた真琴に沙霧は狩猟用の弓矢に刀子10本を差し出しその内の一本を別にして
「 戦いの場が必ずしも剣が振るえるとは限らないし武器としてばかりでなく肉や魚をさばいたり木の実や草の実の皮を剥いたりするのに重宝するから持っていると良い 」
そう言われて受け取りながらこれからはそう言った使い方をする場面が増えるのだろうと思い
「 有難うございます、きっと色々役立ってくれると思います 」
そう言って真琴が刀子を受けとると
「 ならこれも巻いとけば刀子を差しておける 」
そう言って千浪がサッシュを巻き付けて真琴に取りやすい位置に刀子を差して見せた
千浪は小太刀にレムの長剣と小太刀にサーベルとレイピアに各々黒い勾玉を埋め込んでから真琴は休み他の戦士達は交代で休むことにした
翌朝結界から現れた鬼百合は深紅の胸当てに腰には蠍の尾を思わせる鞭を巻き付けた姿を一同に見せた
だが、少し遅れて結界から姿を表した命の変化は更に大きく、黒い瞳と長い髪はコバルトブルーの髪とダークブルー瞳に変わり…
何よりも幼児体型とも言えた体型はスリムになり…
人形めいた八頭身の人間放れした姿に変わっていた
たがそれより一同を驚かせたのは目を閉じたままの命が喋り出したことだった…
そして、それがいったい何を意味するのか…どういう事なのかは皆はすぐに気が付いた
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