世界?相手取れますが何か?   作:クロレンス

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んあ?決闘?じゃあ一夏に賭ける by.主人公

やべ、仕事してたら遅れてもうた。

ダッシュで1-1を目指す。

廊下を走るな?知るかそんなもん。

 

 

お、見えてきた。

さっさと入ろう。

そして何事もなかったかの様に装いつつ、千冬に怒られないようにしなければ。

 

 

『ガタン』←椅子が転がった音。

『ガラッ』←ドアを開いた音。

『バン!』←机を叩いた音。

『パァァァァン!』←主人公の頭に主席簿(閻魔の小槌)が炸裂した音。

 

「オフゥ!?痛って、殺す気かって」

 

「死なないといったのはお前だろう」

 

「そう言えばそうだったね」

もちろんのことながら先程のは千冬の攻撃だ。

危うく舌を噛むところだった。

 

しかし何か変なものが入っていた気がするのだが。

何かあったのかね?

 

椅子の音はセシリア・オルコットが立った音か。

机の音もセシリア・オルコットだな。

んー?なるほど。

 

すべての合点が付いた俺はセシリア・オルコットに近づく。

 

「よしお前今から食堂に行って小魚を食って来い、カルシウム取れカルシウム」

 

「なんのことですの?」

おや、違ったようだ。

仕方ないな、もう一度考えるか。

 

「授業で分からない所があるなら、手を上げるだけでいいんだぞ」

 

「だから!なんのことですの?」

 

「さあ?でも俺にはお前の事が全く分からない事が分かった」

うん全くわからない。

束にも千冬にも楯無にも言われたなぁ「貴方は女心がわかってない!!」って。

え?そういうことじゃない?どこが?まあいいや。

 

「で何があったの?」

 

「クラス代表への推薦で仙崎と織斑が選ばれました」

麻耶ちゃん(山田先生の事です)が答える。

 

「ふーん、で?君は何してんの?」

そこまではわかった、なんとなく。

で、問題はこの子だ。

 

「私は―――」

 

「あ、ちょっと待って。千冬!」

俺はあることを聞くために千冬を呼ぶ。

 

「ん?なんです?」

千冬は自然体だ、なかなか今日も決まってるな。

水着や私服やジャージもいいが、やはりスーツが似合っているな。

 

む、いやいや、そんな事ではない。

いや、それも重要だが、そうではない。

 

「真面目にやった方が良い?」

 

「当たり前です」

「はい、当たり前です星神先生」

「最初から真剣にやればいいのに」

「ハハ、社長らしいや」

「昔、姉と居た時と変わりませんね」

あれ皆、酷くね。

あと一夏、後で個別指導室に来るように、心配するな一瞬で終わる。

桜夏、社長らしいって何だコラ、かなり真面目にやってるつもりだ。

さて、真面目に行こうか。

 

「それで何かな?」

 

説明しよう! by.作者

真面目モードとは、主人公が面倒事に挑む時や交渉や真剣戦闘時に発動するモードだ。

どこぞの主人公みたいに髪の色が変わるとかはない。

ただ少しだけ(主人公からすれば)威圧感が上がり、目つきが鋭くなるだけ。

ちなみになんで戦闘時に使うかといえば、反射神経や勘を鋭くしたり、筋肉をすぐ使えるようにできるため(瞬間に最高のパフォーマンスができる)

ちなみに何時も使わないのは疲れるから。

 

「ゴホン!クラス代表にはクラスで最も優秀な者が務めるべきですわよね!」

 

「そうだね」

俺は教壇に上がる。

 

「でしょう!そしてそれは私なのですわ!」

 

「ふむふむ」

俺は紙を折り始める。

 

「つまりこのクラスのクラス代表は私が務めるべきですの、それを面白いもの見たさで推薦するなどと、恥知らずなことを!」

セシリア・オルコットは周囲を睨む。

顔をそらしてしまう者や、気まずそうに顔をうつむかせてしまったりする。

 

「ちょい待ち、確かにおかしいかも知れないが、その言い方はないだろう」

俺がたしなめると、セシリア・オルコットは「申し訳ありませんでした」とみんなに謝る。

うん、いい子じゃあないか!何なんだろうね、なんでここまで歪んだんだろう。

 

「ごほん、私はここにISを学びに来たのです。それをこの学芸会の様なお気楽ムードで過ごされては困るのです。大体このような文化の後発的な島国に居ること自体が私にとっては耐えられるものでなく、大体この国から出たブリュンヒルデやエンペラーも――――」

 

『ガァァン!!』←一夏が教科書で机を叩き割る音。

『グシャッ!!』←桜夏の机が捩れ潰れた音。

 

「大したお国自慢もないここより小さい島国から来た割に偉そうだな!!」

「その言葉の先をォ言うことはァ許せェないよねェェ!!」

一夏は殺気を振り放ち、威圧を仕掛ける。

桜夏は不気味に笑いつつ、幽鬼の様に立ち上がる。

 

二人の純粋な威圧と歪んだ威圧。

セシリア・オルコット以外には威圧を行っていないようで、みんな不思議な顔をしている。

セシリア・オルコットはまだ耐えてるな。

 

ていうかお前ら――――

 

「机を――――」

俺は二人に近づき頭を掴む。

 

「「へ?」」

二人は目を丸くする。

そして振り向こうと、ちょうど二人の顔が向かい合うところで、力を込める。

 

「壊すな!!」

 

『ゴイィ゛ン』←額どうしが激突した音。

『ドサッ』←下に(まだ生きてます)が落ちた音。

 

 

「「「「「「「・・・・・・・」」」」」」」

フム、どうした?静かになって。

 

織斑先生(・・・・・・・)山田先生(・・・・・・・)

しかしそんな事を気にしている訳にはいかないのでな。

さっさと話を進めさせてもらおう。

 

「「はい」」

 

「この二人とセシリア・オルコットで戦わせて、クラス代表を決めてくれ。対戦の順番はそこにあるくじ引き(さっき作った)で決めるように」

 

「「はい」」

 

「この二人には専用機を与える、データも一緒に取るように」

 

「「はい」」

よし、セシリア・オルコットも異論はないようだし、こいつ等連れて行くか。

 

「ここは任せる。こいつらは午後に返す」

 

「「了解しました」」

個別授業のはじまりだ。

大丈夫だって、軍隊訓練の6倍の辛さしかないから。

 

 

 

注:二人は無事、午後に教室に戻っていました。

  二人はセシリアに短く誤ると、机を持ってきて授業を受けました。

  その目は死んだ魚の様だったとさ。

 

 

 

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