「よう!セシリア・オルコット、良い事あった?」
「セシリアでいいですわ、それと最高に良い事ならありました」
俺はアリーナの中央に浮いていた。
セシリアはカタパルトから出てくると、笑顔だった。
そのため「良い事あった?」と聞いたのだが、なんと最高に良い事があったそうだ。
どうせ桜夏だろ、むしろ123%桜夏だ。
「じゃあセシリア、何か言いたいことある?」
俺が言うと同時にセシリアは俺と同じ高度に来ていた。
そしてスターライトMkⅢを俺に向けた。
「私が最初からブルー・ティアーズを出すのと出さないの、どちらがよろしいですか?」
なんか舐めていると感じたので。
「じゃあ出しといて」
と言ってみた。
「行きなさい!!」
4つのブルー・ティアーズが展開された。
それと同時にスターライトMkⅢがレーザーを発射する態勢に入った。
「展開」
ざっと説明書きを見て覚えた近接ブレードの性能を思い出し、最適の一本を手に呼び出す。
光が現れ手に刀が出現した。
「
現れた刀は刃の部分が2m近くあり、左右の面に3対の線が走っていてその部分は蒼白色、それ以外は銀色。
「切り刻め“神山”」
左の三つの線と右の三本の線が蒼い光を発生させ始めた。
俺は説明書きをもう一度見て、刀を右手に持ってぶら下げた。
「踊りなさい!
セシリアが洒落たことを言うので、張り合うことにした。
「ゴメン、最初に箒と踊るから、その後でね」
どこからか箒の声が聞こえてきた気がした。
俺はかなりの『箒大好き病』であるため、きっと幻聴なのであろうが。
「な、何を言っているのだ!聞いているのか!?」
幻聴かと思ったら通信だったようだ。
ま、なんでもいいけど。
「ハッ!」
俺はレーザーに向けて『神山』を
「な、何を・・・?」
すると真横や後ろから迫っていたビットのレーザーが
いや、俺が切ったのだ。
「ははッ」
思わず笑いが溢れる。
説明書きを読んで分かってはいたが、流石に非常識だった。
[説明書き:六刀神山]
[この武器は一度振るう事で、最大6つの斬撃を出すことができます]
[作り出された斬撃はエネルギーで作られています]
[本体を振るった範囲分と、同等の範囲分だけ作り出された斬撃は効果を発揮します]
[どこからどこまでを1振りとするかは、操作者の任意で変更可能です]
[斬撃は機体の半径8mを越えて作り出することはできません]
[
エラーが何なのかは分からないが、とりあえず凄まじい兵器だ。
俺自身の技と組み合わせれば、凄まじい攻撃ができそうだ。
「さあ、いくぜ!」
「っ!来なさい!」
まずは出力20%で様子見だ。
まっすぐ突っ込みながら、何回か刀を振って『六刀神山』の効果を発動させる。
その間にもレーザーが打ち込まれたが、斬る。
「まずは、オオラァァ!!」
左上から右下に斬って、様子見をする。
「インター・セプター!」
近接武器で防がれた。
刀の効果で連撃したい所だが、他に重要なものがあるので、そちらに斬撃を回す。
「もう一丁!!」
横に斬りながら後ろに下がる。
ここでも刀の効果は左右に使う。
「な、なんてデタラメな」
「それはこっちのセリフ!」
セシリアが撃ったレーザーは
先程は刀の効果をこの攻撃の迎撃に使っていた。
まだ分裂数は3から4といったところだが、まったくもってめんどくさい。
「何だよ、そんな攻撃は桜夏に使わなかっただろ?」
「先ほど使えるようになって」
なぜ顔を赤くする。
大人の階段でも登ったのかよ。
「あー、そういや
確か、「使用者の感情に起因して機能が解放されるようにして、・・・そうだ!――(30分間続くのでカット)」とかなんとか。
それも各国に、この機能付いた機体の原案を渡すとか言ってたし。
「なんですの?何か言いたいことでもありまして?」
「いや、なんでもない」
少し不利かと思ったのでもう一本展開させる。
「展開、
2.5mの
さらに鍔もなく、
「打ち壊せ“神凪”」
左手の棒に変化が現れた。
黒い
「さ、行くぜ?」
「どうぞ!」
前からレーザーの雨が降り注ぐ。
俺は『神凪』を一度振るう。
「ああ、また非常識武装ですの?」
「何その言い方、否定できないのが辛いけどさ」
俺の目の前には黒に侵食され消えていくレーザーがあった
[説明書き:無刀神凪]
[振るうと振るった範囲の半径1.5mの攻撃を無効化します]
[使用者が認識していないものは対象外です]
[
そう言えば『神山』も『神凪』も
つまり「
「行ッくぜ!!」
「ホント非常識ですわね!」
中途半端で切ってすいません。
次で決着しますので、もう少しお待ちを。