「ふむふむ、だんだん慣れてきたな」
「その武器も非常識ですが、貴方も非常識ですわね」
「酷い!」
これは酷い、泣きたく・・・・・・ならないけど。
慣れてきたものは仕方がないだろ!
「それを言うならそのレーザーだって非常識だろ!」
曲がったり増えたりするから、防ぐのが難しすぎる。
はっ!これが
「さて、もうそろそろ終わりにいたしましょう」
レーザーが増えた、本当に雨の様だ。
違うのは曲がっているところと、色が青いことぐらいか。
フェイントの間にある本命の攻撃が防ぎ難くて、めんどくさい。
「じゃあ、本気出すか」
俺はスラスターを起動させ、
そして凄まじい加速が発生し、機体は消えた。
「織斑君が消えた!」
「ワオ!これがニンジュツ!?」
「違うと思うけど」
「でも絶対違うとも言い切れないのが辛いね」
「できそうだもんね」
「そう言えば教科書で机を斬ってたっけ?」
「それはブシドーだろ?」
「仮面もしてないし、乙女座でもないけど」
「ん?友人が言っていたぞ?日本にはニンジャとサムライとマジシャンガールが居るのだろう?」
「マジシャンガールって何よ?」
「ブラックを付け忘れたんじゃない?」
「直訳をすれば~良いんじゃない~?魔法少女って~」
「おおー、のほほんさんが頭良い!」
「地面から雨が降るかも!」
「槍が降るかも!」
「レーザーなら降ってたけど!」
何やら観客席が騒がしい。
今の俺の居場所すら分からない様だが、それも仕方がないことか。
国家代表候補生のセシリアですら見切ることが出来なかったのだ。
完璧に見切ることができたのは、
影ぐらいなら、山田先生もセシリアも箒も桜夏も上の学年の何人かも見ることができただろう。
「な、どこに?」
セシリアはハイパーセンサーで探しているようだが見つけることは不可能だろう。
なぜなら俺はハイパーセンサーでちょっと探したくらいで見つかる所になど居ないからだ。
「あァ、のォ、馬鹿者ォ」
「まあまあ、
「あ、あの、織斑君は何処に?」
管制室でもカオスが繰り広げられてるって言うか、これ終わった後に俺は生きてるかなぁ?って言うか。
「しっかしいつまでもここに居る訳にもいかないし、降りるか」
俺が居る場所からはアリーナは小さく見える。
そう俺はアリーナの障壁を突き破り、遥か上空に居るのだ。
俺もちょっとだけのつもりだったが、一瞬でここまで来てしまった。
さすがに小さめのアリーナだからといっても、障壁を突き破るとは思わなかった。
いくら言い訳をしたところで事実に変わりはないのだから、反省して次に活かすとする。
「教訓は、出力を100%にして
全身が痛いし、目が
って、かなり重症じゃないか。
え~と、医療ナノマシン注入!
「さっさと戻るか」
出力100%で加速しながら落下する。
アリーナが近づいてきたので慣らすために、右に行ったり左に行ったり宙返りする等をしてみる。
そして何故か刀が無くなっているのに
「展開」
新しく刀を出すことにして、召喚しながらアリーナを目指す。
「雪片二型、雪片三型」
アリーナの地面から10センチに着いたので、緊急停止をする。
土煙が上がるが気にしない。
左に雪片二型、右に雪片三型を持つ。
[説明書き:雪片二型]
[通常は近接ブレードと変わらない外容]
[刀身を展開してエネルギー刀を発生させ、エネルギーで構成されているもの無条件で切り裂きます]
[更に展開したエネルギー刀を飛ばす事もでき、その場合も上記の能力は発動します]
[しかしエネルギーで構成されているもの以外にこの能力を行使した場合、それは発動しません]
[この能力を行使している場合、一定量ずつシールドエネルギーが消費されていきます]
[この能力の登録名称は“
[説明書き:雪片三型]
[通常は近接ブレードと変わらない外容]
[刀身を展開してエネルギー刀を発生させ、エネルギーで構成されているもの以外を無条件で切り裂きます]
[しかしエネルギーで構成されているものにこの能力を行使した場合、それは発動しません]
[この能力を行使している場合、一定量ずつシールドエネルギーが消費されていきます]
[この能力の登録名称は“
つまりエネルギーを切り裂く刀とエネルギー
「
両手を少し開いて、刀を召喚した腰の鞘に挿す。
「二刀抜刀術壱式より二刀術参式へ」
簡単に説明する。
突っ込んで抜刀し斬りかかって、回転を取り入れた斬撃で相手を殺す技だ。
「
まっすぐ突っ込む。
セシリアの所にたどり着くと同時に右の刀に手をのせる。
「インターセプター!」
セシリアはインターセプターを右手に持ち、左手を添えて攻撃に備える。
「オラッ!」
俺は右の雪片三型を鞘に入れたまま、鞘を持ってセシリアの左手を柄頭で弾き、そのまま動かして柄でインターセプターを弾く。
「零落白夜ァ!!」
左の雪片二型を抜刀しながら刀身を展開させ、零落白夜のエネルギー刀を発生させる。
そのままセシリアを狙い振り抜く。
「キャ!」
シールドを切り裂いた事により絶対防御が発動し、セシリアのシールドエネルギーが激減した。
俺はそのまま雪片二型を振り抜き、右に一回転する。
それと同時に右の雪片三型を抜刀し、一回転した所で雪片二型と縦に揃えてセシリアに叩きつける。
「無限黒夜ァ!」
雪片三型もエネルギー刀を発生させ、まず右下から上に斬る。
次に雪片二型をセシリアの
半回転しながら雪片三型を左肩に担ぐ様にして構えて体を左に捻り、半回転した瞬間に捻りを戻す力を使って雪片三型でセシリアの
最後に胸元を斬る力で両方の刀を右に構えると同時に体を右に捻り、捻りを戻す力で
ちなみにだが、ルビは本当に殺る時の場所だ。
「っ!!」
雪片二型と雪片三型を突き出すと、セシリアは後ろに吹き飛んだ。
そしてアリーナの壁に叩きつけられた。
「勝者!織斑一夏!!」
ブザーの様な物が鳴ると同時に、山田先生の声が届いた。
どうやら勝ったようだ、当たり前だが。
「あー、楽しかった」
セシリアは壁に叩きつけた時に失神したようで、まだ壁に埋まっている。
そばに行き、引っ張り出す。
そのまま持って帰る。
え?お姫様だっこ?
なんで俺がしなきゃいけないんだ?
桜夏がすればいいんだよ。
俺は箒以外にはしない。
「箒、ただいま」
ピットに戻ると箒が居た。
俺が声をかけると、小走りで近づいてきた。
「一夏、おかえり」
箒は微笑んで返してくれた。
いい
「あ、危なッ!」
何か後ろで騒いでいる奴が居るが、前に女神が居るため無視。
俺はISを解除して箒の前に立ち、箒の両肩を掴む。
「箒」
「一夏」
俺が名前を呼ぶと、箒は頬を赤くしながらも俺の目を見て名前を呼び返してくれる。
そして二人の影は重な――――
「箒ちゃーん!おねーちゃんが・・・ってあれ?」
その時ばかりは
(久しぶりに)注:部屋に帰ってから二人はイチャつきましたとさ!!
戦闘シーンが分かりにくくてスイマセン。
感想・質問、待ってます!!