そうだ、転校生が来るぞ、三名ほど by.主人公
「と、いうわけで、転校生が来るぞー」
「ツッコまない、絶対にツッコまない、落ち着け俺のツッコミ魂、餅でも食っとけ俺の口」
「無駄だ、社長の
朝から喧しいぞ、そこの男子。
先生からのお知らせを言っただけだ。
朝だからって気を緩めるな。
「前列にいる芸人Aとその後ろの社員A、俺の言いたいことはわかるな?」
「はい!うるさいから黙っとけ!です!!」
「はい!社長ではなく先生と呼べ!です!!」
分かっているなら、初めからやれ。
全くお前らの緊張感のなさに、先生は呆れたぞ。
「じゃあ、クラス
「横暴だ!横暴だぞ!しゃちょ―――じゃなくて先生!!」
「ふははは!勝った!勝ったぞ!諦めろ桜夏!!」
「なんだとコラ!その無駄にイケメンの顔を捻り切ってやろうか!?」
「あ゛あ゛ん!?その無駄に
「殺んのかコラ!」
「殺ってやんよ!」
ヒートアップしているようだな、流石にお前らも高校一年生だからな。
そういう事もあるだろう。
先生はそれ自体を止めろとは言わんよ。
ただな―――
「教室で殺るのは止めろ!!!」
『ゴギャ!』(机に頭がめり込む音)
「「ぶべッ!!」」
思わず
しかし今のは間違ってはいない、こちらに正義は有り!だ。
机に多少めり込んでるが、気にしなーい気にしなーい。
「安心しろ、クラス代表には俺から指導を受けてもらう」
「なんで!?」
「
「おら仙崎、俺が何を殺ったよ、ええ?」
「すいませんした!!」
「ははっ、バーカ!」
「許さん、二人共に制裁だ」
「え?俺も?」
『ゴギャ!』(机に頭がめり込む音)
所々おかしいところがあるが、スルーだ。
スルーできない時はスルースキルを鍛えろ。
毎日たったの50回、ツッコミを我慢できればスキルレベルアップだ。
今もまた殴ってしまったが、気にしたら負けだ。
しかし安心してくれ、机にめり込んでいるだけだから。
「よし、ここから先は織斑先生に進行してもらう」
「はぁ、千冬お姉様、今日もお綺麗ね」
「ここは凛々しいが正解でしょう?」
「私はお綺麗なお姉様が好きだ~以下略~」
「ふはは、甘いわね~以下略~」
「~全略~」
「全部省略された!?」
「どうしたの?鷹月ちゃん」
「多分気のせいだとは思うけど・・・・・・」
「それはどうかな~?」
「わっ!?本音!?今までどこに!?」
「寝坊してました~、エヘヘへ」
「おいお前ら全面的に同意だが落ち着け、そして
「「「「「「「同意するんだ!!」」」」」」」
何を当たり前のことを。
大体だな!この学校の『千冬ファンクラブ(アヴァロンの全面バックアップ付き)』の会員ナンバー1と会長は俺だぞ!!
俺の
「星神先生♪」
「お~う、何だ織斑先生じゃないか、どうしたんだ?」
千冬が笑顔で近づいてきた。
流石に怒られるかと思いきや、一周回って嬉しそうじゃないか!
そうだよね、愛さえあれば―――――
「一回、死んで来い」
「
『ボォン』(出席簿が常識外の
『ドォォン!!!』(出席簿が当たった音)
『ドゴォォン!!』(衝撃波&その他諸々が当たった音)
『ガリィィン』(
『ヒュゥゥゥゥ・・・・・・・・グシャ』(何かが飛んで行き、地面に着地した音)
『ガタガタガタガタ』(教室内で震える椅子や机の音)
―――なんて思っていた時がありましたとも。
俺が吹っ飛ぶとは、音速の何倍だよ。
だいたい俺は千冬のことを褒めちぎっただけで、何も悪いことはしていない。
愛情表現だとしても、酷すぎるだろ。
こう、なんていうのかね、良いイベントが欲しい。
朝、起きたらベットに千冬が居るとか、これはよく束と一緒に来てるけど。
朝、朝食を作ってくれるとか、これも束とよく一緒にやってるな。
うんあれだ、なかなか俺はリア充しているらしい。
「あ、ヤベ、布仏を忘れてた」
まあいいや、千冬が何かしているだろ。
行きは飛んで帰りは歩行、それが今の俺の状況。
ついでに転校生を職員室に迎えに行こう。
~職員室へ急ぐ主人公~
「転校生3人組!こっち来い!」
職員室の一角にあるソファに座っているのを見つけて、声をかける。
3人の内2人、銀髪に金髪とは対照的だな。
若干1名程、知っている奴がいるが。
「了解しました」
「あ、はい!」
「分かってま~す」
一人は明るいが悪い意味で軍人風、一人は明るいし良い意味で女の子だな、最後のは言う必要なし。
一見すると対照的でも、奥を探れば根は同じ、一人を除いて。
両方共に劣等感を抱いているわけだ、一人を除いて。
最後のはアレだ、自信の塊だ。
先生に隠し事は不可能ですよ、
「あ~、ラウラ・ボーデヴィッヒとシャルロット・デュノアと凰鈴音でいいんだよな」
「ハッ!そうであります」
「はい、そうです」
「昔から知ってるじゃない」
「あ~ボーデヴィッヒ、軍隊じゃあるまいし敬礼はいらん、凰は此処が何処だか考えろ」
「了解しました」
「は~い」
俺、ボーデヴィッヒに敬礼されるようなことをしたっけ?まあ世界経済は握ってるけどさ。
そして凰はなぜ不満そうなんだ、桜夏と結婚したければ本人に言えと言ってるだろ、俺の所に来るな。
「じゃあ教室に行くからな、そのあと自己紹介だ」
「了解しました」
「はい!」
「はいはい」
「最後に自己紹介での注意だが、できるだけ面白い自己紹介をしろよ」
「はい!・・・・・・え?」
「了承しました!」
「得意分野ね、簡単よ」
うん、デュノアはボーデヴィッヒを見習え。
疑問を抱くな全てYESで返せ、無理なら反論して見せろ。
凰は滑らないように気をつけとけ。
「朝の時間が終わったら代表候補生達の模擬戦があるから、そのつもりで」
「はい」
「了解しました」
「了解~」
「その後で一般生徒にISでの基本操作を教えるが、大丈夫だよな」
「はい、大丈夫です」
「新人を教えたことなら何回か」
「任せてよね!得意よ!」
凰はいくつ得意なことがあるんだ。
ボーデヴィッヒは軍隊を参考にして欲しくはないな、あれ一般人にはキツイから。
「じゃ、行くか」
俺が先に歩いて、教室まで先導する。
背中に、羨望と畏怖と好奇の視線を感じながら。
~教室に戻る、途中に野生の生徒会長が出現したが、ちゃんと教室に投げ入れた~
「転校生連れてきたぞ~、おら男子二人は生き返れ」
「痛っ!」
「板っ!」
おい仙崎なんだ今の板って、言い間違えじゃないだろ。
それにしても、あれだけの時間があって復活しないなんて、先生はびっくりだよ。
さっさと○ケモンセンタ○か教会で復活してこいよ。
「よし転校生、入ってこーい」
3人が入ってくる、そのうち1名に仙崎と織斑と箒が反応する。
仙崎は他の2人にも手を振っていたが。
その他の女子は特に反応していない。
転校生を教卓の横に並ばせ、自分は教壇の千冬の横に立つ。
「はいじゃあ、自己紹介して」
ハリセンを取り出し、転校生らの後ろに立つのも忘れない。
「シャルロット・デュノアです、えーと、フランスから来ました、えーと、代表候補生です」
デュノアはチラチラとハリセンを持つ俺を見る。
俺が言いたいことは分かっているようだ。
「えーと、えっと、えーっと、スイマセン思いつかないです」
「はい、正直でよろしい」
『パシィッン!』(ハリセンの音)
「えふ」
デュノアには荷が重かったようだ。
次の人には期待しているよ、と目で語りかけてみる。
首を縦に振ったボーデヴィッヒが、半歩分だけ前に出る。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ、ドイツの代表候補生をしている」
後ろにいる俺に思考を割いてはいるみたいだが、前を見て話している。
出だしはいい感じだ。
「最近まで軍に居たので一般常識には疎い、しかしこれだけは言わせてもらおう」
ほうほう、いい感じに話に引き込んでるな。
ボーデヴィッヒは軽く足を開き、腕を前に振りつつ息を吸う。
「桜夏は私の旦那だ!!!」
「フラグがもう立っているだとォォォォ!!!」
「何言ってるのよ!」
「ま、まさかのライバルが・・・」
「はあ、言っちゃった・・・」
一番上から、ボーデヴィッヒ、織斑、凰、デュノア、仙崎だ。
そういえば仙崎は、各国を渡り歩いてたな。
「ラウラ・ボーデヴィッヒ!!」
「っ!?ハッ!!」
俺はボーデヴィッヒの名前を叫ぶ。
もちろんボーデヴィッヒは振り返る、敬礼しながら。
「言ってやってください!星神さん!」
「龍虎兄!ここは叱るべきでしょ!何この宣言!」
「そうだそうだ!怒ってくださいよ社長!」
「ハァ・・・・・・山田先生、我々は不干渉だ」
「え?あ、はい」
凰は何を言って欲しいんだ、俺はお前の味方でもなんでもないぞ。
織斑と仙崎、お前らは馬鹿か?星神先生と呼べよ、お前らにはチョークを食らわせてやる。
そして千冬、今日の俺はいつもより激しいと思うぞ、と目で語りかける。
最後にボーデヴィッヒの方を見て、頭に手を載せて笑顔を作る。
「良くやった!面白かったぞ!」
「ハッ!ありがとうございます!」
次は貴様だ、凰。
俺を満足させるものが出来るんだろう?見せてもらおうか。
「私は
ここまでは普通だな、いい感じではある。
「私と桜夏の恋路を応援する者は、えっと、私のところに来なさい!以上!!」
「二番煎じだな、面白くないぞ!」
『バズゴン!!』
ハリセンで殴る。
全く、期待外れもいいところだ。
二番煎じとは、卑怯な。
しかも1回詰まったし、最後ヤケクソだったし。
「じゃあ・・・・・・って、何これ」
振り向くと、教室は何故か静かだった。
男子2人と箒&オルコット&転校生組(凰以外)は何故か頭を抱え、生徒は顔を真っ赤にして
千冬は真っ赤になって隅っこに居るし、麻耶ちゃんも同じだ。
え?何があったの?
(なんと三回目の)注:なぜこんな事になっていたのか、説明しよう。
生徒全員:主人公のラウラ・ボーデヴィッヒへの笑顔で危うく惚れかけた。
織斑千冬:主人公の視線による語りかけでやられた。
山田麻耶:織斑千冬の巻き添えを食らい、笑顔で撃沈。
女子二人&転校生(凰以外):思い人が居ることにより
凰鈴音:
男子2人:被害によるものと、チョークによる攻撃で、頭を抱える。
主人公:何が何やらよくわかってない。
主人公の笑顔には若干のニコポ効果がある。
さらに若干のナデポ効果もある。
これも
しかし思い人が居なくても、すぐに惚れるというわけでもない。
つまり、ニコポ・ナデポというよりは、かっこいい笑顔・撫でるのが上手い、というレベル。
ちなみに篠ノ之束は、アヴァロンからIS学園に派遣されている研究員扱いで、IS学園に居たりする。
部屋はIS学園の教師寮の一番広い部屋を使い、織斑千冬・主人公・篠ノ之束の三人で暮らしている。
ちなみに部屋にはまだ空きスペースがあるようである。
蛇足であるが主人公の部屋には、凄まじい数の鍵と凄まじい防音処理がなされている。
しかし寝ているのは別の部屋なので、添い寝は比較的簡単であることを明言しておく。
グダグダ&超飛躍展開でスイマセン。
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