世界?相手取れますが何か?   作:クロレンス

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俺の力があれば、大抵の事はできる。 by.主人公

「ゴメン!いやマジで!スイマセンでした!!」

先程の行動によって怯えさせてしまった篠ノ之束ちゃんへと俺は土下座をしていた。

 

自分でも駄目だったと思う。

 

流石の天才である束ちゃんも一応(……)女の子である。

あんな事をしてはならないだろう。

 

「ねぇ、失礼な事考えていたでしょ」

 

「ぎく!いやそんな事は………」

 

「無いの?」

 

「ありましたです、ハイ」

目が怖ぇぇぇぇぇぇぇぇ。

 

嘘は許さない!っていう目だったよあれ。

 

「ねえ」

 

「ハイ!」

ヤバイ、これはヤバイ!

不機嫌オーラ全開な声だよ、これ。

僕ぁは明日の朝日を拝めるのしょうか、危ない所だ。

 

「さっきのあれ、何?」

 

「あれとは何でございましょうか?」

ヤバイ、これはヤバイ!

敬語になっちゃったよ、これ。

 

「だから!この設計図に文句を言ったでしょ!」

 

「ハイ!サーセンした!」

ヤバイ、これはヤバイ!

会話が続かないよ、これ。

 

「そうじゃなくて!その・・・・えっと・・・・だから」

 

「ハイ?」

ヤバイ、これはヤバイ!

言いよどんでるよ、これ。

 

「その・・・・だ・・だから・・・・えっと」

 

「・・・・」

ヤバイ!これはヤバイ!

凄い言いよどんでるよ!これ!

 

「えっと・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・」

ヤバイ!ヤベェぞこれは!

早く言ってほしい!これ!

 

「・・・・」

 

「・・・・」

何で何も喋らないんだよ!

なんか言えよ!

 

「・・・・」

 

「なんだよ!なんか言ってよ!気まずいんだよ!」

 

「ビク!え・・・・・」

 

「あ・・・・・」

まーじゅーいー、まずいぞー!

声に出てしまったぁ!

 

「ごめーん☆」

 

「え・・・・・」

滑ってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

ヤーバーイー!!ヤーバーイー!!ヤーバーイー!!

誰かぁぁぁぁ!ヘルプ~!ヘルプミー!

 

「で、ふざけるのはココまでにしといて、何よ?何が言いたいんだ?言ってみたまえ」

 

「あ、うん」

よっし!気まずい空気は晴れた!

 

「さっきの事なんだけどね?何処が間違ってたのかな~と思ってね」

 

「何だ~そんな事か~、別に大丈夫だぜぃ。まあ、ココとココとココとココとココとココだね」

 

「え!?そんなに!?うそ!」

一応だが分かりやすい所だけ教えておいた。

分からない所を教えても意味なし。

解説がメンドクセェだけだがなぁ!

 

「ほ・・ホントだ」

 

「くくくくくくく、天才だ頭が良いだと言われてもやはり人の子か」

 

「どういうこと?」

 

「たいしたことが無いって事だよ」

ポカンとしている束に言ってやる。

 

まぁあれだよ、やっぱり束も元は純粋なんだと思うんだよ。

それが色々あって(ひね)くれてになってしまったという事だ。

人の性格を決めるのは大体3~7歳ほどだと思ってる。

 

つまり今の時期だ。

 

束はこの次期に自分の能力による格差を見たんだろう。

そしてみんなと自分が違うものだと思ってしまったんだろうな。

違うものなら一緒に何かする事はできないだとか思しまい、それが転じて自分が特別という事(・・・・・・・・)にしてしまおうとか思ったのだと思う。

実際特別だが。

 

今でもう人を避けてしまっているのは仕方が無いとして、あの他人を馬鹿にする事を何とかしないとな。

あれは自分を事を嫌いにさせて避けてもらおうとか考えているんだろう。

 

え?織斑千冬?

あれはリーダーシップか何かを発揮して、言葉は悪いが無理やり近付いたんだろうな。

いくら殻に閉じこまっていても織斑千冬なら何とかしそうだ。

 

話が逸れたな、戻そう。

 

しかし今はこんなにもかわいらしい女の子である。

ココは俺の『天才を超える頭脳を持つ才能』を発揮して、少しでも自分を『たいした事の無い存在』として意識を修正して行こうと思う。

 

そして言っておくが、俺はロリコンじゃない。

 

「たいした事無い?束さんは天才なんだよ?」

 

「俺からしたら可愛い女の子だよ」

 

「か・・かわいい・・・」

ん?なんかしくじった(失敗した)気がする。

まぁ良いか。

 

「ま!今は遊ぼうぜ、その方が良いだろ」

 

「でも!これ(IS)を完成させなきゃいけないし」

 

「今度手伝ってやるよ。さっさと行くぞ」

束ちゃんの手を右手で掴み、左手でパソコンを取り上げ地面に置いた。

 

そしてそのまま引っ張って束ちゃんを立たせると、俺は束ちゃんの手を引いて織斑千冬の方に向かう。

 

「ねぇ、そこの君」

 

「え?」

織斑千冬…もとい千冬ちゃんは涙目で体育座りしていたのでその腕を左手で掴み束ちゃんと同じように引っ張り立たせた。

 

「え?え?え?」

 

「泣きそうな顔をするな、笑った可愛い顔が見たいんだ」

 

「か・・かわいい・・」

ん?またしくじった(失敗した)気がする。

 

ま、とにかく俺は二人の手を引いて滑り台に行く。

滑り台にはみんなまだ乗れないのか興味が無いのか分からないが、誰もいなかった。

ちなみに滑り台は、ウォータースライダーの様に曲がったり回ったりしていて結構長い。

 

俺は二人の手を引いたまま滑り台の上に立ち、2人を滑り口に座らせる。

2.5人が滑られるほどの幅がある。

 

「どっちでも良いから行け」

 

「え?え?え?」

 

「ちょっと!束さんは!」

 

「さっさと行けぇ!」

俺は後ろから2人を押すと同時に俺も滑る。

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

「あはははははははははははははははははは」

うっはぁ!!何だこれぇ!!めっさ(凄い)面白いぃ!!

いいぞぉ!すっげぇいいぞぉ!!

 

「「あいたッ!」」

 

「終わったか。もう一回だぁ!!」

 

「「ええ!!」」

滑り台が終わったので、もう一度2人の手を引いて滑り台を上る。

不満そうな声を出す二人だが、その程度で俺を止められると思うな!

 

「もう一回行くぞ!!」

 

「「え!ちょっとまって!」」

 

「待たん!!」

またも滑り口に2人を座らせてそのまま押す。

さらに俺も滑る。

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

「ふはははははははははははははははははははははは」

面白いなあ!!おい!!

 

「「わきゃう!」」

 

「もう一回じゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「「ま、待ってよ!!」」

 

「待つかぁ!!」

反論を許さぬように俺は凄い速さで滑り台の上に立つ。

 

「よしいけぇ!!」

 

「「だからぁ!」」

 

「行けやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「「きゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ」」

 

「やっふほぉぉぉいいいいいいいい」

また滑り台を滑る俺と千冬ちゃんと束ちゃん。

 

 

【ここからは音声のみでお楽しみ下さい】

 

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

「ふほふへへへぇぇぇぇぇぇぇぇい」

 

「「うきゃう!」」

 

「もう一度じゃい!!」

 

「「ちょっと!!」」

 

「うっせぃわい!!」

 

「よしいくぞぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

「うへへへーーーーーい」

 

「「うきゃうう!」」

 

「ヨッシャもう一度!」

 

「もう動けないよ!」

 

「わたしもちょっと」

 

「よし!おんぶしてやるよ!束!!」

 

「え?きゃっ!」

 

「よし行くぞ!!」

 

「わ、わたしは!?」

 

「まだ行けるだろ」

 

「え?う・・・・うん」

 

「よし行くぞぉぉぉぉぉ!!束を降ろしてから!!」

 

「よしいけぇぇぇぇぇ!!!」

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」

 

「うへぇいやっふぉぉぉぉぉぉぉぉう」

 

「「うきゃうち!」」

 

「よッしもう一回だ!!」

 

「声がかれてきた」

 

「私もだよ」

 

「あれっ?きみ何て名前なの?」

 

「私は」

 

「喋れるならまだまだ行けるなぁ!!」

 

「よし行くぞ!!」

 

「「きゃぁぁぁぁぁぁ」」

 

「ふへへぁゃっついぃぃぃぃぃぃx」

 

「おりむら、ちふゆだよ!!」

 

「え!?何!?」

 

「おりむら!!」

 

「うん!!」

 

「ちふゆ!!」

 

「分かった!!織斑千冬だね!?」

 

「うん!!」

 

「おしゃぁ!!もう一度ぉぉぉ!!」

 

 

 

 

ーーーーー30分後ーーーーー

 

 

「「はぁはぁはぁはぁはぁ」」

 

「いやぁ!面白かったねぇ!!」

束ちゃんと千冬ちゃんはグロッキー。

俺はテンションハイ。

 

「「はぁ…………」」

そこで俺は思いつく、いや思い出す。

名前を言ってなかった!

 

「あ、俺の名前は星神(ほしがみ)龍虎(りゅうこ)な!苦情は親に言え!」

 

「「これ(滑り台)の苦情は!?」」

 

「受け付けると思うか?」

 

「「思えない」」

うん!うん!良いね!良いシンクロだ!

 

「りゅうー、帰るわよー。」

お!母さんだ!

と、いう訳で。

 

「じゃあな!」

 

「「ちょっと待ってよ!」」

 

「待たん!」

俺は走って母さんの方に行った。

2人はもうグロッキーなので、走る事ができない。

 

そこで俺は振り向いて2人に手を振りながら笑顔でこう言った。

 

「じゃあな!また遊ぼうや!」

 

「「っ!!」」

あれ?2人とも顔が赤いような?

ああ!光線の具合か!

 

 

 

 

「りゅう?あの2人は?」

母さんが帰り道で聞いてきた。

普通の会話だと思った俺は、何の警戒もせずに言葉を発してしまった。

 

「え?ああ、可愛い女の子だよ?僕のタイプにストライクな」

 

「うふふふふふふふ」

ゑ?と思いお母さんの手元を見るとそこには。

 

「その言葉、いただきよ」

 

「テープレコーダァァァァァァァァァァ!!!!!」

俺はその後から家の中で母さんに逆らう事ができなくなりました。

 

 

ゑ?何でか?

 

………恥ずかしいでしょうが!!

 

 

 

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