とりあえず、このまま投稿させていただくので、おかしなところで『さすがにこれは……』と、いうところがあれば教えてください。
「あぁ……」
そういえば、思い返すも何もなかった……、と今更ながら気づく
『サバイバルゲームをしよう』
この一言だけで始まったものをどうこう考えても仕方ないじゃないか
僕は、空き教室でサバイバルの必須である武器を探しだす
確か恭介は、ルール説明でこう言っていた
ルール説明
・各人好きな配置に着き、合図があるまで行動をしないこと
・このサバイバルは腹と背に付けた"紙(的)"を狙うこと
この時にその紙が破れる、濡れるなどした場合、その者は敗者である
・紙(的)を狙う武器《アイテム》は、至るところに今日、全学年の生徒に協力してもらい配置してもらった。それを探しだして、それで戦うこと。言わなくてもいいだろうが、持ち込みは禁止する
・そして、このゲームの勝者には理樹の一日貸し出しを許可する
このゲーム……勝つため、負けないためには、まず、その武器《アイテム》を探しださなければいけない
「濡れる、か……」
何か水を利用できるようなものが隠されているのかな?確かに、水が染み込みやすそうな紙だ
僕は次々に机の中を確認し、掃除用具入れやバケツにも目を通す
その間に
『ゲッ……三枝!』
『ん~?おお、真人くんじゃありませんカ』
どうやらこの近くのようだ
『チッ、俺はまだ武器って言えるほどの武器なんて探し出せてねぇぞ』
『ほえ?な~んだ、じゃあお互い様だネ』
『ん?お前もまだ見つかってないのか?』
『始まって数分しか経ってないしねー』
どうやら、お互い手持ちはないらしくバトルはないみたいだ
『じゃあバトルはできねぇな』
『それじゃ、お互い見なかったってことにしましょーカ?』
とりあえず、会話を聞く限り何も起こりそうにないと思ったからなのか、僕は無意識に安心していた
『じゃあな』
『アデュー』
二人は別れたようだ
「早く見つけないと危ないか」
ササッと、机の中を確認していく
……そういえば、なんか足音が一つ止まったような気がする
『ふっふっふ、真人くん討ち取ったり~!!』
『へ……?』
廊下でドパンッと何かが破裂した音が響き渡った
「まさかの不意打ちか!?」
そうだ、忘れていた。こういうゲームでは、彼女が一番の要注意人物かもしれないということを……
『………』
なぜか沈黙が流れる
『……なに、それ?』
『……パイ…よ』
よく聞き取れない
『うなぎパイだよ!悪ぃか!アァ!!』
いきなりキレた!?
『うわ~っ、投げた水爆をうなぎパイでガードされた~!』
精神的ダメージを受けたような声がここまでハッキリと伝わる
うなぎパイって、そんな使い方できるんだ………
『ホントに誰だよ!毎回毎回うなぎパイを握らせやがってよォ!』
少し前の鈴とのバトルを思い出す。
三節棍 vs うなぎパイ
「………」
ドンマイだよ真人
『ってか、ヒキョーだぞお前!』
『……はて?なんのコトデショーカ?』
棒読み……
『………いいぜ、やってやるよ。このうなぎパイでお前をコテンパンにしてやるっ』
『ムフフフフ、はるちんにはまだ水爆は残っているのだよ真人くん!』
カァン、とどこからかゴングがなった
一体どこからだ?
『いくぜっ!』
ウオォォと真人が唸る
正直、真人が不利だろう。しかも、どっちが勝ってもあまり嬉しくないという……
はぁ、と溜め息をつく
『……フム、どこにいくのか、是非とも教えてもらいたいな』
スパッと、今度は空気が斬れるような音がした
それにこの感じは……
『ぶっね……』
『ほう、よく受け止めたな』
『あ、姉御!?』
これは、とんでもないことになった
間違いなく来ヶ谷さんだ
『って、これってもう普通に武器じゃね!?』
『これは模造刀だよ。斬れはしない』
だけど痛いよね?
『なんか、よ。前も同じことなかったか?』
『そうだな。確か、あの時の君の武器は青ひげだった。前と比べれば、そのうなぎパイとやらは十分マシなのではないかな』
どこがだよっ!と、真人が言う
そうやって大声出したりしてるから来ヶ谷さんが来たんじゃないだろうか
「うーん、ここもそろそろ危ないかもしれないな」
少し危険な気がしたので教室のドアをこっそり開けて、真人たちから距離をおくように反対方向に移動する。
そして、階段付近
「わぁっ!」
何かに躓いた。
しかも、それは的をボロボロにされた……
「け、謙吾!」
謙吾だった
一体ここで何があったのだろうか……
《中庭》
「さてと、参加者は残り九人か……」
一体誰が謙吾を殺ったのか気になるな……
やべぇ、ゾクゾクしてきた……っ
俺は全員に、メールで現状報告をする
「さあ、最後に残るのは誰だろうな」
俺は校舎の中へと歩いていくことにした……