運に見放された転生者   作:Vergil

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第十一話 クソナルシストのこれまでその1

 第十一話 クソナルシストのこれまでその1

 

 

 

 

 

 初めましてだな、俺は風間恭仁。

 

 無敵の容姿、最強の魔力。そして、最強の能力。黒髪に黒い瞳。

これほどの主人公気質の才能を持ち合わせている奴なんて俺しか居ないだろう。一応、俺は転生者だ。最高にイケメンの転生者だ。

 

 

 そういう俺だが、転生する前は酷かった。

 

 

 引きこもりの、デブで眼鏡のオタクだ。可愛い女の子、綺麗な女の子との出会いなんて何一つも無かった。

そんな俺は、自分が嫌になり。人生も嫌になった。学校に行っても虐められ、家では俺の事なんか無関心な両親。離れていく昔の友達。

 

 

 しかし、そんな生活もこれで御終いだ。俺は転生黒魔術という本を裏ルートから手に入れて、自分を生贄に捧げて死んだ。

半信半疑でやってみたらどうだ? マジで転生できたぜ。

 

 しかも、最強に強く、イケメンに生まれ変わっていたぜ。こんな最高な事なんて、世の中早々ないぜ。

更に、転生した世界があの『魔法少女リリカルなのは』の世界だ。俺が一番好きなアニメだ。ゲームもノベルも全部読んでいる。

 

 今から俺様の時代が始まるぜ、俺はハーレム王になる。まずはなのは達から落とそうか……クククク……

 

 

 よっしゃ!! このままハーレムエンドに一直線だぜ。

 

 

 

 まずはPT事件。

俺の最強過ぎる魔力で無双してしまうと意味がないな。此処はリミッターをかけて、AA位まで落としておくか。

これなら、大丈夫だろう。

黒い奴はフルボッコにして、淫獣もフルボッコにしてやった。何でか知らんが、なのは達に睨まれた。おいおい、恥ずかしがらずに俺に感謝すればいいのに……

 

 

 完全に原作Break!! プレシアとアリシアが落ちるときに助けた。更にジュエルシードを使って、プレシアさんの不治の病を治して、アリシアを復活させた。

その後に、フェイトを傷つけていたプレシアをフルボッコにした。流石俺!!

 

 俺は常にイケメン振りを見せていた。もう、内面も外見も俺ほどのチート過ぎるイケメンはこの世に居ないだろう。

これで、先ずはフェイトとなのはが堕ちたな。いや、もしかするとアリシアも堕ちたかもしれねえな。

 

 

 だけどな、なんで俺を誘ってくれなかったんだ? なのはとフェイトの友達になる感動のシーンを……そうか、分ったぞ。

俺に涙を見せたくなかったんだな。それならそうと言ってくれれば良いのに。本当に水臭いなあ~俺は全く気にしないのに。

 

 

 闇の書事件では、なのはを常に護衛をしていたおかげで、大事に至らずに済んだ。

良かった。なのはが家を出てからずっと後ろから着けていたかいがあった。そんな事をしてなのはは嫌がらないかって? そんなわけないだろう。

なのははもう堕ちてんだよ。なら、ストーカーまがいな事をしても大丈夫に決まってんだろう。どちらかというと、喜ぶに決まってんだろう。

 

 俺様にストーカーまがいな事をされているんだからな。

何でか知らんが、ヴィータがなのはに同情の視線を送っていた。なぜだ? そんな事はどうでも良い。

本当は俺の魔力を蒐集させてやろうと思ったんだが、それだとデバイス強化の話が無くなってしまう可能性があったので、なのはは蒐集された。

 

 

 すまないな、なのは。後で沢山頭をナデナデしてやるから、それで許してくれよ。

 

 

 

 そして、最終決戦。これまで来るのに結構時間を喰ってしまったな。

こうなるんだったら、俺の魔力を蒐集させておけばよかった。

 

 

 今から、フルボッコタイムが始まる。でもさ、俺が知らぬ間に此処まで話が進んでいたんだよな。なぜ?

 

 

 今回は色々と足を引っ張ってしまったから、ここで挽回をしておかないといけないな。

でないと、はやてとヴォルケンズを堕とせない。

 

 此処で俺はリミッターを全解除。

俺を中心に突風が吹き荒れた。

 

 

 みんな驚愕している。当然だ!! 俺の魔力はSSSオーバーなんだからな。

さあ、今かずっと俺のターンだ。通常モードのブレイドフォームからバスターフォームに移行した。

 

 

 俺自身の魔力を殆ど使い、疑似元気玉を作った。

それを防衛プログラムにぶっ放した。大笑いしながらぶっ殺したぜ。

完全消滅。しかも、何でか知らんがリインフォースが消えなければならない理由も無くなっていた。細かいことは気にしない性質だからな、俺様は……

 

 

 流石俺様だ。

 

 

 これで、はやてとヴォルケンズ。さらにリインフォースも確実に堕ちたな。

これで、俺のハーレムエンドが待ってるぜ。

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