運に見放された転生者   作:Vergil

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第十三話 クソナルシストのこれまでその3

第十三話 クソナルシストのこれまでその3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最近というか、去年あたりからなのは、はやて、アリサ、すずかが一人の男の所に集まっているときが多くなっている。一体どういう事なんだ?

しかも今では、なのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずかの全員があの男の所に集まっている。殆ど毎日のようにだ。

 その男は俺が気に食わない男だった。

一体どういう事なんだ? それで、今はどうだ? みんなと一緒のクラスになれたが、アイツも居やがった。クソ!!

 

 

 まあ、当然みんなは俺の所に来るものだと思っていたのに、なのになんでなのは達はあの男の所に集まっているんだよ。

しかも、休憩時間に必ず……なのはの隣で、しかも授業中居眠りばっかりしていて、全く冴えなくて、只身長が俺より10cm以上高くて地味な眼鏡をかけている奴なのに、どうして彼奴の所に集まるんだ。しかも名前が一馬(ユニコーン)って厨二乙な名前のなのに、何でなんだ? どうして俺の所に来ないんだ。

 

 なぜなんだ?

 

 

 まさか!? 俺に嫉妬してもらうためにワザとやっているのか。そうかそうか、そういう事だったんだな。決して俺の事を嫌っているわけではないんだな……まあ、嫌われているっていうそんな事は100%有りえないけどな。

 もう、なのは達は俺にメロメロでラブラブ光線を放っている位だからな。

俺はお前らにメロメロだぜ!

 

 そうなんだが、絶対に話しかけているのはアイツからじゃなくてなのは達からなんだ。

最初は、なのは、はやて、アリサ、すずかからだったが……今では、フェイトやアリシアまでもが自分からあの男に話しかけている。

しかも、楽しそうに話していて、なのは達が笑顔に包まれている。

 

 

 特にはやての場合だと、休憩時間や昼休憩の残り10分位になったところで二人で隅の方で話しているときが多く、日に日に増えて行っている。

現在、その事が俺らの学校中で話題筆頭になっている。

本人たちはその事を全く知らないはずだ。

六大美女のなのは、フェイト、はやて、アリシア、アリサ、すずかが一人の男に対して積極的に話しかけているという噂が絶えない。

それが、クラスに居る時だけではないらしく、保健室ではアリサがよく、一馬(ユニコーン)と一緒に居ることが多いと目撃証言がある。

 

 もしかして、彼奴に何か弱みでも握られたんじゃないのか……そうか! そうに決まっている。

でないと、なのは達はあんな冴えないクソ野郎の所に行くわけが無い。

何という事だ!! 俺様が一馬(ユニコーン)というクソ野郎の魔の手からみんなを守らないと!!

 

 

 しかし、風間恭仁の考えは全く当たっていなかった。どちらかというと、風間の事が嫌いで嫌いで堪らなく。一馬(ユニコーン)に好意を抱いているから、なのは達が彼のもとに集まっている。

そんな事も分かっていない風間恭仁。自分の事が嫌われているとは、全く思っていなく、好きで好きで堪らないと思っている。

思考が完全に可愛そうな人になっている。

 

 

 只のムカツクアホであり、汚物でもある存在。

 

 

 

 俺は机から立ち上がって、なのは達が集まっている所に行った。その中心人物である一馬(ユニコーン)の所に向かって。

俺が近づくと、なのは達が道を開けてくれた(実際は、風間が来たせいで嫌な気分になり離れただけである。)

 

 

 「おい、お前」

 

 「げ?!」

 

 失礼な奴め。俺の顔を見て「げ?!」て言いやがった。

まあ良い。貴様にはなのは達を傷つけさせない!! なのは達は俺が護る。

 

 

 「今日の放課後、体育館裏まで来い。決闘だ!!」

 

 一馬(ユニコーン)おろか、なのは達までも完全に固まってしまった。完全に彼らの空気が氷河地帯に移り変わってしまった。

 

 

 「お前の好きなようにはさせない。俺がなのは達を救ってやる!! 護るんだ!!」

 

 クラス全体に聞こえるように高らかに宣言した。決まったな、これで、更に好感度上がったな。

これで、完全に俺以外の男に目を向ける事は無くなった。

 

 

 俺は自分の机に戻っていった。

後ろで、なのは達が俺に何かを言っていた。ハッキリ聞こえなかったが、何を言っているのか簡単に検討が付く。

 

 「頑張って恭仁君!!」てエールを送ってくれたんだ。任せな!! お前たちの事は俺様が絶対に護ってやるから心配するな。

 

 

 

 

 実際なのは達は、恭仁にエールなんて全く送っていなかった。

 

 

 どちらかというと、一馬(ユニコーン)にエールを送るような感じの事を言っていた。

 

 その事に気付くことがない恭二であった。

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