運に見放された転生者   作:Vergil

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第二話 クラス

第二話 クラス

 

 

 

 

 新学期。

 

 

 

 俺は学校に着いてすぐに張り出される掲示板にダッシュ。今日から中学二年生、新クラスの仲間たちを拝見しにいかなければならない。

ある意味、学校の中で一位。二位を争うイベントだ。

 

 まあ、拝見って言っても組を確認するだけだ。何故って? そりゃ学校でも居眠りor保健室でサボッテばかりの常習犯の俺にはクラスに

誰が居ようと関係ない。

 

 

 

 誰にも俺の安眠(ジャスティス)に触れることは許されない!!

 

という事で、さっそく新しいクラスに行きますか―――――――主に寝る為に……

 

 

 

 だがその時、彼はシッカリと確認していないのが仇となった。

なぜなら、そのクラスには……

 

 

 

 『高町なのは。』

 

 

 

 『フェイト=テスタロッサ。』

 

 

 

 『アリシア=テスタロッサ。』

 

 

 

 『八神はやて。』

 

 

 

 『アリサ=バニングス。』

 

 

 

 『月村すずか。』

 

 

 

 この仲良し6人組の名前があることに気づく事が出来なかった。それも彼がある意味一番絡みたくて、絡みたくない者の名前が全員揃っていることに……。

何時もの俺なら、なのは達+イレギュラーのクラスを確認していた筈なのに、今となって悔やまれる。確認しなかった事に。マジでミスったわマジで……

 

 

 

 イレギュラーの存在。

そう、『風間恭仁。』彼の名前も載ってあった。

 

 

 

 

 

 俺のクラスは1組。これで、8年連続1クラスだ。

 

 

 「俺の席は……あそこか」

 

 俺は机について早速カバンを枕代わりにして、

 

 

 「お休み」

 

 早速寝た。その速さにのび太もビックリ。正にのび太に匹敵するほどの速度であった。

一度だけ、なのは達の内、なのはとバーニングとはやてと一緒になった事がある。それは去年の話になる。

なのはとバーニングがメッチャ絡んでウザ可愛かった。

 いっつも居眠りしてくる俺に、なのはとバーニングが突っかかってくる。なのはの命令には直ぐに従います。なぜか? 怖いからだ。去年、なのはを無視し続けたら何処からかクナイが飛んできて俺の額に刺さった。その次の瞬間に、強烈な殺気が俺だけに放たれた。

 

 あんな殺気を浴びたのは初めてだ。死を覚悟したよ、「俺のMysisterなのはに迷惑をかけるな!!!!!」っていうシスコンバリバリの思念がハッキリ聞こえたからな。おお、怖い怖い。

バーニングとは、何時も喧嘩だな。

何時殴り合いに発展してもおかしくなかった。なりそうな所で、隣のクラスからバーニングの嫁(?)が飛んできて、止めに入ってくれた。

まあ、なんでバーニングが俺に突っかかる理由は分かっているけど、テストでも負けるのは嫌なんでな。こんなんでも、一応俺は全教科毎回満点で、校内一位で常に二位にバーニングが居る状況だからな。hahahahahaha.

 はやてとは、話が合うから、彼奴となら同じクラスでも良いかな。

何の話って、そりゃあはやてと言えば……おっぱいしか無いっしょ。はやてこそおっぱいの聖書だ。

あやつ、此処に通う女子全員のバストのサイズを網羅してやがった。さいっこうにcrazyって奴だ。

 

 

 

 今年ぐらいは最高の中学校生活が送れますように……。

その願いも儚く散っていた。しかも、魔導師組揃っているという最悪のクラスで……。

 

 さあ、今日の帰りに翠屋に寄って帰るか。

 

 

 

 

 

 HRが終わる。10分間の休憩時間。

誰かが俺を揺すっている……誰だ? ……なんでなのはが居る????? 意味が分からんがそれより、早く起きなければ殺されてしまう。うん? 他にも沢山の気配を感じるぞ。

目を開けて周りを見渡すと。

Oh!! なのは達勢ぞろいで俺の席に集まっていやがる。何て嫌がらせだ!! good-by俺の中学二年生生活。

 

 

 「何、俺の中学二年生生活が終わりを告げたっていう顔をしてるのよ」

 

 凄いな、俺の心を読むなんて。

 

 

 「今、私の事。バカにしたでしょう?」

 

 「ソンナコトアーリマセンヨ。バーニング」

 

 「だから、バニングス!! いい加減名前ぐらい覚えなさいよ」

 

 「無理だ」

 

 世界最速の男もビックリするほどの即答だ。

 

 

 「何で、即答なのよ!!」

 

 プンプンっと怒りを露わにしている。煮干し食ってカルシウムとれ、または牛乳飲めよ。

 

 

 「まあまあ、アリサちゃん。落ち着いてよ」

 

 そこで、バーニングの嫁(俺が勝手に決めつけている)がバーニングを宥めている。そのお陰か少しは興奮が落ち着いたようだ……流石、嫁(?)

 

 

 「だから、私はアリサちゃんの嫁じゃないってば!!」

 

 スマンスマン、知らぬ間に俺の思考が漏れていたようだ。

 

 

 「一馬(ユニコーン)君のせいで、私に同性愛者っていう噂が流れてるんだからね」

 

 「頼むから、その名前で呼ばないでくれ。一馬(ユニコーン)だなんて、我が生涯の恥だ!」

 

 その時バーニングが、ニヤリっという嫌な予感しかない笑みを浮かべやがった。それは昨年一緒のクラスだった時の何時もの光景だった。

 

 

 「ねえ、一馬(ユニコーン)」

 

 「グハッ!!」

 

 口から血を吐き出した。そう吐血!!

 

 

 「ねぇ一馬(ユニコーン)ってば~」

 

 甘えるような甘い声で名前を呼びやがった。バーニング、お前には恥というのが無いのか?

 

 

 「ゴパッ!!!!!!」

 

 お口から血がドーン!! 死ぬ。頼むからその名前で呼ばないでくれ。虫の息状態の俺。

 

 

 「ユ・ニ・コ・ー・ン」

 

 「ンゴパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 耳元で甘く囁きやがった。畜生!!!!! そんな声で甘く囁かれたら、死ぬしかねえじゃん。

 

 

 「我が生涯一片の悔い無し。」

 

 そして、俺は三度目の死を迎えた。

 

 

 その頃外野は……

 

 

 「ねえ、なのは」

 

 「うん? どうしたのフェイトちゃん?」

 

 「私たちの入る隙が無いね」

 

 「にゃははは。」

 

 正にその通りだと苦笑いをするなのは。

 

 

 「はやて、この三人っていつもこうなの?」

 

 「そうやで、アリシアちゃん」

 

 「一馬(ユニコーン)って面白いね」

 

 一馬(ユニコーン)には、効果は抜群だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「くっそ、誰だか知らねえが。俺のなのは達と仲良くしやがって、コロス。絶対にコロス」

 

 風間恭仁が、一馬(ユニコーン)の方を見ながらドスグロイオーラを放ちながらブツブツとつぶやいていた。

 

 絶対面倒事に巻き込まれるフラグが建ったようなキガス。

 

 

 

 

 

 

 

 どうしてこうなった? ……割とガチデ……

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