運に見放された転生者   作:Vergil

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就活忙しス

なかなかやってみたいみたい仕事が見つからぬ!! 内心焦っています。
専門学生に休息は無い!!


第五話 一馬(ユニコーン)の休日その1

 第五話 一馬(ユニコーン)の休日その1

 

 

 

 新年度始まっての初めての土曜日であり、休日。

休日になるまでの学校生活で、俺はずっと保健室でサボっていた。でないと、居眠りが出来ない。俺の隣に冥王様がいらっしゃる。

もし、寝ていたらなのはが俺を起こすのに時間がかかり迷惑になってしまう。そこは良いのだが、クナイが飛んできて俺の額にぶっ刺さるんだ。

その後に「俺の妹に迷惑をかけるな」っていう思念と人を殺せそうな殺気が飛んでくるんだ。

 

 

 それにより、痛いっていうか傷口がヒンヤリして起きてしまうんだ。

……何時か小太刀が飛んできて、殺されそうなんですがね……全く笑い事じゃない。

保健室でサボっていてもバーニングがやってきて、マンマミーアになってしまう。

……最近学校で居眠りが出来ない。なえる。

この世にバーニングと冥王様が居る限り、俺に安息の地は無い。断言してもいい。

 

 

 

 やっとの事で学校という鳥籠を脱出して、念願の休日イェーイ。今回こそゆっくり寝るぞ!! その思いも簡単に砕け散っていた。

 

 

 前日の夕食時。

 

 

 「ユーちゃん」

 

 母さんが俺の名前を呼んだ。

そういえば母さんの名前を紹介をしていなかったな。

来栖美麗(くるすみれい)って言うんだ。今年で三十後半に入るんだが、顔が結構な童顔な為か二十代前半って言われてもなんら遜色ない母さん

だが、頭のネジが何本か吹っ飛んでいる。

実際、遠い親戚送られてきたタワシをウニと勘違いをして、食卓にウニ(タワシ)の姿煮という素晴らしい料理を作ってくださった。

 

 

 だから、料理は何時も俺が作っている。そこで何時も星香が手伝ってくれているから、助かっている。

 

 まぁ、あの時は父さんがそれを……来栖麗司(くるすれいじ)は、食べたんだ。タワシを泣きながら、口から血を流しながら食べていた。その時

の父さんを見て悪鬼羅刹という言葉が一番最初に浮かんでしまった。それほどの形相で食べていたんだ。

 

 父さんは、バリバリビジネスマンだ。会社の方でも凄く重宝される人材らしい。

 

 

 「明日から、麗司さんと一か月以上の海外旅行に行ってきますね」

 

 「うん、わかった……はぃぃぃぃいいい!!!!」

 

 今、なんて言ったんだ。俺の聞き間違いじゃ無ければ、「明日からお父さんと一緒に一か月の海外旅行に行ってくる。」だと

 

 

 「美麗。何を言っているんだ、明日から一週間だよ」

 

 「あらあら、そうだったかしら」

 

 首を傾げながら、頬をに手をやった。そういえば、もう一つ忘れていた。

母さんは重度の天然で、男殺しなんだ。色々と天然なせいで母さんに告白をしてくる男性が後を絶たないんだ。最近は減って来たよ週に五回に減ったよ、

え?! 前はどのぐらいだったかって、そりゃあ一日の平均が5回位だったよ。

 

 父さんもその時の気苦労。見ていて可哀想だったよ、母さんはそんなのお構いなしだったからね。告白されたことをいつも家族全員がそろう夕食時に

話していたんだよ。

本当に父さんを見ていて、可哀想だったよ。

 

 

 「そんな事よりも、明日星香と一緒に此処に行ってきなさい」

 

 そういって、父さんにとあるテーマパークのペアチケットを受け取った。

 

 

 「「……はい?」」

 

 息がピッタリの俺と星香。

 

 

 「そういう、事だから明日からよろしく」

 

 そういって、父さんは母さんをお姫様だっこして二階の夫婦部屋に消えていった。残された俺と星香は呆然としていた。

さて、全くもってついて行けない。脳内がショートしそうだ。

 

 「……」

 

 すると、突然星香が俺の服の裾を摘まんだ。うん、こういう小動物的な行動が可愛いんだよなコイツハもう。俺の頬が緩みまくった。

 

 

 「ユー君。私は行ってみたいです」

 

 そういう風にお願いされると、断れるわけないじゃん。

 

 

 「了解しました。お姫様」

 

 「本当ですか!?」

 

 急に顔を近づけて、嬉しそうに聞いてくる。星香の顔が目と鼻の先にある。

年頃の俺には……この距離はヤバイ……心臓が高鳴る。

 

 

 「あっ! すいません!!」

 

 顔を真っ赤にしながらバッと離れた。もうちょっと見ておきたかったなっていうのが俺の本心だ。心臓は爆発しそうな程、高鳴っていたけど。

 

 

 「大丈夫だよ」

 

 平静を装っているが、正直いって色々とヤバイ。顔を近づけた時に、女性独特の甘い香りが鼻孔を擽ったのだ。俺の息子が反応してしまった。

それにしても、やっぱり星香は嬉しそうにしている表情は可愛いな。特に顔を赤くしたときなんて、特に可愛い。

 

 もっと、感情を表に出せば良いのに……もったいない。

 

 

 「なあ、星香。もっと感情を表に出せよ。可愛いんだから、もったいないぞ。もとが凄く可愛いんだから」

 

 「なっ!!! なななななななななななな!!!!!!」

 

 耳まで真っ赤にして、もの凄い速度で後ずさりをした。面白いな星香は、

 

 

 「なって言い過ぎ」

 

 「からかわないでください!! 恥ずかしいじゃないですか!!!! もう!」

 

 そんな顔をして、怒られても困る。メッチャ可愛い。

 

 

 「……冗談じゃないのにな。星香が可愛いのは、本当の事だし」

 

 ピキーン!! と全身をマネキンのように固まらせた。可愛面白い星香。

 

 

 「イヤァァァァァァアアアア!!!!!」

 

 叫びながら、二階に上がって自室に閉じこもったまま、出なくなってしまった。

何度も言うようだが、星香は贔屓目無で可愛い。

もう、風呂には入っているし自室に戻って明日のために寝ることにした。

 

 

 明日は金を下さないといけないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 明日は平和に過ごせますように……割とガチで…… 

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