その為胃がストレスでマッハ。
ティッシュの使用度が天元突破!!
第六話 一馬(ユニコーン)の休日その2
とうとう、休日の土曜日を迎えた。
珍しく目覚まし時計を使用して、6時前に起きた。もう父さんと母さんは荷造りをして、海外旅行に出かけていて、家には居ない。
うん、今日一日は平和に過ごせそうだ。ガチでお願いしますよ、神様。こんなに運に見放された俺にも、今日ぐらいは平和に過ごさせてください。初めて、
朝日の出に向かって座禅を組んで、合掌したよ。効果があるといいな……無かったら、星香が可哀想だ。
自分の部屋から出て、リビングのドアを開けようとした時、中からジューっていう音が聞こえた。
「星香なのか?」
星香にばれない様に小声で呟いた。という事は星香が料理をしている事なのか? アイツ料理できるのか? 毎回手伝ってもらっているけど、手伝いと料理を
するっているのは思っているより全然違うものだからな。特に調味料の量とか、味付けの感覚とか、手伝いだけじゃ分かりづらいからな。
まあ、大丈夫だろう。母さんみたいにタワシをウニと間違えたりしないよな。星香は結構、器用だし応用は効くだろう。
それに俺はアイツの事信用しているからな、邪魔しちゃ悪いし……なら、もう少し寝るか。後、小一時間ほどかな。
物音を立てないように自室に戻って、俺はムラムラしていた。
よく、考えたら今から一週間星香と一つ屋根のしたで二人っきりで過ごす事になるじゃん。ヤバイじゃん、俺の理性保かな。無理そうな気がするが、頑張ってみますか。
星香を襲って、嫌われたくないし。何をとっても、星香を傷つけたくないのが一番だしな。
そして、もう一度俺は眠りについた。
「ユー君。起きてください」
「お願いですから、ユー君。起きてください」
ユッサユッサっと揺らされる。ああ~何か気分が良い。気持ち良い。
「でないと……」
でないと何だね星香?
「辞書の角の錆びにしますよ」
「起きます。起きさせていただきます」
ベッドからジャンピングして、飛び起きる。辞書の角攻撃はマジで洒落にならんからな。昇天してしまうわ、俺Mじゃないから攻められると弱いの。
「早く、着替えて顔を洗って、歯を磨いてくださいね」
「へいへい」
そういって、俺の部屋から出ていく星香。
「何かさ、新妻化してきてないか? 俺の気のせいだと良いんだが……それとも、何だろうな?」
タンスからジーパンと白のちょっとした柄の入った服を取り出して、着替えた。寝間着を持って部屋を出て洗濯機に叩きこんだ。
中に星香の下着も入っていた。うん、良いものだな。
無意識に俺は握っていた―――――――星香のパンツとブラジャーを、しかも俺は、それをクンカクンカしていた。故に俺は気づけなかった。
「ゆ、ゆうゆゆゆゆゆっゆ!! ユー君、何をしているんですか!?!」
俺の変態行為を見られていることに……
「ハッ!?」
正気に戻った俺。俺は今何をしていたんだ。それにこの生温かくて良い香りを出している物はなんだ? 顔に張り付いている布を手に持って確認した。
……俺ってばヤラカシタ……アハハハハハ。ヤッバーイ!!
「アノ星香サン、コレハデスネ。魔ガサシタトイウカ、ナントイウカ」
「ユー君」
メッチャ怖いです。ハイ。眼も合わせることが出来ません。
「ゴメンナサイ」
その場でジャンピング土下座。ドスッていう痛い音がした。実際に膝が割れるかと思ったし、泣きたくなるほど膝がすんごく痛かった。
殴られる覚悟であったが、殴ってくる気配が全く見られない。はて、どういう事だ? 顔を上げて見ると、顔を真っ赤にしている星香の顔を見た。
あっれ~俺が思っていた展開と全く違うのですが、どういう事なんでしょうか? 誰か教えてくれませんか。
「言ってくれれば、脱ぎたての下着を渡していたのに」
星香は何を言っているんだ? ぶつぶつといった感じで何を言っているのか聞き取れないんだが。
俺が不思議そうな表情をしていると、プイって顔を明後日方向に向けた。
「何でもありません。それに、早くしてください、後でユー君の脱ぎたてパンツを所望します」
「あ、ああ」
立ち上がったが、膝がヒリヒリして物凄く痛い。後半の星香が言ったことは聞かなかったことにしよう。そうしよう。
リビングの椅子に着いて、星香の用意してくれた朝食を食べた。メニューは日本人の代表的な朝食、みそ汁と白米。特にみそ汁は文句なしに美味かった。
食器を洗い片づけて、一旦自分の部屋に戻り身だしなみやその他諸々の準備を完了させた後、戸締りを確認した。
俺のパンツの行方はどうなったかって? ノープログレム! 星香を変態にさせるわけにはいかない……若干手遅れの様な気もするが、気にしたら負けだろう。
まぁ、何とか死守した。
「星香、裏手のドアは閉まっているか?」
「ハイ、今閉めてきたので大丈夫ですよ。ユー君の方こそ、大丈夫ですか?」
一応確認したが、問題なし。
「俺の方は問題なしだ」
俺の言葉を聞いた星香は早歩きで俺の傍までやって来た。
「じゃあ、早く行きましょう。ユー君」
俺の腕を引っ張る星香は、良い笑顔をしていた。
全くよ。どうして星香は俺みたいな変態に懐いたんだよ。
頼むから今日一日は、星香がずっと笑顔で居れますように……割とガチデ……