神喰いたちのゴールデンウィーク   作:秋ピザ

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なんかこのペースでは30日までに間に合わないと考えてマッハで書いて投稿したぬ。
他の奴も平行して書いてると大変だぬ。
五作品くらい平行でやってる作者様が凄すぎると思ったぬ。

え?この語尾は何かって?
暗殺教室のおじさんぬだよ。


シエルのゴールデンウィーク

活性化したケルベロスとの戦闘が始まってから数分。

やはりケルベロスは強い。しかも活性化してるから尚更強い。

いくら斬っても中々動きを止めないし、普通より二人多い六人で掛かっているのに疲れもしないしこっちが押されている。

これをどうしろと?

いや、まぁどうにかするしか無いんだけどさ………

そんな思考の間にもソニックキャリバーを飛ばして無理矢理体力を削る。

正直なところ現在の主力は俺のソニックキャリバーと二人組の黒い方が撃つバレットだけだ。

だから中々削れない。

幸いにして俺の神機が優秀でソニックキャリバーだけでも数時間掛ければ狩れるんだが………

「ごめん隊長、アイテム無くなっちゃった!」

 

クソッ、ナナがアイテムを使いきっちまった。

一応ナナの神機ならアラガミを殴れば体力を回復出来るわけだがキツいぞこりゃ………

とりあえず一旦コイツに怯んでもらいたい所………だなっ!

これまで何度となく繰り返してきた動きでソニックキャリバーを放ち、ケルベロスに当てる。

するとケルベロスはさきほどまで血の力の効果によりナナを狙って居たのだが着実にダメージを稼ぐ俺を残しておきたくないと思ったのか急に突進してきた。

めんどくせぇ。

俺はこの攻撃に対し、距離がある程度ある事を活かしてギリギリで神機を変形、あるバレットを放った。

幸いにしてバレット用のオラクルはジュリウスがしょっちゅう血の力でバースト(バースト中はオラクルが徐々に回復していくのだ)を掛け直してくれるので潤沢にある。

識別が無いのとDPO(ダメージ辺りの威力)の悪さたまにキズだが威力だけは抜群なこのバレットを撃っても大丈夫なくらいに。

「おわっ」

 

ペンタボム。

前に使った物は識別付きペンタボムだったが、今回のは識別しなくなった代わりに爆発が三回ある。

まず一発目で俺が吹っ飛び、二発目でケルベロスに多大なダメージを与える。最後の一発でケルベロスをダウンさせた。

強いアラガミはダウンしている時間も短いが………チャンスだ。

「一気に行くぞ!」

 

俺はペンタボムによるノックバックから復帰すると同時に全員に指示を出し、一気に攻め込む。

ほとんどダメージを稼げないコイツ相手ならちょっとのダウンでもギリギリまで攻め込まないと勝てない。

だからとにかくこの隙の間にダメージを稼ぐ。

とりあえずついでにブラッドレイジも使えるなら使おう。

俺は神機に取り付けられたボタンを押してすぐにブラッドレイジの誓約を選択、そして仲間たちと共にひたすら斬り付ける。

流石は六人分、と言った所だろう。必要なダメージはあっと言う間に稼げた。

ブラッドレイジ………起動。

強敵相手に奥の手を使うのが早すぎ?知らねぇよ、とにかく勝てば良いのさ。悪役みてぇだがこの世の真理だ。

と、言う訳で………消えな!

俺は、不可解な事に後ろに赤い光を纏いながら一度ステップ。

そしてそこから横にもう一度ステップ。

「…おいアカツキ!それは不味い!」

 

俺が何をしようとしているのかジュリウスが気付き、止めようとするが残念ながらもう遅い。

…最後に丁度立ち上がったところのケルベロスに向けてステップ。

ホントならブラッドアーツの切り替えはしっかりと設備のある場所でないと変えられない所を、俺の血の力【喚起】で無理矢理使うから負担もでかくてあんま使わない方が良いんだが、コイツを倒さないとヤバいからな。容赦なく使わせてもらおう。

俺は最後のステップが終了すると共に神機に強大なエネルギーが溜まったのを確認、そのエネルギーを放出しながら切り上げる。

 

秘剣・登り飛龍。

現在の状況において最高の威力を出せるブラッドアーツ。

その威力はそのままでも規格外の400%。そして弱点に当てたなら………800%。

なお、ケルベロスと形はほぼ同じなオロチの肩に付いた頭は結合崩壊を起こすと弱点になる。

ならば恐らくケルベロスも………

「GRAAAAA!!!」

 

俺の攻撃が当たると、ケルベロスは絶叫するように吠える。

だがこれで終わると思うな………

俺は登り飛龍によって上昇したのを利用し、再び血の力でブラッドアーツを無理矢理変更。

ジェノサイドギア!

その場で回転しながらアラガミを斬り刻むブラッドアーツでケルベロスを斬る。

そしてジェノサイドギアを数度喰らわせると、息つく間もなく次のブラッドアーツを使う。

体への負担?んなもん、後で考える。

だからどうやってでもコイツを倒す。

無双の太刀・蒼&………疾風の太刀・鉄。

攻撃の威力を上げるブラッドアーツ+ 攻撃回数が多いブラッドアーツ。

これをやるとちょっと洒落になんない負荷が掛かるからヤバいが…ケルベロスは息を荒くしているし、これなら倒し切れる。

俺の青い光をまとった居合い斬りはケルベロスをすれ違い様に切り裂き、一度怯ませる。

あと少しって所か………?

だがちょいとブラッドレイジも持続限界が近そうだし、一撃で決めるとしよう。

俺はケルベロスから何度かステップを繰り返すことで距離を取り、向き直る。

すると先程までの猛攻で怒り心頭なのか、ただ愚直に突進してくる。

それに対して俺は新たなブラッドアーツを選択する。

斬鉄&無想の太刀・黒&IE零式・斬

俺は2つ目のブラッドアーツを使うため神機の先端をケルベロスに向けた状態で構える。

その間にもケルベロスは近付いてくるが、十分距離があるので焦らず、次の動きへ移る。

そして構えた神機に取り付けられた銃口をケルベロスに向け………そこからエネルギーの球を出す。

ケルベロスはそれに気付き、本能的に避けようとするがもう遅い。

加速されたその巨体はもう止まれない。

いや、逆に変に減速しようとしたせいで、少々体勢を崩したようだ。

丁度良い…喰らいな。

俺は神機を全力で振るい、それを1つ目のブラッドアーツがエネルギーが強化する。

そしてその強烈な一撃は先程目の前に出した球ごとケルベロスを切り裂いた。

「G………GRAAAAAAAAA!!!!!!!」

 

切り裂かれた球は、中に秘めた大量のオラクルを放出、爆発する。

そのオラクルは俺の使った1つ目のブラッドアーツ…斬鉄の威力を更に引き上げるかのごとく斬撃の跡に沿った形を作る。

ケルベロスは顔面に俺の斬撃を喰らい、更にその位置に大量のオラクルを喰らった事で断末魔の声を上げた。

「よっしゃ………」

 

俺はその声を聞き、歓喜の声を出した。

だが何故だか猛烈に眠い。

あぁヤベ…無茶しすぎたなぁ………

まぁ、もうケルベロスも倒したし、このあとはブラッドの誰かが回収してくれるだろう。

これ以上この眠気に逆らっても仕方ないと判断し、俺は眠りについた。

きっと、次に見る景色は俺に与えられた部屋か懲罰房かもしくは病室の天井だろう。

 




復活の説明コーナー

血の力【喚起】
とにかく色々喚び起こす力でおk。
作中でもあまり語られないが仲間の血の力の目覚めを手助けしたり、例えブラッドで無くともブラッドアーツやブラッドバレットを使えるようにしたり出来る。
今回はそれを利用し戦闘中に強引にブラッドアーツを変更した。

秘剣・登り飛龍
ブラッドアーツの中でもかなり強い。
なんと攻撃力は驚異の400%。弱点に当たると弱点補正+効果で攻撃力二倍。つまり800%。

ジェノサイドギア
ジャンプしてその場で縦に回転し敵を刻む。
単純にそれだけのブラッドアーツ。でも名前は格好いい。

無双の太刀・蒼(無想の太刀・黒)
ロングブレードにはゼロスタンスという特定の構えを取り攻撃後の隙を消し、スタミナを僅かに回復、次の攻撃へ繋げられるという技があるが、その際に攻撃の威力を僅かに上げるブラッドアーツ。
無想の太刀の方はスタミナを逆に消費することで大幅に威力を上げる。

疾風の太刀・鉄
同じくゼロスタンスから繰り出す。
こちらはゼロスタンス後に神機を振り抜くことで神速の居合い斬りを放ち、何度も斬り刻むブラッドアーツ。

斬鉄
正直説明する必要も無いが、単純な超高威力の斜めへの斬撃。
使ってから一瞬エネルギーチャージの必要があるが、今回の主人公はその隙を強引に血の力で無くした。
流石主人公。

IE零式・斬
さきほど紹介したゼロスタンスから繋げる事の出来る特殊な技のブラッドアーツ。
IEはインパルスエッジの略で、本来は神機の銃口から高威力のオラクルによる爆発を繰り出す技。
このブラッドアーツはそのオラクルを球体状にし、それを斬り裂く事で爆発を起こす技。
威力は驚異の1600%。その代わり消費するオラクルが多いためここぞという時に使うタイプのもの。
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