目を覚ますとそこは、狭くて薄暗い部屋だった。
(なにここ?…あれ?私の名前なんだっけ?何か鎖で繋がれているし、ここってどこなんだろう?何か、転生のときのこととこの世界のことわ思い出せるけど、それ以外のことは全く思い出せない…)
ふと気づくと足下の方に手紙のようなものがおいてあった。
それを手にとってなかを読んでみると
『よしちゃんと転生はできたようじゃの…今の時間は原作の始まるだいたい10年前じゃ…お主は今の状況に疑問を持っているかもしれんからここで説明しておこうと思ってのまずお前さんの天使と霊装は、お前さんが最初に想像した姿になるぞい。そして今の状況じゃがのう…今お前さんにとってそうとう、辛いことをさせられると思うが、我慢してくれ。そこでこれから起こることや経験は、これからお前さんの天使を使うに当たって絶対に役に立ってくるからのう。 そして、転生する時のこと以外のことを思い出せないのは当たり前じゃ。なんたってたった今さっき生まれてきた新しい精霊じゃからのう。
そして一番大切な歪みのことじゃが、近くに歪みがあれば感知できるようにしといたからのう。
これで大概のことは説明したぞい。
それじゃこの世界のことを頼んだぞ』
そうして手紙の内容をすべて読み終えると、その手紙は突然光の粒子になって消えていった。
(…えぇ~どういうこと、つまり私は、産まれてからすぐに囚われの身になったっていうこと!?しかも、名前のこと書いてなかったし今の私は名前を持ってないのと同じっていうことだよね…
はぁ~これからどうしていけばいいんだろう?)
「うーん、これからどうしよう?とりあえずせっかくだし天使をだしてみようか?」
そうして私は目をつむって
(えぇ~と、確か最初に思い浮かべた姿になるんだったよね。)
そうして私がおもい浮かべたのは、漆黒の双剣であり、それは西洋剣のような形ではなく日本刀のような形でもなく、その剣には反りがあり鍔はなく160センチ以上もの大剣。そのような剣を思い浮かべると、私の頭のなかにある言葉が流れ込んできた。
(これを言えばいいのかな?)
そうして私は、「
そのような言葉を私が言うと突然2本の剣が黒い光と共に現れた。
(おお~、ホントに出てきた…なら霊装も…)
と霊装もだそうとしたとき、
プシュー!!
(!?どうしよう!?何か天井から出てきてるんですけど!?)
そうして、私の意識は闇に落ちていった。
「うぅ…」
私が目を覚ますとそこは
(知らない天井だ…)
私が目を覚ますとそこは、先程とは違う明るい部屋だった。
(あぁ、部屋は変わっても拘束されているという状況は、変わらないのね…)
そう、私はなんと今腕と足を拘束されて手術台のようなものにのせられて拘束されているのである。
(はぁ、何か嫌な予感しかしないんだけど…)
そうすると、部屋のなかに何人かの人が入ってきた。
その人たちはみな白衣などを着ていてそのうちの1人が
「よし準備はできたな?
これから『被験体』の改造を始める」
(!?ど、どういうこと!?これから私何かされるの!?)
そんなことを考えているうちに1人がまず、注射器のようなもので何かを私に入れ始めた。
すると、
(あれ、何か意識が…)
そうして私の視界は真っ暗になった。
私が目を覚ますとまた最初の狭くて薄暗い部屋のなかだった。
(またここ?)
そうして起き上がろうとすると、私の目に激痛が走った。
「い、痛い…」
動こうとすれば目に激痛が走る。
そのため私はうずくまって体を動かさないようにするしかなかった。
(何か眠いな…)
そうして私は眠りについた。
「…い………キ」
私はそのような声で目を覚ました。
「おい、起きろクソガキ!!」
私が体を起こして振り替えると、部屋のなかに悪者顔の男がいて怒鳴っていた。
「チッ…やっと起きたか…」
そんなことを言われている私はというと
(あぁ、目の痛みがなくなってる)
というあまり関係のないことを考えていた。
そうこうしていると男が服を投げ渡してきた。
「早くそれに着替えてさっさと出てこい」
そう言って男は部屋の外に出ていった。
私はとりあえず渡された服に着替えてみると、服はピッタリであるはずがなく少し大きめだったため、服の袖と裾をまくって部屋の外に出ていった。
部屋の外は廊下のようになっていて近くの壁に男がもたれ掛かっていた。
部屋から出てきた私に気づいた男は
「遅いんだよ、クソガキ‼まぁいい、俺についてこい」
そういうと男は、歩いていった。
私はとりあえずついていき、ある部屋に入った。なんとそこには、かなり大きな空間が在って、私の他にも何十人ものこどもがいた。
ここに来る途中で気づいたことをまとめてみると、
まず、自分の身長が低くなっていた。まぁ冷静に考えたらそうだよね。だって今は原作の10年前なんだから、10年後に高校生くらいで原作に関わっていくんだから、今の年齢はたぶん5~7歳位なんじゃないかな?
そして、私はなんとビックリかなりの美少女だったのだ‼
肌には全くシミがなくて、髪は銀髪で先の方がブロンドというツートンのようになっており目はすべてを魅了するような赤色で、私は人形のような美少女だったのだ。
そうしていると、すべての子供?をこの空間に集め終わったのか、ある一人の研究者のような人が出てきて
「静かにしろ‼」
その言葉を聞いて回りの子供たちが静かになると
「俺は、もういきることのできないようなどうしようもないお前たちを拾って助けてやった者たちのリーダーだ。」
(あれもしかしてこの人たちいい人なんじゃ?)
私がそんなことを考えていると、男が
「まず、お前たちに生きる資格があるがあるかためさせてもらおう。とりあえず二人一組になれ。」
そういわれたら周りの人たちは一斉にペアを作り始めた。
私は近くにいた、元気のありそうな男の子と組んで
「よろしくな‼」
と、声をかけてきたため私も
「ええ、よろしくね。」
と微笑みながら返すとその男の子に顔を赤くしながら視線をそらされた。
私が、何か悪いことしたのかな…などと考えていると、
何人かの男が一斉に何かを配り始めた。
(何を配ってるんだろう?)
そうして私に配られたものは、
(え、ナ、ナイフ?)
驚いてペアの男の子の方を向いてみるとその男の子も意味がわからない、という顔をしていた。すると、リーダーの男が、
「ナイフは行き渡ったな…ならば、これからテストの内容を発表する。何、簡単なことだ。今ペアになったものをどのような方法でもいいから殺せ!
制限時間は、1時間!生き残ったものは、これから私達の言うことを聞くならば、これからもいかしておいてやる。1時間以内に勝負がついていなかった場合は二人とも殺す。それでは始め!!」
そうして地獄の時間が始まった。
周りの人はみな先程の男に向かって怒声などをあびせているが等の本人は「死にたいのか?」と言うと何も言わなくなった。
そんな時私はペアの男の子を視界の片隅に入れながら、
(そういうことか…)と、私は一人で考え込んでいた。
(これは、おそらく殺しを慣れさせるための試験…私の天使は
そうして何分か考え込んでいると、回りの怒声などが悲鳴や叫び声に変わっていった。おそらくもう生き残るための闘争を始めたのだろう…
すると、ペアの男の子がなにかを決心したかのような顔つきになり、震えるてでナイフを持ちながら
「ごめんね…僕はまだ死にたくないんだ」
と、いいながらわたしにナイフを向けていた。
(そんなこと私だって同じだ…でも生き残るには…この前にいる少年を殺さなければならない…。だから私は!!)
そうして私はナイフを持って飛びかかってきた少年のナイフを少年の腕を叩きつけることで跳ね上げ、その叩きつけた腕で少年の胸元をつかんで地面に叩きつけるように投げた。その衝撃で少年のナイフは遠くへと吹き飛んだ。
私はナイフがなくなり抵抗するための道具がなくなって怯える少年のマウントポジションを取りその胸へ自分が持っているナイフを突き刺した。