湖の騎士が王妃じゃなくて王を好きになっちゃったら   作:天才になりたい

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ランスロットは色々と不憫だと思うのです。
円卓最強と言ってる割には弱いって言われたりとか、アルトリアとゲネヴィアのネタでバカにされたりと。。。
だからここではちゃんと最強にしてあげるから!アーチャーもランサーもライダーも敵じゃないよ!第5次のバサカと渡り合えちゃう、というか余裕で勝てちゃうぐらいに強くしてあげるよ!っていう設定。
あくまで設定予定。
最早予定というよりも願望に近いよ!w




皆さんこんにちわ!

みんな大好きランスロットです!

はい、本日はテンション高めでいきます。じゃないとやってけねーよ!っていう話です。

 

皆さんもご存知の通り、我らが円卓の騎士団にはビームをブっ破しちゃう人がいます。

代表例だと、我らが王アーサーだったり、私の次に強い?ガウェインだったりですね(正直申しますとガウェインよりトリスタンの方が戦ってて楽しいです。だってあれただの筋肉バカだしw)。

で!そこで問題なのが!何故!私の!アロンダイトは!ビームを!ブっ破!出来ないのか‼︎って事です。

まあ別に?私最強ですから?構わないんですよ?じゃないと、アーサー王はまだしもガウェインとか見どころなくなっちゃいますしね?でもおかしいじゃないですか!

なんでエクスカリバーはブっ破出来て、アロンダイトはブっ破出来ないのか⁈だって製造元同じですよ?私の母のヴィヴィアンですよ?あんだけ息子のこと好き好き言ってるのにこれはもうイジメに近いです。だって蛮族共と戦うたんびにガウェインがバカにした目で見てきてフッと鼻で笑うんですよ?本当彼とは相入れませんね。どう足掻いても彼と仲良くなれる気はしません!

 

と、話が逸れてしまいましたね。え?お前本当にあの湖の騎士なのかって?何故そんなこと聞くのですか⁈何?湖の騎士なら本音トーク苦手だろうって?それなら前回作者が弁解したと思いますし、私の場合本人を前にしての本音トークが苦手なのであって別に他人に愚痴るなら本音トークも何もなく話しますよ?というかこれ誰に言ってるんでしょうね?

 

まあそんなことはどうでもいいんです。

それで、ですから私訪ねたんですよ。母の元に。今回はそのお話をしようかと思ったのですが、色々と脱線してしまいましたね。それではお話ししましょう。

 

とりあえず遠征が終わり一段落着いた時、私は母の元に赴きました。

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「偉大なる母よ!ランスロットです!ただいま帰りました!」

 

その声を聞いて、ヴィヴィアンは湖から飛び出し超絶笑顔で息子を抱きしめようとした。

だが、それは失敗に終わる。何故ならヴィヴィアンが固まって止まったからだ。その視線の先には超絶微笑みながらも目だけは全く笑っておらずその後ろからはドス黒い空気が醸し出されていたランスロットがいた。

実際、怒り顏で怒られるより、笑顔で怒られる方が怖いものである。今のヴィヴィアンはそういう状態であった。

 

「(私何かしたかしら?)」

 

冷や汗かきながら全く身の覚えのない彼女はとても焦った。あの顔をした時のランスロットはガチギレだからだ。

これよりもうひと段階行くともうお前どこのチンピラだよ⁈って聞きたくなるくらいお口が悪くなるらしい。しかも超絶笑顔で。ヴィヴィアン談であって、今の所それを見たものはいないらしい。

 

「ラ、ランスロット?一体どうしたのかしら?お母さん何かしちゃったかしら?あ!あのことかしら?マーリンにあなたの事を逐一報告しろって言うのが嫌だったのかしら?」

 

「いえ。むしろそんなことさせていたのですか?それについてもお話ししなくてはなりませんね」

 

どうやらヴィヴィアンは自分から墓穴を掘ったようだ。

 

「まあそんなことでわざわざ来ませんよ。だいたい予想つくので」

 

そこで予想つくのもどうかと思うのだが、ヴィヴィアンの今の頭はそんなこと考えられない。それよりも溺愛している愛息子がなぜにここまで怒っているのかの方が彼女には大事なのだ。

 

「じゃ、じゃあお母さん他に何かした?あまり思い当たらないのだけれど」

 

それもそのはずである。今回に限ってはランスロットの一方的な八つ当たりである。

 

「アハハハハ。今日はアロンダイトの事についてお話しに参りました」

 

「ア、アロンダイト?何かあったのかしら?あれは決して刃こぼれなんてしないはずだけれど」

 

「ええ、この剣はいい。私の武技が遺憾なく発揮される素晴らしい剣です」

 

「あら、だったらいいじゃない。何か他に問題でもあるのかしら?」

 

事実、アロンダイトは素晴らしい剣である。あのエクスカリバーに引けを取らない代物だ。何よりあの剣はヴィヴィアンがランスロットの為に特注で彼の力が最大限に発揮されるようにと作った物なのだ。だからこそ訳が分からない。何故彼があそこまで怒っているのか。

 

「ええ、いやね?一つ問いただしておきたいことがあるんですよ」

 

ヴィヴィアンの背中に流れる汗は尋常じゃない。いや、この表現は少しおかしいのかもしれないが人間に例えるならこれが適当だろう。

 

「何故、エクスカリバーはブっ破出来てアロンダイトはブっ破出来ないんですか?」

 

「……………………は?」

 

ヴィヴィアンはランスロットの言っている意味が理解できず間抜けな声を出してしまった。そうしてようやく理解すること10秒。

 

「えーと、はい?ブっ破?え?それだけ?まさかのそれだけの事で来たの⁉︎」

 

「それだけとはなんですか!結構大事なことですよ!」

 

お前は戦隊モノ好きな幼稚園児か!と言ってやりたいところだがこの時代にそんなものあるわけないし、そもそもヴィヴィアンがランスロットにそんなこというわけもないので、普通に返す。

 

「いやだってビームなんて必要ないぐらいに強いじゃない!」

 

「いやですからそういう問題ではありません。ガウェインがうざいのでどうにかしてください!というかなんでビーム付けて下さらなかったんですか⁈」

 

「え、いやそれはその、ね?」

 

いきなりしどろもどろになり始めるヴィヴィアン。

 

「だってカッコ悪いじゃない」

 

ボソッと言った言葉に今度はランスロットの方が頭が真っ白になった。

 

「……………は?」

 

「だってね?あなたがビーム?ありえないわよ!アーサー王は王だからいいとして、あなたがビームはありえない!せっかくのランスロットの美しい武技が見れなくなるじゃない!」

 

「ええええ、そういう問題ぃぃぃぃ?」

 

さすがのランスロットもこんな理由ではビックリです。初めて聞きましたね。カッコいいのを優先させるために一撃必殺を与えないとか。ヴィヴィアン怖ぇぇぇ。。。

 

「それにビームなんてブっ破しなくてもあなたなら剣戟の衝撃波だけでビーム分ぐらいにはなるんじゃない?」

 

そして続けて言った言葉にピクリと反応する。どんだけブっ破したいんだお前は。

 

「どういう意味ですか?」

 

「そのまんまの意味よ?ようは何処かの燕切るためだけにやっちゃった剣士みたいな?」

 

「なるほど。その例えは正直意味がわかりませんがいいでしょう。それでは試してみますか」

 

「え?ちょちょちょっと!待って!そんなことしたら湖切れちゃうから!」

 

「さすがに私もモーセさんじゃないんですからそんなことにはなりませんよ、、、たぶん」

 

「たぶんって言ったわよね!ちょっと!」

 

「そもそも母上がビーム付けてくれていればよかった話なんですから我慢してください。母上ならすぐに治せるでしょ!」

 

この意味不明なやりとりはなんだろうか。もしここにケイやらマーリンやらがいれば突っ込んでくれただろうが残念ながらそんな人達はここには居ない。

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

湖畔にランスロットが立つ。アロンダイトを正眼に構え、足を肩幅に広げ左足を右足よりも少し前に置く。そして目を瞑り、深呼吸を二回。ゆっくりと剣を頭上高く持ち上げて目をカッ!と開き、

 

「ハアアアァァァァァァぁぁぁぁぁ!!!」

 

という声と共に勢いよくアロンダイトを振りかざす。

 

そうするとどうだろうか!振りかざした斬撃は湖を斬り、森の木々を一切のズレもなく一刀両断したではないか!まさにビームをブっ破したのと同じ状態に!

本当に湖版モーセさんやっちゃったね☆

 

この後ランスロットは意気揚々と帰り、帰った後初の戦いでガウェインは地団駄を踏み涙を流したという。ヴィヴィアンはこの日から一ヶ月、湖と森の修復を余儀なくされ、泣いたそうな。

 

余談だがこの湖畔の森の近くの町では神からの裁きかなんかと勘違いし国の滅びる前触れかと思われ、一層神への信仰が厚くなったとか。まあその後数十年何にもなかったが。

 

 

そうしてランスロットはかの竜を狩っちゃうゲームの中の特技の真空斬りを手に入れたのである。まあそこはあえてブっ破とは言わないでおく。以上!

 

 

 

 




ランスロット、ビームではなく真空斬りを手に入れる。

まあアサシンさんの十八番を奪っちゃったね。まあ気にしない気にしない。

でもあんまりブっ破しないよ?だってガウェインが可哀想だもんねww
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