銃?剣?無手ですがなにか?   作:枯れ葉枯れ枝

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前回の投稿からやく2週間過ぎつつの投稿………

作者のダメ加減が出てますね。(゚ω゚;A)

さてそんな無能の話は置いといて。第5話よろしかったらご覧下さい〜。


第5話

 

(なんの用事だろうな、狸め。また面倒事じゃないだろうな。)

 

奏は35試験小隊と共に理事長室に向かっていた。

 

そもそも奏が数ヶ月の間、学園を離れていたのも理事長の指令だった。

 

厄介事の予感を抱きつつ廊下を歩いていくと、理事長室の扉から人が出てきたのを見た。

 

それを見た瞬間、奏の背筋を電流が走ったようなショックが走った。

 

なぜか桜花もその人物を見た瞬間、無意識だろうが顔が強ばっている。

 

「?どうした、桜花。」

 

「・・・い、いや。」

 

平静を装い頬を掻く桜花だが、よく見ると膝が震えていた。

 

ちなみに、奏は出てきた人物を見た次の瞬間には草薙の後ろに隠れていた。地味に草薙は奏よりも背が高いため近場で隠れるのに最適だった。

 

草薙は自分の後ろに隠れた奏に気付くことなく、様子がおかしい桜花に声をかけた。

 

「知り合いか?」

 

気まずそうにしている桜花に草薙が首を傾げていると、理事長室から出てきた人物が顔を桜花に向けた。

 

「鳳桜花」

 

タケルに向けたものではないのにも関わらず、タケルは思わず肩を震わせた。

 

しかしそれ以上に桜花は跳ね上がるほどに驚きを露わにする。

 

眼力と威圧感が特徴的な男だった。歳は20前半だろうが、眉間によっているシワや背の高さによってより歳を取っているように見える。

 

真っ黒な髪に普通の審問官とは違う真っ黒な制服、この強面な男には黒がよく映えた。

 

「誰だ?」

 

タケルが桜花に耳打ちすると。

 

桜花が膝の震えを倍増させながら口を開く。

 

「わわ、私が魔女狩りだった頃の・・・直属の上司だ。」

 

「あっ、ということは魔女狩りの・・・」

 

とタケルがぽんと手を叩いた。

 

「_____何をコソコソ話している」

 

「は、はっ!失礼いたしました!」

 

無表情な男の言葉に桜花は慌てて審問官独特の敬礼をする。

 

「敬礼は不要だ。今の貴様は学生だ。」

 

桜花はおずおずと行った様子で敬礼止めた。

 

「それでいい、対魔導捜査一課第零殲滅機動隊、エグゼの隊長をしている鐵隼人だ。貴様たちのことは会長から聞いている。それと・・・貴様も35試験小隊だったのだな、如月奏。なにを隠れている。出てこい。」

 

隼人の最後の言葉に、小隊のすべての視線が奏に集まる。

 

奏は面倒くさそうに草薙の後ろから、隼人の前に出た。

 

「はぁ、なんで隼人さんがここにいるんだよ・・・つかあんたエグゼの隊長だったのか。」

 

「っな!如月!隊長になんて口の聞き方を!」

 

桜花が恐れ多いといった風に奏に詰め寄る。

 

だが、隼人は手の動きで桜花を制した。

 

「構わん、それにこいつには俺の素性は言ってなかったからな。」

 

「あんたが問答無用で、組み手を始めてきたからだろうが。」

 

「ふん、貴様ほどに素手で俺に張り合える者は居なかったからな。」

 

奏が数ヶ月間派遣された場所で、奏が朝の訓練をしていた時。その様子をみていた隼人は自分にも届くであろう実力を見抜き、組み手を仕掛けたのだ。

 

「よく言うよ、結局一発もまともに当たんなかったくせに・・・」

 

「それは貴様も同じだろう、俺の攻撃をすべていなしておきながらよく言う。」

 

奏が言うと隼人は無表情を崩さずに返した。そしてその鋭い眼光を草薙に移した。

 

「・・・貴様が隊長の草薙だな。」

 

「あ・・はい、俺が草薙です。」

 

その眼光を浴びた草薙は体を強ばらせた。

 

「・・・鳳のことをよろしく頼む。」

 

そういうと隼人はタケルの頭に手を置いた。

 

「は、はい?」

 

そういうと隼人はその場から去っていった。

 

「あいっかわらず、隼人さんはわかんねぇな〜」

 

「そうだな、悪い人ではなさそうだけど・・・鳳は詳しいのか?」

 

草薙が訪ねると、桜花は体の緊張を解いた。

 

「はぁぁ。わ、私は鐵隊長には頭が上がらんのだ。問題児だった私を何かと養護してくれて。」

 

「へぇ〜、いい人なんだな。」

 

草薙がそういうと、奏がうへぇーといいながら顔をしかめる。

 

「いい人〜?あの人がぁ〜ないない」

 

ぶんぶんと手を振りながら、奏は否定する。

 

「う、うむ。いい人がどうかは分からんが、厳格な人だった。男女平等が信念らしく、問題行動を起こすとぶっ飛ばされた。」

 

「ぶっとば・・・・まじか・・」

 

「その話はまた後でだな、そろそろ入ろうぜ。」

 

そういうと奏は理事長室の扉をノックした。

 

「入っちゃって入っちゃって〜」

 

扉の中から聞こえた陽気な声にイラッとしながら奏は理事長室に入った。

そのあとをぞろぞろと小隊のみんながついてくる。

 

中にはいると、見たくもない顔が満面の笑みで出迎えた。

 

「あいっかわらず、胡散くせぇ。」

 

楓月はチェシャ猫のような笑みを崩すことなく、奏を見る。

 

「やぁやぁやぁ子供たち〜、奏君もおかえり〜」

 

「っチ、なにがおかえり〜だ。てめぇが飛ばしたんだろうが。」

 

唸るように奏は楓月に言う。

 

それを見た草薙は、空気を変えようと口を開いた。

 

「そ、それで理事長!俺たちをなんで呼んだんですか?」

 

「おや、ずいぶん忙しないね。やる気満々なのかい?それじゃあ本題に移ろうか。」

 

楓月はパンと両手を叩いた。

 

「今回は君たちに、特殊任務についてもらおうと思ってね。2限目をサボさらせてここに呼んだのさ。」

 

「___待ってください」

 

楓月の言葉を聞いてタケルが思わず声を上げた。

 

「俺が呼ばれるのは分かります。俺はレリックイータの件で、理事長に協力すると約束しました。でもこいつらを巻き込むのは止めてください。」

 

「君の気持ちは分かる。でもね、あの戦いに参加していた以上無関係とはいかないんだよ。あ、奏君に至っては強制ね。」

 

「・・・なっ!だからって。」

 

「勘違いしないでくれ給えよ、これはそこの3人が望んだことだ。あ、奏君は別として。」

 

草薙は小隊を見ると。

 

「わ、わたくしは出世のチャンスだと思ったからですわよ!金魚の糞になるつもりはないですけれど、上の人間に名前を覚えてもらえるチャンスですもの!」

 

「私は元からレリックイーターの契約者だ。協力し会うのは当然だろう・・・それにお前とは・・その、約束があるだろう。」

 

二人とは違い冷静にキャンディーを舐めていた斑鳩は、口からキャンディーを取り出すと一言。

 

「暇だから?」

 

こいつだけ理由がおかしかった。

 

全く、こいつらは変わっていないな。と奏はため息を一つついて。

 

「まぁ、元々断る理由は無いしそれどころかお前等だけじゃあ俺が戻ってきた意味がないだろう。___そこの狸はいつか殴るが。」

 

最後の一言は楓月に向けて言い放つと、楓月はやれやれとでもいうような様子で肩をすくめた。

 

「全く、奏君はジョークが上手いね。さ、それじゃあ君たち全員特殊任務についてもらうということで。____入ってきなさい。」

 

楓月が理事長室の奥にある、給仕室に向かって呼びかけるとしばらくして給仕室の扉が開いた。

 




主人公の影が薄い…………だと!?


とゆうか早くマリさんと奏を会わせたいのですが残念ながら次の話は奏での過去をちょろっと話そうかなーと思っとります。

次はいつ投稿できるだろう(ガクブル

それでは見てくださった皆様に感謝を捧げまして……

見てくださり有難うございます!
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