ラブライブ 女神たちの奇跡、傭兵の軌跡(凍結)   作:杉並3世

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ようやく完成して、一週間ぶりの更新です。

まだまだ至らない所ですが暖かく見守って下さい。


再会

 

ー千代田区神田町ー

「ここに来るもの久しぶりだな」

翌日、仕事終わりに母さんの実家でもある神田町を訪れた。

勤め先の先進技術センターから徒歩で行っても20分ぐらいでたどり着けた。

元々俺は神田生まれの神田育ち。父さんが士官だったため単身赴任で全国の基地や艦艇を転々としていたので、アルテールスにわたる前は母さんの実家に住んでいた。

ここに来るもの実に6年ぶり

あまり街並みは変わっていないが、道路の塗装とか新しくなっている。

こういうのを見ると年食ったなぁ・・・・・・と思う自分がおる。

 

甘味所『穂むら』

母親の実家であり幼馴染みの家でもある。名前のとおり和菓子屋で昭和初期から続く和菓子店で千代田区から歴史重要物件指定を受けている。

 

「・・・・・・・・」

とうとうここまで来たか・・・・・

あの作戦を立案した頃はもう二度とここへ来ることはないと思っていたけど人生何が起こるか分からないな。

あまりウロウロしても不審者に間違われたら今度こそ洒落にならない

店の扉を開けて店内に入ると誰もいない!?

「あれ?今日は定休日か何かか?」

にして店の鍵は開けっ放しだし?

しばらくすると店の奥から女性が出てきた。

 

「いらっしゃ・・・!?お、お義兄さん!!」

「ご無沙汰しております。希衣さん。悠斗です」

「ゆ・・・うとくん!?」

「ええ悠介と麻衣の息子で穂乃果達の兄貴分の悠斗です」

母さんの妹であり、幼馴染の母や親でもある高坂希衣さん。

もう2人の娘を持っている筈なのに若々しい

「悠斗くん!生きていたのね!!」

「はい、父と共になんとか生き延びました」

「お母さん―どうしたの?」

2階の方から階段を下りてきている音が聞こえ、奥の方から赤髪のかかった茶髪の女の子が出てきた。

「ほ・・・のかと思ったら雪穂か?ずいぶんかわいいくなったな」

「え!?」

「雪穂どうし・・・・・痛ったーい!!」

更にオレンジ色の髪をサイドテールで結んでいる女の子が出てきたが・・・躓いて壁に激突。

・・・・・あれは痛そう

「お転婆なのは全然変わっていないな穂乃果!!」

「う・・・そ!?ゆうにい!!」

 

「そうだよ。みんなの兄貴分の悠斗だよ」

穂乃果は幼馴染の中でも行動的でみんな中心にいる明るく太陽な子・・・・・・なのだが時々突飛つな行動でみんなを振り回すことがあったが一度も悔いを味わったことがないのが不思議!

・・・・・・・・・・俺が尻拭いをしていたのは別だが・・・・・・

穂乃果の妹の雪穂。

破天荒な姉を見てきたのか小さい頃からしっかり者な性格・・・・・だけど変なところで姉に似ているところもあるんだよな

 

 

・・・・・・・・さて、どうやって話を進めていくか

「・・・して」

「え?」

「どうして連絡くれなかったのよ!!」

少し怒りながらこっちに向かって飛びかかってきた。

「いったいどれだけ心配したと思っているのよ」

昔から元気満点の声が特徴の穂乃果が涙声で溢れていた

 

「そうだよ。テロにがあった後連絡が取れなくて」

「いつか連絡が来ると信じていた矢先お義兄さんと悠斗くんは行方不明で姉さんが亡くなったと政府の人が言ってきて・・・・・・」

雪穂も希衣さんもいつの間にか涙声なっていた

「ごめんなさい・・・でももう大丈夫ですよ」

もっと早く気づくべきだったんだ!

部隊設立時、総大将の御神さんはこう宣言した『生き残ったのならば必ず家族の下に帰る事』

 

帰るべきところがあれば最後まで諦めず乗り越えるために誓ったとされている。

 

きちんと家族の下に帰るべきだったのだと

 

俺たちはあの時そう誓って戦ってきたのに

 

それを忘れていたなんて

 

危うくあの時の誓いを反故にするところだったよ

 

 

かく言う俺も涙声になっていた。

もう二度と会えないと思っていた家族に再会できたのだから泣かずにはいられなかった。

 

穂乃果と再会を終えた俺は居間の方にお邪魔していた

「う~ん!!この味久しぶり」

話が長くなうことから一旦店を締めに戻り、お団子とほうじ茶を頬張ってを希衣さんを待っていた。

「お待たせ」

希衣さんが戻ってきて、話を始めた。

 

「まず最初に、私たちには日本・アルテールス両政府から守秘義務を課せられており、正式発表や機密指定外の事しか話せれないことをご了承ください」

「それじゃ最初に・・・・・悠斗くんはこの4年間どうしていた?」

「私は第一王女であるエリザベス殿下と私で有志を募りテロ組織『龍』の壊滅のため行動していました。どこで何やっていたかは機密につき申し上げられません」

「・・・・・・と言うことは悠斗くんはその・・・傭兵・・・だったの?」

「はい」 

『百鬼夜行』設立を決めた時、直ぐにアルテールスの法律を改正させた。

無論15才以下の子供の参加は厳禁付きで。

「後はニュースで知っていると思いますが日本・アルテールス軍による総攻撃で『龍』は壊滅し終息宣言が出されました」

『百鬼夜行』や生体兵器の事は機密事項として発表されてはいない。

というかとても発表何かできようがない。

 

 

お義兄さんはどうしたの?」

「・・・・・・・・」

正直これは言うべきがどうか悩むところだが・・・・・・・

「・・・・父さんは・・・もう日本に戻らない気でいます」

「!?なんで!!」

「テロにあったとき、自分が大怪我を負って戦線を離脱、実の息子に血泥を進ませた上自分の大切な人さえも守れなかった・・・・・・・そのことをずっと悔やんでいます」

「でもそれは・・・」

「分かっている。実際俺をはじめとするいろんな方々が説得しましたが・・・・・」

結局父さんは最後まで首を縦に振らなかった。

「最後は母さんが死んだこの土地で墓守として一生を過ごす・・・・と仰っていました」

「そう・・・ですか」

話はこれで終わり紀衣さんと雪穂は店があるため店に戻って、俺は穂乃果の部屋に案内された。

「もうじきしたら海未ちゃんたちが来るって」

「すまんな、穂乃果」

穂乃果に頼んだのは後2人の幼馴染を読んで欲しいと頼んだ。

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・驚いたか」

「・・・・・うん」

「元々父さんと同じ道を歩むって決めていたからいずれは争いを経験するとは思っていたが、まさか17歳で味わうとはな」

 

世界の理不尽

 

頭の中で理解していても実際に経験すると理解の範疇を越えていた。

 

あの時ほど世界の理不尽を嘆いた事はなかった。

 

一時期この世界に絶望していたこともあった

 

「正直言って・・・会わないでおこうと思っていたこ」

「どうして!!」

「今回の話しでまだ言えない部分があって・・・・その事があったからこのまま死んだことにしておけば知れることなく一生を終えられる」

少なくともあの作戦する以前は帰りたいって願っていた

帰るべき場所があったから絶望にもめげなかった。

 

しかしそれすらも壊すほどの絶望を味わってしまった。

 

「でも、俺が間違っていたよ」

「え?」

 

「どんなことがあっても帰るべき家があるのならそこに帰らないと行けないのだよ。それが生き残った者たちがやらねばならない最後の仕事さ」

本当に自分自身が情けない。

そのことここに入るまですっかり忘れていたよ。

「穂乃果、ちょっと」

「どうしたの?悠にい?」

俺は後ろからそっと抱き締め・・・・

 

 

 

 

 

 

「穂乃果!」

「穂乃果ちゃん」

「海未ちゃん、ことりちゃん」

「ゆうにいが帰ってきたって本・・・・・当・・・・・・?」

今の状況を簡単に言うと

俺が穂乃果を抱きしめた瞬間、後2人の幼馴染である大和撫子とも言うべき美貌を持つ園田海未とおっとりしていて脳が溶けるような甘々な声の持ち主の南ことりが勢いよくドアの開ける音がした。

つまりそれは・・・・・

(気を付けろ!セクハラ現場を目撃されたら!命は諦めろ)

何故がナンパ師であったウィルの言葉が頭をよぎった

「さて、悠にい!!今まで何があったか洗いざらい話してもらいます!!」

こえ!幼馴染超こえー!!

ここまで怒った海未を見たのは寝ているところを起こしてしまったあの時以来だけど。

その時より怒りのキレ具合が半端ねえ!!

「海未ちゃん。一旦落ち着こう」

「ことりも甘いのです!!4年間一切連絡してこなかったのに、それがいきなり戻ってきているときいて慌てて駆けつけていると・・・その・・・・ふ、2人がイチャイチャ///しているのですよ!!」

海未は少々・・・・とても恥ずがりやさんで前に一緒に見ていたドラマのラブシーンですら見られない。

「ことり、海未」

2人にもほのかと同じように抱きしめた。

「ごめんな・・・今まで連絡寄越さなくて」

本当に申し訳なかった。

家族だけでなく幼馴染にも心配をかけてしまった。

そしてそれを気にしなかった自分自身の

「・・・・全くですよ。どれだけ心配したのと思っているのですが」

「ことりも・・・・・・早くゆうにいが帰ってきてとおもっていたよ」

最後に穂乃果も抱きしめてきて

「「「おかえりなさい!!悠にい!!」」」

「ただいま!」

テロ事件から4年

俺はようやく何かを取り戻せれた気がするよ。

 

 

 

「・・・・・・というわけで今に至る」

俺は希衣さんと同じ内容のことを2人にも話した。

正直ショッキングな内容含んでいるのだが2人は最後まで聞いてくれたよ。

2人は何を話そうか迷っているみたい。

それもそうだ、最後まで聞いてくれたとはいえ、一般人からは縁遠いものだから。

 

「そ、それにしても悠にい昔より大人っぽくなっているね」

場の空気が耐えられなかったのか穂乃果が別の話題を振ってくれた。

正直、こういう時の穂乃果の性格はとても助かるよ

「そうか?」

「そうですね。昔から年上として引っ張ってくれていましたが今はなんとなく」

「うんうん」

自分でも思わないのだが美少女に進化を遂げた幼馴染3人の猛攻から思わず顔をそらしてしまった。

「あ、悠にいが照れている♪」

「う、ウルセ///大人をからかうんじゃありません///」

今、俺の顔は絶対に真っ赤だ。

 

「でも・・・こうして話をしていると昔を思い出すな・・・・」

「そうだな・・・」

昔の記憶を頼りながら思い出していく。

穂乃果は元気な笑顔でみんなを引っ張っているが時々破天荒な行動でよく真面目な海未と言い争ってことりは温厚な性格なため、しょっちゅう喧嘩する2人の仲介役をして、俺はみんなの起こした(主に穂乃果)尻拭いをした。

この日は遅くまで昔話で花を咲かせた。

 

正直、変えるべきと提案してくれた課長には一生頭が上がらないだろう。

課長の言葉がなければ一生くすぶっていたかもしれない。

 

見ていますか?咲夜さん。

少し遠回りをして時間がかかりましたが無事家族の下に変えることができました。

また、父さんを始めとするいろんな問題が残っていますが、少しづつ乗り越えて行きます。

亡き師匠に心の中に誓い、今はただ・・・目の前の光景をひたすら感謝するしかない。

 

 




最後のライブから早二週間が過ぎようとしています。
最近思い始めたのはμ’sに感謝ともっと早く知るべきだった後悔の念が複雑に絡み合っています。
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