ラブライブ 女神たちの奇跡、傭兵の軌跡(凍結) 作:杉並3世
今日は大阪のスクフェスミニ感謝祭の方に参加しておりました
正直今日の物品販売の列はこれ以上のない絶望感に溢れていました・・・・
ツイッターを見ると売り切れのツイートを見るたび悲観し、撤退も考えましたが、意地を見せること4時間と10分で物品販売にたどり着きましたが・・・・・結局目当ての物が買えなかったのですがいい物があったので戦術的勝利を収めて帰ってきました。
06スクールアイドル
「スクールアイドルをやろう!!」
翌日妙案があることを3人に伝え再び穂乃果の家に集まったがまさか開口一番穂乃果の口から言わされるとは!!
ふっ!
なんだかんだ言って成長しているのだな!
「・・・・・・・だってとてもキラキラしているのだよ!!」
・・・・・・・・・・・・・前言撤回
やっぱりア穂乃果らしく全然理由になっていない理由だ。
俺の感動を返せ!!
「悠にいも何か言ってやってください!!確か悠にいも妙案があるとおっしゃいましたよね!?」
どうやら穂乃果の案を撤回させるためにこの話し合いに参加した
目が据わってちょっと怖いのですが・・・・・
「・・・・・・・・・ごめん。俺も穂乃果と同じ答えなんだ」
「・・・・・・・・・・どういうことですか悠にい」
怖い!
怖いっすよ!海未ちゃん!!
何か身体全体から鬼のような覇気が溢れているのですが!!
可愛い顔が台無しだよ」
「悠にい・・・・・・心の声がただ漏れですよ」
なんでだろ?
こいつらと一緒にいると心の声が漏れてしまうのだろう?
「まあ海未よ落ち着け。俺は穂乃果とは別の理由だよ」
「・・・・・本当ですか」
「俺のは正直に言ってもう残された手はスクールアイドルしかないと思っている」
「なぜですか?」
「昨日も言ったが正攻法じゃどうにもならない。学校にそれほど特色もなく部活動も盛んではない。例え今、部活とかで全国優勝したとしてもその時点で廃校が決まってしまう」
時間もなく手札のカードは少ない、つまり今の手持ちでは勝負にならない。つまりどうしようが後付けで有名になるしかない。
「もう普通の手段では到底間に合わない!となれば残された手は・・・・」
「スクールアイドルしかない」
正直それでも元々0%をほんの数%しか上がらない。博打も良いところ
「それでも可能性があるのよね!?」
「ああ!」
3人のポテンシャルも十二分にある
「ただ、覚悟はあるか?」
「覚悟・・・・」
「そう中途半端な気持ちでやってしまうと余計に傷が広がって下手をしたら今の1年生が卒業する前に廃校になってしまうかもしれない」
今の音ノ木坂学園は民社党の連立政権の毒で体を蝕られている状態。
穂乃果たちがスクールアイドルという薬を投入するも要領用法を間違えば劇薬にもなりかねない諸刃の剣
「だから中途半端ではだめ!やるなら本気で最後までやりとげる覚悟が必用」
「正直言ってスクールアイドルで廃校救うといっても何をどうすればいいかわからないけど・・・・・」
「学校を救いたいと言う気持ちは誰にも負けません!!」
穂乃果の瞳には見に覚えがあった。
どんなことでも乗りきってやるぞと、覚悟の目を!
その姿にある人物の頭がよぎった。
「俺もできる限りの事は協力するよ」
「本当!?」
いくら覚悟を持っても3人だけでは色々きつい部分もあるだろう
ダンスの振りを考えたり作詞作曲広報、トレーニングメニュー...挙げたらキリがない
これらの少しでも受け持てば彼女のたちの負担も減り、パフォーマンスに専念できる
それに・・・
廃校回避となるとそれをよしとしない勢力が絶対に出てくる。
俺は今度こそ希望を守ってやる
今ここに、また一つのスクールアイドルが結成された
「さて、これを見てくれ」
持っていたタブレット端末に保存していた。A-RISE他、全国各地のスクールアイドルの動画を3人が見える位置に置いて再生した
「正直言って今の3人がこれと同じ動きができるかと言うと出来ないとおもう」
普段使われていない筋力を使うのだから、ほのかやことりはともかく運動部の海未でも少々キツいかもしれない
「後、俺たちが今持っている課題はいくつかある」
タブレットのメモ帳アプリを開いて練習場所、作詞作曲、衣装、グループ名、学校の承認、発表機会の課題点を書いた
「これが俺たちに与えられている課題の概略だ」
練習場所は学校の承認も兼ねているから必然的に後回しになる。
グループ名は今すぐに決まらないので次に持ち越し
「とりあえず練習内容は俺が考えるよ」
「それでしたら私も・・・」
「いや、海未は練習の方に集中して」
「わかりました」
海未は海未で達成しないといけない課題がある
「ところで穂乃果とことりってどれくらい運動できる?」
「少なくとも不可にならないレベルは」
「分かった。それを考慮して考えてみる」
これで練習内容は終わり
「次に衣装は・・・・」
「衣装はことりがどうにかなるかも」
「え!?ことりって衣装とか作れるの?」
「うん!」
以外にも衣装系はことりに決まった。
元々服飾関係に興味があったらしく自作で色んな衣装の製作ができる。
「さて、問題は作曲と作詞だな」
これが一番難関だ
昔、隊員の中に指揮高揚の為に曲を作ったことがあるけど曲はおろか作詞の才能のなさに絶望しちまった
あれは特別なセンスがいると実感した。
作戦や技の創作は得意なのだか・・・
「私作曲できる子に心当たりがあるの!」
「そうなの?」
正直穂乃果の口から聞くとは思わなかった
「うん!今年入った1年生でピアノも歌もうまいの!」
「私もうわさで聞いたことあります。何でもオリジナル曲の発表会で金賞を取ったらしいです」
「それは凄い!」
正直、スクールアイドル始めるのなら既存曲よりはオリジナル曲のほうが良い!
本人の意思を尊重だから交渉は穂乃果の一任した
「後は作詞か・・・・」
「それも大丈夫だよ!!」
「当てがるのか?」
まさかの穂乃果から2連続!
なんだ!?今日の穂乃果は神がかかっているな!!
海未の方に2人は顔を向ける
「な、なんですか?」
「海未ちゃんってさぁ~中学の時ポエムとか書いていたよね?」
「そうなのか!?」
ここで知るまた新たな幼馴染の一面
海未の方を見ると
「そ、そ、そんなこと・・・ありましたか?」
・・・・・・・・目が超~泳いでいるよ海未さんや
どうやらその話題は彼女にとって触れてはいけない、開けてはならないパンドラの箱・・・・封印していた黒歴史の一つだろう
「ことりにも見せてもらったこともあったよねぇ~」
更にブラックな笑みを浮かべていることりが追撃を加えるものの・・・
「用事ができました。帰ります。さようなら」
穂乃果とことりの猛攻に耐え切れなくなったのかカバンも持たず颯爽と逃げた
戦略的撤退としてはありだけど・・・・
「・・・・さて海未を追うか」
正直この問題を解決しないことには話は進まない
今回は申し訳ないが心を鬼にして捕まえないと
・・・・・・・・・5分後
「お断りします」
首根っこ捕まえて部屋に戻ったのはいいもの断固拒否を貫き通している
「え~何で何で?」
「恥ずかしかったのですよ!!正直言って思い出しくもありませんでしたよ」
まあ、黒歴史を掘り起こしているんだから誰だってそうだよな
「ごめん~ことりは衣装を作るので手一杯だし」
「それでしたら穂乃果が!」
「海未さんよ。こいつの小学2年生の作文覚えているか?」
『饅頭、うぐいす団子、もう飽きた!』
自分の家の不満を作文という形で暴露させた。
まだそれだけなら良い
何故か俺のところに苦情が来て2,3時間も先生たちからお説教を受けたという理不尽ぶりを味わった
「そ、それでしたら悠にいが!」
「すまない。流石に作詞ばかりは・・・・・」
仕事が立て込んでないとはいえ、全くないわけではなくそれなりの量がある。
もともとセンス無い作詞まで手を入れると中途半端になってしまう
「ことりも衣装作りで精一杯で」
「しかし・・・・」
思っていたとおりなかなか首を縦に振らない
うん?ことりの奴、胸元に手を持ってきて・・・・
「海未ちゃん・・・・・おねぇがぁい!!」
脳を蕩かす様な超甘々なボイスで海未にお願いをしたが・・・・・・・・
「ぐはっ!!!!!!」
「悠にい!?」
それを聞いた瞬間・・・・何故か壁まで吹き飛ばされ大ダメージを追った
「悠にい大丈夫!?」
「大丈夫大丈夫・・・かつての仲間が対岸で手を振っているよ」
「全然大丈夫じゃないよ!それ三途の川だよ!!」
みんな、もうじきそっちに行くぞ
「悠にい・・・すみません」
鳩尾に強烈な衝撃と同時に意識は現実に戻った
「おふぅ!!・・・・・・・俺はいったい何を」
3人はなにか恐ろしいモノを感じ取ったのか口を固く閉ざした
・・・・・・・・・とりあえずこの件は考えるのをやめよう
「・・・・・まったく、しょうがないですね」
ため息交じりにつぶやいてようやく海未が折れてくれた
「やったー!!」
「ありがとう、海未ちゃん!!」
これで後は作曲だけだ!
「作詞と作曲があれば編曲なら何とかなる」
「そうなの!?」
創作系でゼロから作るのではなく元になるものがあれば話は別だ
紀衣さんから晩御飯を呼ばれたけど今回は遠慮した
というのも俺の中でスクールアイドルの情報が大西総理に教えてもらった奴しかなく圧倒的に少ない。
明日から本格活動する手前、直ぐに家に帰ってパソコンを起動させてスクールアイドルの情報を集めた
「凄いな」
AーRISE以外の全国各地のスクールアイドルのサイトを見たがこれが高校生のクオリティ!?っと唸るモノのいくつか見受けられた。
中にはよさこい祭りをベースにしたものもある
「人気が高いとは聞いていたがここまでものとは」
パフォーマンスのキレもかつての本職とも差異はないように思える
今は前政権の所業で殆どの芸能事務所が廃業に追い込まれ現在活動中なのは当時フリーで活動していた人か地下アイドルぐらいしか残っていない。
そう言った時代背景があったのかスクールアイドルブームは爆発的に高まった。
しかしそれほど遠くは感じない
スクールアイドルとはいえ本職のアイドルとは違い早退や時間外で授業を受けるわけではなく、同じ学校に通い同じように授業を受けて、それが身近に感じるかもしれない
そしても一つのサイト、スクールアイドルのランキングサイトを覗いた
別に強制登録ではないがスクールアイドルの全国大会である『ラブライブ』に出場するにはこのサイトに登録して各地域のランキング上位に入らないと参加資格を得られない為、全国のスクールアイドルの殆どはこのサイトに登録している
登録したら『ラブライブ』予選の出場資格を得るがその代わり各地にあるスクールアイドルショップに自分たちのグッズが販売される。この売り上げが大会運営費に充てられる
「さ~て・・・・どこが管理しているのかな?」
運営会社は一般企業だけど・・・・
「うそ!?公安委員会も一枚噛んでいるのかよ!!」
協力一覧に考案や文部科学省、内閣府の名前もあった。
やっぱ前政権の所業で政府内でも危惧しているところがあってなのかその会社の上層部の一部に元公安や情報員関係者が何人か見受けられる
過去の事件を見るとちょっかい出したり私利私欲に利用した人たちは全て闇に葬られているな。
それ以外にもトレーニングのサイトを覗いて夜遅くまで試案を考えた。
時計の針は4時を指しておりいつもより早く起き上がった
ほのかたちがスクールアイドルを結成してから一夜明けた。
今日は休日当直の代休処理で休みだけど早速今日から練習が始まる
以外にも今日から朝練始めようと言い出したのは他ならぬほのかの口からだ。
それだけ今回の事は本気なんだなと思う
早速昨日・・・・というより今日の夜中に製作した練習メニューを鞄にいれて家を出た。メニューといっても最初ということもありみんながどれだけの体力があるか計測系の軽い項目にしている。
これの製作にはさすがに手間取った。
いつもの面子ならいつものやっているメニューがあるが、まだ体ができていない子供且つ女性にはキツいので一から作成することになった。
結局は深夜0時までかかってしまったが以外にも早く起きれた
一足早く神田明神に訪れて、自分の日課でもある体力維持の自分用のトレーニングで体を慣らし始めた。
「おはようございます悠にい」
「おはよう。ゆうにい」
「おはよう!悠にい!!」
一通りのメニューを終えたころにジャージ姿の3人が来た
「おっ!?穂乃果!ちゃんと起きられたのだな」
「うん!!目覚まし」
・・・・・おいおいおいおいそれ、近所迷惑より雪穂や紀衣さんに迷惑じゃない?
「まず今日のメニューなんだが3人がどれだけ体力があるか計る計測メニューだ」
「計測ですか」
「正直言って、昨日あれこれメニュー考えていたのだけど、時間がないとはいえやはりみんなの体に合わせて調整していくしかなくて」
「私はてっきり階段ダッシュやるかと」
「それは将来的にやるけど今はやらないよ」
「何で?」
「確かに足腰鍛えられて良いのだけど如何せん足や膝に負担が大きい。運動部の海未はともかくあまり体を動かしていないほのかやことりだと痛める可能性がある」
だから最初は腕立て伏せや腹筋、ランニングそれから徐々にならして行くけど3人は余り納得していない
「焦る気持ちは分かるよ。でも少しずつ体をならしていかないと 壊してしまう恐れもあるから 」
怪我が原因で変な癖が付いてしまったらライブどころか将来にも影響をお呼びしかねない3人を預かる者としては絶対に避けないといけない!
「朝は基本走り込みと柔軟といった体力錬成、夕方は走り込みと発声練習やダンスの練習」
「「「はい!」」」
「よし、いったん休憩」
やっぱり、体育以外で運動していなかった穂乃果やことりは激しく息切れを起こして肩で呼吸をして、境内に倒れこんでしまった。
「海未、どう思った?」
「やはり、悠にいの言う通り少しずつ慣らしていくしかありませんね」
「そうだな、朝夕方は当分基礎体力錬成でいいだろう昼休みとかは逆に運動系はやらずに発声練習がいいかもしれない」
「そうですね」
歌やダンスに才能を持っていても結局最後に言うのは基礎練習、基礎体力の積み重ね、常日頃の努力がモノを言う
「ほい、3人ともスポーツドリンクだよ」
「ありがーと」
「よ~し!!もう一セットやるぞ!!」
一度エンジンに火が付いた穂乃果にはもう止まらない
止める術がないとも言うけど、特に気を付けないと際限なくやってしまうからな
海未と協力して上手くブレーキをかけないと。
「・・・・面倒見がええんやね」
3人が再開した後、関東圏では珍しい関西弁で話す巫女さんが立っていた
「あなたは?」
「ウチはここで巫女さんやっている東條希。音ノ木坂学園三年生や」
と言うことは穂乃果達の先輩か
「妹分がお世話になっています。私は3人の兄貴分の朝霧悠斗と申します」
「そんな堅苦しいのはええです。朝霧さんは社会人なん?」
「ええ、ある研究所の職員で・・・・って私もあまり肩ぐるしいのはご勘弁を」
「ふふふっ・・・ほな、いつもの口調にしときますわ」
改めて東條さんを見ると幼馴染たちとは違うベクトルの美人
何というか内から溢れる母性的で何より激しく自己主張しているある部分に目を奪われて・・・
「今何か失礼な事考えていまへんでした?」
「・・・・・・いいえ、何も考えていませんでした」
なんで分かったの!?
海未といいこの子といい最近の女の子は読心術でもマスターしているのか!?
「ところで朝霧さんはあの子たちの練習をつきあうの?」
「そうですね・・・仕事もありますが、可能な限りは手伝いに参加しますね」
うん?なんだかイントネーションに違和感を感じるな
「失礼ですがご出身はどちらですか?」
「大阪やで」
あれ?
どこか違和感を感じる関西弁なので関西以外の人かなと思ったけど・・・・しばらく現場を離れたのか俺の勘違いだったのかな?
「・・・・・・というのは嘘や」
「嘘かい!!」
思わず突っ込んでしまった
「元々親が転勤族で色んなところを回っているうちにコレになっちゃってな」
なんだかぬらりくらりしているというよりスピリチュアルな不思議な子だな
「境内使わせてもらってるんやから、お参りしていき」
まあ、それは当然の事だな。
「分かりました。あいつらが帰って来たら立ち寄らせて頂きます」
10分後に3人が戻ってきた
「ふう・・・・疲れた」
「ええ」
「ことり、もう動けない・・・・」
「お疲れさん。今朝はここまでにしておこう」
大体体力状況は分かったからもう一度このデータを下に3人に合わせたメニュー表を作ろう。
「後、休憩が終わったらお参りして行こう」
「お参りですか?」
「さっき神社関係者から使わせてもらっているのだからお参りして行きと言われてね」
休憩が終わって、境内にある御賽銭箱の前に立ち、小銭を投げ入れて、二礼二拍した後、穂乃果とことりと海未は音ノ木坂学園がなくなりませんように願い、俺は3人の願いが叶いますように・・・と願った。
自分でいうのも何なんですが相当独自設定をぶち込みました
次は4人が音ノ木坂学園に行く話です
どうぞご期待ください