ラブライブ 女神たちの奇跡、傭兵の軌跡(凍結)   作:杉並3世

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こんにちは

7話目を投稿しました。

今のところにこちゃんの話までは基本構成が仕上がっているので予定通りの投稿ができるかもしれません(仕事が立て込まない限り)

ではお楽しみください


協力

 

 

練習もお参りも終わり荷物をまとめて学校に行く準備をしていた時ある事を思い出した

「そうそう。言い忘れていたけど3人共このサイトに登録するよ」

「これってスクールアイドルのランキングサイトですか?」

「そう、これには動画以外にも写真活動日記」

「これの運用会社って大丈夫なのですか?」

「それも大丈夫。既に調べて確認もできていて真っ当な会社だよ」

政府も公安も一枚噛んでいるような会社が普通とは言えないが・・・・・少なくとも俺は安心出来る。

 

「悠にいにお任せします」

「了解」

手元に持っていたスマフォで海未の写真を撮った

「・・・ってなに写真撮っているのですか///」

「こいつに登録するには各個人の写真が必要で」

「ですからそういうのは言ってから取ってくださいよ///」

 

・・・・・・・・あっ、ヤバい

 

なんだか海未をいじるの凄い快感。

「・・・・・・・悠にい」

凄まじい殺気がこれ以上弄るなと、本能が警告した

 

後に引けなくなる前にもうやめよう

海未をいじるときは命を賭けないといけない。

その後、穂乃果とことりにも一通り説明して写真を撮って登録した

 

 

「あれ?悠にいも行くの?」

「ああ、陽菜さんにあいさつにね」

「お母さんに?」

「ああ、ちょっと・・・ね」

ことりには言えない部分があると思うし取りあえず現状どうなっているか知りたいし。

「でも、本当に久しぶりだよね」

「そうだな」

こうして登校するのも6年ぶりかな?

ことりは以外にも手がかからなかったがお転婆な穂乃果を抑え、恥ずかしがり屋の海未を引っ張りだしたりいろいろあったな~

 

「綺麗な校舎だな」

都内の学校にしては校舎も校庭も広い。

構内の雰囲気も穏やかでこんな学校が廃校の危機なんて予も末だな。

穂乃果達と別れた後、事務室に向かった

 

 

「すみません。南理事長の面会を」

「すみませんがアポない方には・・・」

「それでしたら朝霧悠斗が来たとお伝え願いしますか」

受付の人はわかりましたと言って電話をした・・・

「申し訳ございませんが母親の名前をお願いしますか?」

「朝霧麻衣です」

再び受話器を持つこと数十秒・・・・

「確認できましたこれをお持ちください」

事務員から渡されたのは校内立ち入り許可書をもらって10年ぶりに音ノ木坂学園に入った。

 

 

「失礼します」

「・・・・・本当に悠斗君ですか!?」

「はい。ご無沙汰しております。陽菜さん」

この人は南陽菜さん。この音ノ木坂学園の理事長でことりの母親でもあり、俺の母さんの後輩に当たる。

「ことりから聞いた時は大変驚きました」

「この通り足はついておりますので幽霊ではありません」

 

「・・・・・・・・」

「どうかなさいましたか?」

「ごめんなさい。両親の面影があって見とれていたわ」

「父さんと母さんに?」

「ええ。顔の輪郭や雰囲気は悠介さんにそっくりで、目元が麻衣先輩にそっくりで懐かしいと思ったわ」

陽菜さんの目はどこか遠くを見ていた

 

母さんも実年齢より相当若く見られたが、陽菜さんもすごく若く見えとても一児の母だとは到底思えない。

とてもよん・・・・・

「悠斗くん?どうかしましたか?」

「い、いえ何でもありません」

なんだ!?今物凄く悪寒と殺気を感じたぞ!!

(いいか!悠斗!!女性の前で歳の話題は絶対にしてはならない。もししたら命はないと思え)

何故かウィルの言葉が走馬灯のように過る。

演技が悪い

 

「それで陽菜さん、穂乃果から聞いたのですが本当に廃校になるのですか?」

「・・・・・・はい。6年前に秋葉原にUTX学園出来た当時は何とか耐え忍びましたが・・・・」

「少し調べてもらいましたが・・・・実際のところはどうなのですか?」

「やはりご存じなのですね?」

「ええ・・・後は、学園内勢力はどうなのですか?」

「この間、私の判断で廃校の通知を出して分かったのですが・・・廃校派の先生が半数近くに達したことが分かりました」

 

やっぱりあれはあぶり出しか

だけど半数近くって・・・・・相当ヤバいな!

「正直申しまして私の人徳の無さが招いた結果でもあります」

「ですがこれは陽菜さんだけの問題ではないです!!元々を正せば前政権の・・・・」

「それでも私には音ノ木坂学園を運営する義務があります。そして入学希望者の激減に歯止めをかけられませんでした」

俺も同じ立場なら同じようなことを言っていただろう

 

「でもこれだけの離反者が出るということはスポンサーには相当力がある所というのがわかります。陽菜さん・・・前にことりが言っていったのですがこの間訪ねてきた外資系企業はどこの国なのですか!?」

「日本語なのですがどこか片言で・・・おそらく中華系・・・それにお付きで来た人達はアジア系ではなく白人」

「中華系と白人・・・・・・ということはユニオンか!?」

ユニオン建国時には旧ソ連軍人が相当流れていまでも政府高官や軍上層部にはロシア人がいる。公式には否定されているがロシア国内でもマフィアを撲滅する動きもあったのでロシアマフィアもユニオン国内に入り込んでいるといううわさもある。

「ということは前政権の亡霊も関わってくるか」

これは想像以上に深いかもしれないな

心してかからないと

 

 

「私も可能な限り協力いたします」

「本当ですか!?」

「母の母校がこのまま無残に廃校になるのは嫌ですし。それに・・・」

「それに?」

「幼馴染たちの母校を救いたいという気持ちに打たれまして」

「もしかして、ことりですか?」

「今朝、朝練してきたのですが脱落せずに最後まで踏ん張りました」

今朝の練習で穂乃果が言っていた事が本気なのだと分かった

 

「子供たちがあそこまで頑張っているのに私たち大人が情けない姿をさらすわけにはいきません」

「そうですね。私も最後まであきらめません」

次の世代を担う子供たちが頑張っているのに今を作っている大人たちが諦めてしまっては示しがつかない。

 

「すみませんが少し校内を見学してもよろしいでしょうか?」

「ええ、どうぞ」

理事長室を後にして校舎内をみて回る。

 

最後に来たのは10年近く前になる

細かいところは修繕されているけど当時の面影が残っていて本当に懐かしく感じる。

中庭にある桜の木も音ノ木坂学園創設時からずっとあって、音ノ木の歴史みたいなもの。

俺は高校には通えなかったけど、未来の子供達の為にも廃校させたくはない。

 

 

「グループ名決まらないよ」

「困りましたね」

しばらく校内を見学した後、昼休みに穂乃果たちと合流して中庭でご飯を食べながらグループ名を考えていたがなかなかピン!と来るものがない

というより、正真正銘美少女たちに囲まれて食事って経験はじめてなんですけど・・・・

「どうしたのゆうにい?」

「いや・・・何でもないよ」

こんな状況ウィルに知られたら血の涙を流すだろうな。

 

昨日から煮詰まっているとはいえやはり、こだわりがあるらしく頭を捻らせてもいい案が思い浮かばない。結局最後まで決まらず、廊下に投票箱を置いて皆の意見を募る。

「・・・・・・最後は丸投げか」

「でもこれなら興味もってくれると思うよ」

「モノはいいようだね」

 

次に部活申請のため生徒会室に向かう。

 

「し、失礼します」

あの穂乃果がきちんとノックをして丁寧語使ってきちんと入室出来ている!!

小さい頃から知っているけど本当にお転婆娘だったがやっぱり成長している

入ると金髪ポニーテールとおさげの美少女・・・って!?

「あら?君たち。それに・・・・・・朝霧さん!?」

「おや!今朝のお兄さんやない」

偶然にしても出来過ぎなんですが!!

やっぱりタツヤよ。

俺・・・・・・何か持っているよ

 

「・・・・・そういえば、ここの生徒って言っていたな」

「ハラショー!変な偶然ってあるものね」

顔見知りだったのか海未が質問してきた

「悠にい・・・・お二方をご存じなのですか?」

「東條さんは神田明神の巫女さんやっていて、絢瀬さんは俺が通っている店でアルバイトしていて・・・・どうした」

「・・・・・別に~」

あれ?

俺・・・・・何か機嫌損なうようなこと言った?

「大変やね」

東條さんが何か意味深なことを言ってきたが・・・・・

正直、首を傾げるしかなかった。

 

「それで話しとは?」

穂乃果の口からスクールアイドルでの活動を一通り説明し、必要事項を書いた部活申請書を綾瀬さんに渡した。

「事情はわかったわ・・・・スクールアイドルで学校を盛り上げて入学者を増やす・・・ね、その発想は正直思いつかなかったわ」

「この際はっきり言わせて貰うけど今の音ノ木坂には時間がない上、持っているカードだけではどうにもならない」

なんにもやらずにただ単に廃校に向かっていくぐらいなら最後まで抗って勝ち取る

 

「分かったわ。生徒会の方でも可能な限り協力を惜しまないよ」

「ほ、本当ですか」

「ただ、部活の承認はできないのよ」

「何故ですか!?」

絢瀬さんはとても言いづらそう若しくは申し訳なさそうな

「何か学校側で提示があったのだな」

絢瀬さんは何も言わず1枚の書類を渡してきた

題名には『廃校に伴う部活動規定の変更に達する通知』

「絢瀬さん!!これは!?」

「見ての通りよ。今朝の職員会議で急遽決まった事よ」

内容も酷いものばかりで現状の申請人数も3名から6名まで上がり、様々な部活動の予算も削られ、同好会も規定人数に達していない部も廃止が確定された。

 

しかも生徒達に一切知らされない状態での決定に俺は・・・・・

「こんな重要な案件!生徒には一切の意見交換会も行わなかったのですか!!」

本来、生徒をまもる先生がこんなことを!!

「本当よ・・・・私も寝耳に水でね。今朝抗議したのだけど」

 

陽菜さんから廃校派が半数近くに達している事は聞いていたがまさかここまで!!

「・・・・・」

ふざけんじゃない!!

「ゆうにい?」

こんな事を平然と行う三下には・・・・

「悠にい!!」

「え!?」

「ずいぶん怖い顔をしていましたので」

「済まなかった。見苦しい姿を見せて申し訳ありませんでした」

 

海未に呼ばれて意識を取り戻した

危なかった。

今ここで手を出したら全てが水の泡になってしまう

・・・・・・・やっぱりまだ残っているか

いまだに残っている怒りという名の業火の残り火・・・・・

 

 

「正直言って私たちは貴女達を利用するわ」

「利用ですか?」

「ええ、スクールアイドルは数年前の前政権が起こした事件で一番シビアになっていて、下手にちょっかいだそうなら直ぐ公安が介入するのよ」

「そうなのですか!?」

そう、スクールアイドルが広まったころ政府与党が一番懸念していたのがくそ汚い大人の道具にされないか心配されていて、与党が取った手が運営する会社に元公安を入れて不埒な真似をする企業には問答無用の制裁と逮捕

「と言っても別に生徒たちの活動に制限をかけるものではなくて、食い潰す大人たちから守るため」

なるほど読めて来たぞ。

その制度を利用して廃校派を牽制する狙いか。

 

「だから、貴女たちの活動は生徒会の権限以内でなら協力を惜しまないわ。でも私たちは貴女を利用するわ」

「それは廃校回避のため・・・ですよね」

「ええ、そうだわ」

「なら私たちは構いません」

 

そう穂乃果ははっきり言った

 

「私たちは同じ目標に目指しているはずです。ならお互いがいがみ合うより助け合う方が」

「ありがとう。高坂さん」

お互いに握手した

部活申請は叶わなかったが、生徒会からの協力を取り付けられたのは非常に大きい

 

「俺も知り合いから情報を集める」

陽菜さんの話から本格的に過去の亡霊と関わる以上、彼女達では賄いきれない面が出てくる。

「こう見えても内外問わず知り合いが多いから」

「例えば?」

「ええと、名前は上げられないが衆議院議員に某ゼネコンの役員に個人投資家、海運業の社長さんに某国の政府関係者」

「凄いですね」

「まあ、このほとんどはアルテールスの関連で知り合ったけど」

部活申請は改訂により部室や教室が使えないいとなるとまた一から考え直さないといけない。

「ところで練習場所を探しているのだけどいいとこないかな」

「う~ん・・・・練習場所ね」

今は神田明神で練習しているが公共の場だから毎日使う訳にはいかないし。

やはり体育館や運動場といった定番場所も既に使われているので無理。

空き教室もこれもまた部活動しか貸せれないと場所がほとんど残っていない

 

「ねぇ~えりち。屋上ならどうやん?」

「屋上?」

「そうね、確かに屋上は生徒会の管轄外で誰でも自由に使えるの」

「珍しいね。普通そういうのはどこかが管理して普段は入れないモノだと思っていた」

「普通はね、だけど音ノ木坂は定期的にフェンスや花壇の手入れも行っていて」

「つまり、早い者勝ち・・・・・ということかな?」

「そうやね。最近は利用する人も減って来ているから苦情は来ないとおもうやけど、注意だけしといてね」

「了解。助かったよ」

「ねえ・・・朝霧さん」

「どうかしましたか?」

「この後、時間が空いていますか」

「今日は休みですのでいつでも空いています」

生徒会室を出た後屋上に向かう

「ここが屋上か・・・」

言われた通りフェンスも整備されていていい環境だけど、唯一の懸念事項は・・・

「日陰がないし、雨が降ったら練習できないけどこの際贅沢は言ってられないよね」

「でも、ここなら回りに気にしないで思いっきり練習できる」

「よーし!!練習頑張るぞ」

 

 

「ねえ、悠にい、ことりちゃん、海未ちゃん」

ふと、穂乃果が俺たちに語り掛けてきて・・・・

「やり遂げようね最後まで!!」

「そうだな!」

「ええ!」

「うん!」

俺がこいつらに賭けた理由はやはり従妹のこの揺るぎない炎が灯った目に当てられたかもしれない。あの人と同じ目をもった

俺は見てみたいかも知れないこの子達が行き着くところまで・・・・

 

昼休みが終わった後、俺は図書館で昔の卒業アルバムを見ていた。

何か知らないけど、母さんがどんな時代を過ごしていたのか急に見たくなってきた。

アルバムには母さんだけではなく紀衣さんや陽菜さん、海未の母親である汐さんも楽しそうな写真があった。

気が付くと、5時を回っており絢瀬さんの約束の時間を迫ろうとしていた

「おっといけねえ」

卒アルを元の場所に戻して図書室を出た後はそのまま一階の事務室で立ち入り許可書を返却して待ち合わせの門へ向かった。

「ごめんなさい。こんな時間まで待ってくださって」

「いいって。どうせ今日は休みだから」

店ではゆっくり話せられないから、なんかゆっくり話すのは初めてな感じだな。

 

 

主に筒井さんのせいでもあるけど

あの人が絡むと絶対ロクな目に合わないのが分かる。

本当に女難の相が出ているのか分からないけど俺の周りにいる女性陣は一筋ではならない癖の持ち主が大多数いる。

 

え!?

穂乃果達?

あいつらは女神だから問題ない!!

 

 

「それでどうした?」

「本当はあなたとゆっくり話がしたくて」

「・・・・・・え!?」

まてまて、こんなオジサンに話すことなんて―――

「ほら、まだあの時お礼ができていなくて」

・・・・・・ああ、それか。

「いや・・・・そんなのいいって」

別に期待していたわけではないぞ

「でも驚いたわ。まさか朝霧さんの口からスクールアイドルが出てくるなんて」

「そんなに以外か?」

「ええ!何というかお酒・・・特にラスティ・ネイル飲んでいるときってとても渋いオジサマみたいで、あまりそういうのは興味がないのかなと思って」

「おいおい、オジサマはないだろうこう見えても21歳だよ!!」

「・・・・・・・・え!?」

「・・・・・・・・なぜ驚く!!」

そりゃ、歳食っている感はあるけど、そんな露骨に驚かれてはちょっと傷つくよ。

 

「い、いえ!てっきり30代はあるのかな?・・・と思って」

「30代はないだろう!!」

俺ってそんなに老けている!?

そりゃ昔から年上に結構見られていたけど、ここまで言われたのは初めて。

「でも20代で3佐ってあり得るの?」

「俺の場合・・・・・・戦果を挙げていまの地位におるからな」

彼女の疑問ももっともだ。

軍の三佐の平均年齢は35歳前後で通常ならあり得ないのだが・・・・本来俺はアルテールス軍内部なら大佐だけどさすがに日本国内じゃいろいろ問題あるけから3等海佐(諸外国なら少佐と同等)本当なら2等海尉の予定だったけど戦闘機パイロットライセンスの中でも上位クラスの飛行隊隊長ライセンスも持っていたので三佐で収まった。

「・・・・・そんなに酷かったの?」

「・・・・まあな」

「正直ニュースしか知らないくて」

「・・・・・知らない方がいいこともある」

まだ事件の詳細は精査中で発表をしていないけど、正直あれをメディアに発表したくはない。

 

「でも知ろうとする意識は持っておいたほうが良い」

いかん!!

暗い空気になってしまった。

 

 

「そうそう、絢瀬さん相談なんだがけど・・・ファーストライブの会場を探しているのだけどいいところにある?」

「ファーストライブの会場ね・・・・それだったら新入生歓迎会の後なら講堂が空いているよ」

「講堂ね・・・キャパはどのくらいある?」

「確か1000名は大丈夫なはず」

1000人も入るのならファーストライブには十分な量だ

それ以外にも照明も音響機材も一通りそろっているのもありがたい

「でも部活動でもないのに借りられるの?」

「それも大丈夫。講堂はきちんと申請さえしたら生徒なら借りられるの」

これは学園の規則で決まっているみたいで最近改正もされていない。

いい条件なのだけど屋上といい結構変わっているのだな。

講堂が借りられて教室が借りられないのは納得いかないが・・・

 

「それじゃ私はここで失礼します」

「ああ、今日はありがとうな」

「いいえ、こちらこそありがとうございました。ナイト様///」

・・・・・・・・正直、不意打ちなんですけど

「油断した///」

夕日がなければぜったお俺の顔はもの凄く真っ赤になって熱いに違いない

ワザとなのか素で言っているのかが分からない

なんかこのまま帰っても落ち着かないな

 

「いらっしゃいませ」

結局、この店で飲んで帰ることにした。

やっぱりこの店が落ち着いていいいのだよね

一部の人は除いて

「久ぶりですねマスター」

筒井さん曰くここ数日間マスターはバーテンダー協会主催の大会に出るためカクテル研究で自分のアトリエに籠っていたらしい。

「今日な何をなされますか?」

「いつものをお願いします」

この店に来てもはや定番になりつつある1発目のラスティ・ネイルを頼んだ。

「今日は何かいい事ありましたか?」

「・・・・どうしてそう思うのですか?」

「なんとなくウキウキというかワクワクというか先を楽しみな」

きっと絢瀬さんの件だと思うが・・・・俺も傭兵の端くれでも感情を表に出さないようにしているけどなんでこの人の読心術こんなに鋭いのだ!?

・・・・・だから筒井さんも化け物じみた読心術ができるようになったのかな?

「絢瀬さんの学校が廃校になるのはご存知ですか?」

「ええ、何度か相談を受けていましたので概要は知っています」

「廃校を回避するために従妹の幼馴染がスクールアイドルを結成したのですよ」

「ほうスクールアイドルですか!?」

 

マスターが興味深そうに聞いてきた

まあ、この話は嘘ではないからな。

「俺は今日まで生き延びてきた理由を探していたのです」

戦場は弱肉強食!

そこのルールは簡単で強ければ生き!弱ければ死ぬ!

そこには敵も味方も・・・トップも下っ端も関係なく24時間365日変わることのないシンプルなルール。

そんな中でどうして生き残っていたのか疑問も感じていたこともあったが・・・・

「ですけど見つかった気がします。あいつらの行き着く先を見続けるんだと悟りました」

以前みたいな迷いはない

 

あいつらの夢を邪魔するものなら問答無用で心の中に残っている怒りの業火の残り火を再点火させて、全身全霊全能力を使って守る!!

穂乃果らに再開して絢瀬さんに出会い・・・目標も出来た。

後は、それを見届けるだけ!




いかがでしたか?

この世界の絵里ちゃんはコミカライズ版のイメージが強いです。

正直、このイメージじゃなかったらいろいろ破綻してくるところがありましたので(作者のモチベーションも関係してきます)

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