ラブライブ 女神たちの奇跡、傭兵の軌跡(凍結) 作:杉並3世
一昨日酔いつぶれて土曜日丸々グロッキー状態でした杉並3世です。
今いいペースで筆跡続けられています。
何にも無ければ月末までにはファーストライブ終了まで終わるはずです。
では!お楽しみ下さい!!
結成から数日が立ち、最近日課になりつつある朝練に顔を出しに早めに出た。
ファーストライブの会場も絢瀬さんに頼んで新入生歓迎会終了後なら講堂を使っていいという約束もしてもらって新入生歓迎会を目標にして練習に励んでいる。
今は既存曲で練習しているが、やっぱりオリジナル曲での方がいいけど一向に進んでいない。
「よ、海未!」
「悠にい!おはようございます」
我らの幼馴染みでThe 大和撫子の海未
相変わらず凛としたその姿に見惚れてしまう。
「今日はすまない・・・・朝一に会議があって関係者は早めに来ることになってな」
「社会人も大変ですね」
「・・・・まあね」
正直あのキ○×イ共が参加する会議には出たくない。
出たら最後・・・人として何かを失ってしまうけど参加しないわけにはいかないのが悲しき社会人の定めだな。
「そういう訳でトレーニングの監督お願いね。これが最新版のメニューの差し入れだ」
「いつもありがとうございます」
俺が不在時には海未に監督を代行してもらっている。
ほのかはアホだしことりは何だかんだ甘い所があったりと頼めるのが海未しかいないのだけど俺でも引いてしまうほど時々ストイック過ぎもあるので逐一軍の体育学校教官出身者にもアドバイスをもらって基礎体力を向上させダンスに適した身体作りを中心としたメニューを渡している。
時間がないとはいえ無理なトレーニングも厳禁で、あいつらの練度に合わせながらその都度トレーニングを調整している。
・・・・・・・・で、もうひとつの案件である・・・・
「作詞の方はどんな感じ?」
「・・・・・・・できたのは出来たのですが」
「おっ!見せてくれない」
「・・・・・・・笑いませんか?」
「笑う訳ないないだろう」
そこまで信用されてないとお兄さん泣きたくなりますよ
カバンの中に折りたたんでいた紙を渡してきた
「・・・・・・・・!?」
こ、こいつは!?
「ちょ、ちょっと悠にい何か言ってください!不安になります」
「あ、あぁ・・・ごめんごめん」
あまりにも凄い内容だったので言葉が出なかった
「はっきり言うぞ」
「・・・・・・・・・」
緊張した面持ちで俺の言葉を待っていた
「言葉が出ないほど素晴らしい!!」
「・・・・え?」
ひたすら夢に向かって駆けめくっていくその途中にも困難があっても挫けてしまっても走り続けば必ず道が開かれる。
今の俺たちに必要なフレーズが詰まっている
若干17歳でここまで完成度の高い者ができるとは思わなかった
「そう、そうですか」
「ああ!よく頑張ったよ」
余程嬉しかったのか目には涙が浮かんでいた
自分の黒歴史をほじくり返されて強引に頼んだ俺らが言うのも何なんだけど、よくやった
「それじゃ、俺は今日仕事が立て込んでいるから見に行けれないけど、何かあったら連絡くれ」
「はい。悠にいも頑張ってください」
海未と別れて秋葉原ら中央線に乗って防衛省に向かった
正直・・・日本に戻って5ヶ月経つけど未だにこの通勤ラッシュには慣れない
日本のサラリーマン強し
・・・・・6時間後
昼飯を食べ終わった直ぐに、今朝の会議報告書を国防省内部局である整備計画局に提出するため訪れて、その帰り・・・・
「さて・・・・誰に話すか」
政府内に協力を取り付けると言いつつも誰に相談するべきか。
いきなり大西総理に話を通すわけにはいかないし課長からそのスジに詳しい人を紹介してもらおっかな?
もしくは・・・・・・・
「悠斗?悠斗じゃないか!?」
「晴彦さん!?」
「僕もいますよ」
「玲次さんもお久しぶりございます」
丁度頭の中で浮かんだ両名・・・・・・東京第一区で当選した岡崎晴彦衆議院議員とその公設秘書の小泉玲次秘書官
2人はテロ事件終結後、問題になっていた俺達の帰国支援の為に日本政府から制式に派遣された議員
その時からの付き合いで、今でも連絡を取り合っている。
「改めてこの間は助かりました」
「別に何もしてないよ。ただ知り合いの警察キャリアにこつついただけだよ」
先月あった誤認逮捕の際、アルテールス大使館に連絡してもらったのも彼だ。
そのおかげで無事に?警察署から出られたのだから。
「今日はどうして国防省に?」
「この間辞令が来て、国防大臣政務官に内定したよ」
「大臣政務官って特定の政策で大臣を助けるより専門的な役職よね」
副大臣と大臣政務官の違いとしては、副大臣は政策全般の補佐に対して大臣政務官はより専門的な政策の補佐。大臣不在時には副大臣が職務代行を行うことができるに対して大臣政務官にはその権限がないのがあげられる。
「おめでとうございます」
「よしてくれ。本当はもう少し先の事だと思っていたからまだ実感がなくて」
晴彦さんは3年前の総選挙の時に当選したばっかりで、まだ新人議員の域が出ていない人選だ。
相当同期から嫉妬の目線があったに違いない。
「晴彦さんたち少し時間ありますか?」
「前任者の引継ぎが終わったので大丈夫だ」
「ええ、次の予定まで時間があります」
秘書の玲次さんがスケジュール帳を見て問題ないと分かり、俺たちは士官が使うサロンに足を運んだ。
「それで話は何かな?」
「実は・・・・・・」
現在の音ノ木坂学園の状況を説明した。
民社党を中心とした連立政権の負の遺産。学園内の存続派と廃校派・・・・その後ろにユニオンの影と思わしき幽霊。
「俺も文科省で聞いたのは本当に偶然でして」
「なるほどね」
「妹からそのことを聞いていたのですが、まさかそこまで闇が深いとは思いもしませんでした」
「小泉さんって妹がいらっしゃったのですか?」
「ええ、今年の春に音ノ木坂学園に入学しまして。廃校の件は存じておりました」
「・・・・・で、悠斗は何を望む?」
「できるだけ政府内・・・特に前政権と文科省の官僚勢力を知りたい」
大西政権政府内には前政権の影響は残っていないが官僚までそうはいかない。
おそらく前政権からつながりがある文部科学省の官僚が何人か残っているはずだ
「分かった。俺の方も調べてみるよ」
「助かります」
今の立場では個人で調べるのには限界があるからなこれで政府内の情報が入る。
「それにしてもスクールアイドルで入学者を増やすか・・・とても凄い計画ですね」
「もう音ノ木坂学園に後がないからな。一か八かの最初で最後の大博打さ」
正直、理事長や絢瀬さんの支援が無ければ更に苦しかったかもしれない
「私の妹もスクールアイドルが好きでして」
「そうなのですか?」
「ええ、普段は気弱なところがあるのですがアイドルの話題になると人が変わったように熱く語るのです」
「なるほど」
これはいいこと聞いた
俺も幼馴染たちはあまりアイドルには詳しくないし情報通に通している人が入ってくれるだけでも非常に助かる
「ただ、先ほど申した通り気弱なところがありましてなかなか自分の意見を言わないのが兄としての悩みなのです」
「玲二さん・・・・・」
その事にとてもじゃないが他人事には思えなかった
俺も自分のやりたい事が出来なかったからな
別れた後、第七課の事務所に戻って課長に業務報告をした
「ただ今戻りました」
「お疲れさま。どうだった?」
「・・・・・・正直言って局長は首をかしげていましたよ」
「だろうな」
課長も苦笑いしていた
結局会議の結果はF-14で人型可変機構を持つ次世代戦闘機の研究が正式に決まり、関連書類を提出したが上は難色を示した。
それもそのはず・・・ほとんど自分の欲望赴くまま・・・・失礼、技術面やコスト面・・・・その他色々な所で無理難題がある研究だからそりゃ難色も占めるさ。
だけどセンター長が既に根回しをしていたのか首をかしげつつも受理されて正式に決まった。
「さ~て仕事は決まったぞ!若林は国立国会図書館でF-14の資料を探して精査、榊補佐はJACに行って獅子王博士に会ってきて」
若林さんは航空系のエンジニアリングで航空機の知識は豊富で昔、筑波にある工業系の高等専門学校で航空工学系を専攻していて在学中に自作のFRP製のグライダーを開発して飛ばしたことがあるらしい。
榊補佐は四菱重工業時代航空宇宙関連の部署に付いていたとき世界十大頭脳でありJAC獅子王麗雄博士とはロケット関係一緒に仕事をしたことがあるらしく今でも交流があるらしい。獅子王博士はAI理論、ロボット工学、宇宙航空技術などあらゆる部門に精通いているスペシャルリストで先技の人間すら舌を唸らせるほどのキテレ・・・・・凄腕の技術者にして研究者である。
さて、俺の仕事は・・・・
「まだ最終決定ではないけど・・・朝霧はアルテールスで水上艦艇を操艦していたことがあるって聞いたのだが」
「?・・・はい。少しの間ですが」
「ほら、お隣さんが近々人工衛星を称する弾道ミサイル発射実験を行うじゃない」
日本の近くにあるユニオンの衛星国家であり、人民共和国を謳いながらながらも実際は軍事独裁国家というユニオン同様世界からはならず者国家という認識
「それで軍令部からの指示で近々人工衛星を称する弾道ミサイル発射実験を見越して追跡のためミサイル追跡艦一番艦天満の船務長として臨時に乗艦してほしいと連絡が来て」
またお隣の困った国が人工衛星を称してまた人工衛星の打ち上げを画策している。
世界各国から経済制裁を受けているのによくやるな
「でも私なんかでよろしいのですか?」
「正直言って今動かせる人員が不足していて、これは高野元帥からの推薦という話でね」
「分かりました。それで打ち合わせには何時頃お伺いしたらよろしいでしょうか」
「まだ、艦長の予定が未定で、そのあたりは追って連絡する」
定時になり当直じゃないものはそれぞれが帰りの支度を始め、当直の者は当直室に行って人員と防火装置の確認を行っている最中だろう。
帰りに一級海技士の参考書と海上交通関連の法律本を買いに中央線で秋葉原に寄った
経験があるのもそれはアルテールス領海内の事で日本国内の海上交通の事情はほとんど知らない。
付け焼刃であるがやらないよりかマシだな
時間も18時少し前・・・・ローテ通りなら今日は神田明神で筋トレを行っている
ちょこっとだけ顔を見せるか
「ハァ・・・・ハァ・・・・・」
「もう・・・動かな・・・・い」
「ダメです。まだ2往復残っているのです」
明神男坂を上ると仁王立ちしている鬼軍曹化した海未と、ぐったり倒れている穂乃果とことりがいた。
といより穂乃果、年頃の女の子なんだから大の字で寝転ぶなよ!
もう少し恥じらいを覚えないとお兄さん君の将来心配だよ!!
「悠にい!!今日は来ないと聞いていたのですが」
「思っていたより仕事が早く片付いてね。少し様子を見に来た」
「どんな感じ?」
「・・・・・見たまんまです」
今日の練習は気づかないレベルだけどキツめに設定していた。
それを何セットもやったら完全に死屍累々化になってしまう。
「どうした?もうあきらめるか?」
「もー、悠にいの悪代官!」
「それを言うなら、鬼教官のような・・・・」
文句言っている割にはこのきつい練習を確実にこなしているじゃないか
「海未・・・予定より早いが、明日の朝練から軽くダンス系も取り入れて見て」
「わかりました」
「本当!!」
「ああ、みんな基礎体力は上がって来てるしそろそろ頃合いだろう」
トレーニングを初めて1週間と少しで、最初の方は全然規定回数をこなすのに時間がかかっていたがその時に比べると短期間でここまでできるようになっている。
そろそろ変化を取り付けるものいい・・・・・・
「キャ――――――!!」」
「!?」
「何・・・今の?」
「女の子の・・・悲鳴よね?」
夕暮れの境内に響く女性の悲鳴
「3人はここに残っといてくれ!俺が確認に行ってくる」
ショルダーホルスターに収めていた拳銃・・・コルト・パイソン357を取り出し、シリンダー内にあらかじめ弾丸を込めていたスピードローダーで素早く弾丸を装填して、猛スピードで階段を駆け下りた。
「早すぎる」
穂乃果たちが廃校回避のためにスクールアイドルを始めたのは既に先生や生徒に知られているはず。いずれ廃校派の先生が何らかの妨害をするとは思っていたが、想定したより早すぎる。
せめてファーストライブ終了後の結果を見てそれが良薬なら潰すかもしれないが劇薬ならば自分たちでは手を出さない。
ほんの少しでもスクールアイドルにちょっかい出すものなら即公安が介入して自分たちの所業が明るみに出るから、ギリギリまで手を出さないと踏んでいたが・・・・
「不確定要素は全て排除か!!」
これは思っていたより闇が深いな
気配を感じるに女性らしき気配が2人だけど1人は拘束されている
「動くな!!手を・・・・挙・・・げろ?」
さて・・・これはいったいどういう状況だろうか
「な、ナニスルノヨ」
「・・・中々のモノだけどまだ発展途中やな」
「・・・・・・おんどりゃ!いったい何しちょるんじゃ」
ありのまま今起こった話をする。
突然悲鳴が聞こえて何事かと思いきや下にいってみると巫女服着た女の子が音ノ木坂学園の制服を着た赤髪の女の子の胸をもんでいた。
・・・・・・・・しかも
「お、朝霧さんや」
「!?///////」
その巫女服着た子は見覚えがあった。
神田明神の巫女さんで前に穂乃果たちと一緒に生徒会室に入ったとき絢瀬さんと一緒に副会長やっている東條希さん。
おい!!そこ変わ・・・・ゲフンゲフン・・・早く離れろ!!
そして赤髪の女の子は異性の俺に胸を揉られている姿を見られたのか一気に顔を真っ赤になった。
「はあ・・・東條さんやそろそろ話してやりんさい」
「ほーい」
構えていた拳銃の弾丸を全部抜いて安全装置をかけてショルダーホルスターに収めた。
「・・・・・ったく悲鳴が聞こえて駆けつけてみると・・・はああ・・・東條さんもうやめてください」
「後輩の成長を確かめるのも先輩の役目やし~」
「余計なお世話よ!!」
これ・・・普通にセクハラじゃない?
と思いつつもうちの部隊にいた女性士官も同じようなセクハラ(女性限定)をしていたから何か見慣れた光景だ
東條さんはこの状況を楽しんでいるふうに見受けられるのでとりあえず制裁で頭部にチョップをくれてやった
「ひどいな~ちょっとしたジョークやんか」
「ジョークでも笑える奴にしてくれ」
今のは正直焦ったぞ
それに・・・・・・・・
「君は前に穂乃果・・・高坂さんが言っていたピアノが上手い子だね」
以前穂乃果が言っていた特徴と一致する
「そういうあなたは?」
うわーすごいにらんでいる
まあ、恥ずかしい光景を異性に見られたのだ
ビンタが来なかった分だけマシだと思おう
「俺は朝霧悠斗。あいつらので幼馴染でサポートをしている」
「私は西木野真姫よ」
ちょっとキツそうな性格だけどビジュアル面は悪くない。
「西木野さんは学校帰り?」
「え、ええそうよ」
・・・・・・・嘘だな
伊達に戦場を駆け巡った経験から声のトーンからで嘘と言う事もわかる。
「あなた警察関係者?」
「いや警察関係者じゃないが銃の所持使用許可のライセンスは持っている」
2人に国際銃火器使用ライセンスを見せて非合法でないことを証明した
「本当は3人の様子を見に来たのやろ」
「っ!!な、ナンノコト」
なるほどね
余り素直な性格じゃないのだな
見た感じツンデレだもんな。
「ありがとうな!あいつらの事見にきて」
「べ、別にお礼言われることじゃないよ」
はい!本場のツンデレ来ました!!
・・・・・・・・・・・本場って何だ!?
自分自身にどうでもいいツッコミをいれていたとき
「・・・・ねえ」
「どうした?」
「・・・・・・両親の後を継ぐのと子供の夢・・・・どっちを応援したい?」
これまた唐突な質問だな
「そうだな・・・・」
今の思い、そして父の思いを口にした
「俺は子供の夢かな」
おそらく彼女は迷っているのだろう
本当に自分の事をやっていいものか
俺の回答で自分の答えが見つかればいいけど
自分のやりたい事をやるって・・・やっぱり難しいのかな?
「そりゃ自分の子供が俺の後を継いでくれるといった嬉しいけど・・・・・・でもそれ以上に嬉しいのは子供達が自分で目標を決めてそれに歩んでくれる方がうれしいよ」
自分のやりたいことができない人
俺も含めてあのテロ事件を経験した同年代はそれができなかった
みんなそれぞれ夢が有ったけどそれを無惨に打ち砕いた不条理
失った青春時代は戻らない。
だから俺たちは次の世代に負の遺産を継がせない
血を流し血みどろの道を進むのは俺たち軍人だけでいい
「あくまでも俺個人の考え方だけど・・・・・俺たち大人がしないといけないのは無理させて子供達の夢を潰すのではなく応援すること」
昔父さんも言っていて自分の夢を考えてくれ。無理して後を継がなくてもいいって言っていた。
それは幕末からぐ続く戦闘一族の生まれながら持っている闇の宿命
朝霧家は幕末から今日まで女の子が生まれていない
所謂朝霧の呪い
朝霧家は幕末から続く戦闘一族で代々軍人の家系であり、圧倒的な身体能力と一人で1個大隊と渡り合える朝霧流剣術を持ち『国家の危篤に朝霧あり』と言われるほど前大戦まで国家存亡時の最前線には常に朝霧の名前が必ず上がる事から政府内でもある意味有名な一族でもある。
だけど前大戦で殆どの一族が戦死を遂げ、生き残ったのは欧州戦線で英国派遣艦隊を指揮していた曾祖父の数人だけ。
戦後は祖父や父さんは海軍士官として軍に入隊している。
曾祖父や祖父、父さんも俺も何らかの形で戦争を経験している
つまり、朝霧に生まれた者は否応がなしに軍人になり血の道を歩む事になる
この事から代々の当主は子供たちに後を告がなくてもいいといいつつも絶対に軍事関係の職についている事から子供達の夢を優先という風潮がある
「あ、・・・・ございます」
「ああ、気を付けて帰りよ」
俺の解答に満足したのかスッキリした表情で帰っていった
「ほな、私はこれにて」
「待て!」
「何か?」
「東條さんは残ってくれ」
西木野さんの姿が見えなくなったところで本題に移った
「さて・・・・・東條さん」
「なに?」
「・・・・・・いったい何を企んでいる」
この子の行動は読めない所がある
今の行動も本当に冗談でやっているのかと疑問を感じる
同性といえ、一歩間違えたら刑事事件に発展しかねない
「企んでいるの何も・・・ただ迷える子羊を導いているだけやな」
「まるで何でも知っているような口調だな」
「どうやろ?」
なかなか心の奥で思っていること言わないな
この子も以外にも一癖もあるね
だけど悪意の類いは感じ取れない
まるで神秘的でミステリアスな感じだな
「足止めしてすまなかったな」
「別にええよ。うちも朝霧さんと喋れてよかったやから」
話も終わって3人の所に戻った。
「どうでした?悠にい?」
「・・・・・・ただ女子高生がじゃれあっていただけで何もなかった」
「よかった」
「うん」
「ええ、本当ですね」
嘘はついていない。嘘はついていない!
大事な事なので2度言いました
本当にじゃれあっていただけ
戻ってきて残りのトレーニングを消化して帰りの準備をしていた時ある事を思い出した
「そういえば丸投げの方はどうなった?」
「それなのですが一枚ありました」
「ほんとか!?」
まさか飛びついてくるもの好きの人が・・・・・・おっと失礼だな
穂乃果からもらった紙を広げるとそこに記載していたのは
『μ`s』
「ミューズ?あのギリシャ神話に出てくる9人の女神の?」
「良くご存じですね」
「遺跡修復の時に知り合った考古学者がギリシャ神話に詳しくて」
「・・・・・悠にいって本当にいろんな知り合いが多いですね」
あの時、9人が頭に浮かんだのはこれの事だったのか?
と言う事は最終的には9人になるのかな?
「μ`sか・・・・・いい響きね」
早速サイトのプロフィールを更新しないと
そして最も最重要なのがもう一件残っている
「作曲の方はどうなった?」
「今日の放課後に西木野さんに歌詞を渡してきたの」
「え?やってくれることになったの!?」
でも、さっきの質問の意味が・・・・
「ううん」
ダメじゃん!!
「これでダメだったらきっぱり諦める」
「・・・・・本当にそれでいいのか?」
「うん。これ以上無理強いはできないしやれることは」
「そっか」
良くも悪くも穂乃果はグイグイ行くけど退くところは必ず退く
裏表がなくただ自分が感じ取ったことを正直に言っているだけで打算的なのは一切考えていない
だけどよ穂乃果
多分、近々凄いことが起こるぞ!
帰り際の西木野さんの表情で確信した。
あれは何かを決意した目だ。
こんなに未来が楽しいと思ったのはいつ以来だろう。
色々書いていくうちに何だかんだで8000字を越えました
そして今回絵里ちゃんが出せれなかった(T-T)
次は絶対に絵里ちゃんを出します
正直いたらない面がありますので皆さんの正直な感想を募集しています