暗い暗い闇の中に僕はいた。
見渡す限り、闇
ここが、天国なのだろうか?
そうだとしたら、僕たち人間はとんだ勘違いをしている。天国なのていいところじゃない。極楽浄土?そんなものとは無縁じゃないか。
けれど、次の瞬間に闇が歪み景色が変わった。
空は紫色、周りは不気味な木々ばかり、
「ここは、地獄なのか?」
だとしたら、
あぁ…僕が何をした。
僕はそんなにも罪深い人間なのか……。
けれど思い返してみれば
家族を守ると誓ったのに、妹を救うことも、姉を救うことも、できなかったから?だとしたら、納得はいく…僕は直接身を殺めていない。けれど、妹にはすぐ近くにいるのに助けることができず、絶望させ。姉は禁断の恋に陥り、イジメで心を壊され、絶望させてしまった。
あぁ…これは、確かに、大きな大き過ぎる罪だ。
「これが、僕の罰なんだ。」
でも、
「僕の命は地獄で飼われる、僕は、もう、お父さんや母さん、桜に姉さんに会うことができないのか…。」
悲しいな…。苦しいな…。怖いな…。
生き地獄だこんなの…
「大丈夫ですか?」
後ろから声がした。幼い女の子の声だ。
ゆっくり振り返るとそこには、
「凄い悲しそうな顔してる。お兄ちゃん苦しいの??」
「あぁ…苦しいよ。」
「痛い?」
「痛いよ。」
「生きたい?」
「あぁ…。」
少女は僕の答えを聞き唐突に踊りだす。
僕がそれを眺めていると、木の陰から男の子、女の子、男性、女性、老人、動物が出てきて僕と女の子を中心にして踊りだす。
「一体、何を」
「生きたいんだよね?私達が協力してあげる。」
女の子は踊りながら言ってきた。
「どういうこと?」
女の子は微笑み、
「私達の代わりに世界を変えて、あなたの望んだ未来を掴んで、あなたにはそれだけの夢がある。希望もある。」
「だから、世界に選ばれた。」
「世界?選ばれた?」
意味がわからない。
「あなたはこんな理不尽な世界を憎んだ。そして世界はあなたを対戦相手に選んだ。だからあなたには、新たな世界に行ってもらうわ。」
「新たな世界??」
「そうだよ。そしてあなたは私達の代表。だから私達のためにも頑張って!」
そう言うと魔法陣のようなものが浮かび上がり僕は包まれる。
「待ってくれ!!」
「頑張ってね。パパ」
えっ?
そのまま僕は光に包まれ消えた。
「あの男は、本当に世界に勝てるのだろうか。」
「私のパパだもん。きっと、できるよ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少年は選ばれた。
世界は少年を選んだ
今ここに世界と少年のゲームの準備は整った。
さぁ、
世界一不幸な少年と理不尽な世界による
最恐最悪なゲームを
始めましょう。
皆々様、とくとご覧あれ!
世にも不思議な物語の開演です。
最後のやつ変かな〜?
ここからが本当のスタートです!