「うっ、ここは?」
空は紫色、辺りは暗い色の草原、
あれは、夢?
しばらく辺りを見渡していると空から一枚の紙が落ちてきた。僕はソレを掴み読んでみると
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誓約書
ゲーム名…『 世界の遊戯 』
・ホスト:世界
・プレイヤー:優
・勝利条件:世界の理不尽すべてを阻止する。
世界を殺す。
・敗北条件:世界の理不尽を阻止できなかった。
死ぬこと。
制限…世界は、5年に一度しか理不尽を起こしてはいけない。
世界は、プレイヤーが阻止できる範囲の理不尽にすること。
優には、永遠の命を与えるが、心臓を貫かれたらそこでゲームは終了とする。
優には、こちらが特典を与えた。
一、永遠の命
ニ、魔法に関する知識
三、身体能力の底上げ
以上を特典として授ける。
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「そうか。」
どれだけ憎んんだだろうか。どれだけ狂いかけただろうか。どれだけ苦しかっただろうか。
「やっとだ!やっと世界を殺せる。僕が呪った世界を!!!」
そうだ。世界を変えるんだ!そして今度こそ、
『うわあああああああ!』
突然悲鳴が聴こえた。
近い。
「この運命変えてやる!」
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私ヴェネラナ・バアルは今日のお見合いをもって結婚すると決められていた。
そして縁談場所に向かう途中、突然暗殺者に襲われた。私の警護をしていた者達が次々倒れていく。
私が何をしたの?
ただ、普通に生まれて、普通に生活して、普通に暮らしてきたはずなのに
暗殺者達が私を囲う。
「ヴェネラナ・バアル様。大人しく我々と来てください。」
「一体、誰の差し金かしら?」
「それは我々と来てくださいましたら、わかることですよ。」
「ついていけば、私は二度と戻ってこれないのでしょう?」
「さぁ?どうでしょうね?」
暗殺者は笑いながら濁すが、そうなのだろう。
なら!
「おっと、それはダメですぜ?お嬢さん」
後ろから暗殺者が首にナイフをあてる。
「くっ!」
「そんなことができる状況だと思っていたのなら随分と舐められたものですね。」
「大人しく来てもらいます。撤収しますよ。」
こんな理不尽なことってないじゃない!
こんな世界!
消えて無くなればいいのに!
「【凍える炎(フロスト・ブレイズ)】」
辺りが一瞬で青白い炎が包まれる。
「これは一体、」
「今晩は、皆さん。今夜は憎いほど、綺麗な満月ですね。」
一人の少年がやって来た。
蒼色の髪は腰まで伸び、体は細く、声を聞かなければ少女と間違えそうなほどの美少年だった。
「貴様!何者だ!」
「僕?そうだね。僕は輪世優。この世界を変える人間さ。」
世界を変える?
「はっ!ただの人間に何ができる!にんg「ザシュッ!!」」
一瞬で暗殺者の一人が殺される。
だが、一人だけじゃない。
ザザザザザザザザッ??!!!
リーダー格の暗殺者以外全員殺される。
「これで君だけだよ。どうするの?」
「なめるなーーーー!」
一直線で向かっていく
「ごめんね。【ジ・エンド】」
黒い球体が暗殺者を呑み込み、消えた。
「大丈夫?綺麗なお嬢さん?」
私は見惚れていた。
こんな殿方に嫁ぎたかった。
夢みたいに王子様が私を危機から救ってくれた。
「とりあえず、送って行くよ。危ないからね。」
少年は私の手を引いて行く。
私は自分の家の近くまで来ると少年は手を離して、
「ここまでくれば大丈夫だね。」
「あ、あの!どうして見ず知らずの私を救ってくれたんですか?」
少年は頭を掻きながら、
「人を救うことに理由なんていらないでしょ?」
ドキッ!
「それにこんな理不尽なことってないじゃないかと思ったからね。だから助けた。」
どんどん鼓動が早くなる。
「それじゃ、僕は帰るね。」
「ま、待って!貴方は命の恩人です。だから家に上げって行ってください。」
「言ったでしょ?助けるのは当たり前だと。」
「だとしt「ダメだよ。」ッ//////?!?!」
少年は私の口を人差し指で抑えた。
顔が熱い。燃えてしまいそう。
「ダメだよ。それ以上は君のその気持ちだけで十分だよ。そうしたいのもわかっているからね。それじゃ、バイバイ」
行ってしまう。
「待って!お、お名前だけでもちゃんと教えて頂けませんか?」
「名前?そうだね。僕は輪世優。」
「輪世優様。私は、ヴェネラナ・バアル。ヴェネラナとお呼び下さい。」
「わかったよ。ヴェネラナ、僕も優でいいよ。」
「はい。優様。」
「優様?まぁ、いっか。それじゃ今度こそお別れだ。b「んっ!」っっっ?!?!」
私は耐え切れず優様の唇を奪った。けれど、優様も次第に私の唇を貪るように喰いついた。
それから数分経ち唇が離れる。二人の唇を透明な糸が繋がって、切れた。
「また、会えますか?」
「また会えるよ。きっと、バイバイ。ヴェネラナ」
「はい。私の旦那様。」
あれ?ヴェネラナが奥さんになり始めてるような…