【真っ白な場所】
(・・・ここは?)
目を開けると真っ白で何もない・・・いや、私以外に人が3人いた。
3人ともまだ眠ったままのようだ。
(足もある、アーティファクトは・・・さすがにないか。服は士官服か・・・元はドイツ国防軍の服装の色を白くして、国旗の三日月に灰色が肩に書かれた作りだけどコートの刺繍は自由だから私は蜘蛛が縫われてたんだよなー。・・・しかし、死ぬときはあっさりしてたな。まさか残存艦があんな近くにいたなんて・・・お姉ちゃんは悲しんでないかな?)
私は立ち上がって、体を動かしてみた。
普通の準備体操から自衛隊の準備体操の途中で1人起きたようだ。
「おはよう!!」
「・・・?・・・!?う、雨咲閣下!?俺はまだ夢を見てるのか?常識的に考えて。」
「ところがどっこい、夢じゃありません。これが現実!!・・・現実なのか怪しいけどね。」
「・・・閣下はあの戦いで爆発したのを至近距離で見ただろ。」
「閣下はやめてくれないかな?やらない夫くん。」
「なぜ俺の名前を!?」
「私は記憶力が優れててね。教え子を忘れるほど老いてないし。」
「感動しただろ!!やっぱり最後の時までこの人の軍で良かっただろ!!」
「うるさいお、やらない夫!!」
「そうですよ!!」
「お、やる夫君にできる夫君おはよう!!」
「「なんだ夢かお。」夢ですか。」
「ところが・・・」
「言わせないニョロ。」
私達は声がした方向を振り向くと120センチくらいの女の子が立っていた。
「やあやあ皆さん、スモークチーズはあるかい?」
「・・・ないだろ。」
「のべろーん。」
「・・・あなたは誰なの?」
「私はちゅるやさん!!神ニョロ。」
「神?」
「ヤマメが異世界に飛んでいった原因はほとんどが私ニョロ。」
「・・・どういうこと?」
「本当の天界には私の他にあと10人いるニョロ。元々12人いたニョロが管理していた世界が壊れて信仰が得られずに消えたニョロ。」
「・・・お姉ちゃんはその代わりに選ばれた、というわけ?」
「そうニョロ!!ちなみに今までヤマメが生きてきた4つの世界がヤマメが管理してもらう世界・・・なんだけど、それだと他の神の負担がすごいのでどうしようか考えていた時に雨咲ちゃん、あなたが死んでしまったニョロ!!・・・だからあなた・・・いや、あなたたちに復活のチャンスを与えるニョロ。」
「復活のチャンス?いったいどんな条件だろ?」
「とあるデスゲームに参加してもらうニョロ。・・・時間軸はあなたが産まれた世界のパラレルワールドニョロ!!あなたたちの目的は生き残ることニョロ!!・・・数日後に資料を持ってくるからそれまで待機ニョロよ。」
こうして私達は復活のチャンスを与えられるのだった。