【冒険ギルド】〔翌日〕
新しい依頼を私達は探していると
《道場破りの退治 依頼者弟子A 師範が昨日来た道場破りに倒されて武者修行に行ってしまった。我々はその師範代を探すべく道場破りを倒せる強い人に依頼をした所存。 報酬10000G 属性の剣》
(絶対に私だ!!)
「雨咲さん?調子でも悪いのですか?顔色が優れませんが。」
「だ、大丈夫だよ。・・・これにしない?」
《山賊10人の討伐 報酬2000G》
「そうするお!!」
【草原】
「へ、金目の物を置いていけば命だけは・・・。」
ドサ
「はい、終わり。」
『レベル3アップです。クエストクリア!!技能が攻撃3と技能7振り分けてください。』
私は速さに振り分けて、ギルドに移動しようとしたとき
「お嬢さん、少しいいかね。」
「はい?」
《プレイヤー キングブラッドレイ》
(この威圧・・・お姉ちゃんには及ばないけど相当な手練れ。)
「なんですか?」
「いや、なに。ギルドでこんな依頼を受けてね。手合わせをお願いしたい。」
「雨咲さん、危ないです。下がってください。」
「できる夫達、先にギルドにもどってろ。これは・・・面白いことになる。これは命令だ。」
「「「は!!」」」
「驚いた。NPCなのに人間のようだ。」
「・・・まぁ特殊なNPCではあるね。」
(雑談してるけど隙が全くないな。・・・達人だ。)
「あなたもサーベルを使うのだろ。私もだ。・・・属性武器ではなく普通のサーベルで手合わせできないだろうか?」
「私も言おうとしていた。そのサーベルは闇か?」
「ほーう。よくわかるな。」
「「なら、普通のサーベルでお相手しよう。」しましょう。」
両者は同時に踏み込んだ。
(速いな。私の剣速についてきている。・・・なら。)
さらに速度を上げる私に彼は難なくついてきた。
私は彼のサーベルを自分のサーベルで防ぎながら一気に距離をつめた。
彼の懐に潜り込めた雨咲は、サーベルの柄で彼の腹を思いっきり殴った。
「ク!?」
怯んだ隙を見逃す雨咲ではない。
すでに彼の後ろにいた。
「左腕はもらったよ。」
雨咲の手には光のエフェクトを放つ彼の左腕を持っていた。
「たまげた。私が負けるのはいつぶりだろうか。・・・また手合わせをお願いしたい。」
「βテストの期間内はやりたくないね。どちらも成長してないから。」
「ハハハ!!よく言うわ!!」
彼は私に背を向けて
「次は本気で頼む。」
「・・・それを出させるだけの実力が欲しいね。」
彼は私から離れていった。
『レベルアップです。』
私は町に向かいながら技能を速さに振り分けるのだった。
攻撃 308
防御 22
速さ 27
精神力 2
器用 13
筋力 8