【無人島】〔数日後〕
「突入!!」
無人島といえども手を抜くことはせず、強襲上陸に見立てた訓練と平行して島々を制圧していった。
(・・・当たりだ。このアップデートで足りなかった全てを手に入れられた。・・・資源と食料の自給を。)
私はその島々を戦略的意味合いを含めてネオルール諸島と命名した。
「今後の行動するのに鉄と食料の安定供給できるこの島々は何があっても守らないといけない。・・・生きるために・・・。」
私達の本当の意味でのクリアはゲーム終了時に生きること。
そのために世界を荒らして精鋭を作らないといけない。
世界が荒れれば荒れるほどプレイヤー達は生き残るためにレベルを上げ、スキルを研くだろう。
(最悪左衛門佐を英雄にできるように進めよう。・・・現状私達人外組を除けば上位10人の中に入るからな。)
私は万が一の保険をかけることにした。
【ネオベルリン諸島】
労働力のステータスの向上をはかり初級ダンジョンで副業収入を得るようにさせた。
武器は余っていたものを貸し、通常の8割りの値段で買い取り、連合国に転売屋と時は金なりのスキルを使って通常の3割り増しで売り込んだ。
「売れる売れる!!鉄屑や回復石の欠片(体力1%回復 加工で20%まで上げられる)を加工すればさらに高く売れる!!・・・加工する工場を作る資金は集まった。この資金で機材や職人を雇ってさらに金が・・・。」
完全にテンションがハイになった私は貿易で儲けた額を見てやりたいことを叫んでいた。
『妄想を言うのは良いけど現実は見てるの宰相殿。』
「御坊丸様!!いつの間に!!」
『貿易は順調そうだね。で、いつ王国の手助けをするの?』
「もう始めてますけど・・・。まず海賊を減らすことで海軍の戦力を削ぎます。」
『ん?・・・普通なら海軍の戦力が減らないから強くなるんじゃないの?』
「はい。普通なら・・・今は白ひげ本体や大海賊の退治で忙しく、しかも武器の供給が足りていません。なら自身の支配している海域を安定化させるために多数の比較的安定している海域から戦力を引き上げるでしょう。・・・そこを突きます。」
『なるほど・・・相手の行動も計算の内か。』
「御坊丸様はどうしますか?早く元服してセイバー陛下と婚姻してほしいのですが。」
『あと半年は自由に生きさせてくれないか。僕だって自由に動きたいことがあるんだ。』
「言いましたね。半年後必ず婚姻させますからね。」
この後ペンウッド卿と協力して婚姻を進め地盤を確固たるものにするのだった。