黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ピンク色の悪魔

【ベルリン諸島 上級ダンジョン 地下20階】

〔数日後〕

レベリングと魔法の試し撃ちのためにダンジョンに潜っていると、地下20階で違和感を感じた。

 

「・・・モンスターがいない?」

いつもならこんにちは死ね状態なのに今日はやけに静かだった。

 

「・・・警戒しておくか。」

私は気体になり洞窟内を見て回った。

 

〔2分後〕

 

(・・・こいつか。)

私はピンク色をした生物を発見した。

 

バリバリ

その生物は何かをくわえていた。

 

(・・・ガーゴイル!?・・・あれは祭壇に鎮座していた石像じゃ!?)

次の瞬間ガーゴイルがグエと奇妙な鳴き声を出したあとピクピクと体を痙攣させて動かなくなり、ピンク色の生物が飲み込んでしまった。

 

(あれだけの大きさのガーゴイルを飲み込むとは・・・なになに?)

第三の目で見てみると

 

《カービィ

何でも吸い込んでしまう

そのため腹の中に小さなブラックホールがあると言われている

倒すと飲み込んだものの一部をドロップする》

 

(中々良いね。・・・抵抗されたのかダメージも蓄積して残り体力が1/3以下だし・・・実験であれを使ってみるかな。)

私は腕部分だけ固体化し、サーベルを2本取り出すと、電流を流した。

バチバチといいながらサーベルの先に電流が集まり・・・

 

「放電!!」

2本の先端どうしをぶつけた。

 

バチバチバチバチ プシュー

私の腕も焼けてしまったが、近くにいたカービィというモンスターは耐えきることができず、一部炭化しながらエフェクトを出しながら消えていった。

 

(ありゃ?5発くらいは耐えると思ったんだけど・・・ん?)

 

《ガーゴイルの呪いの針

相手の一部を石化する》

 

(これか・・・。)

私は次にカービィというモンスターに出会ったら全力で戦いたいと思いつつ、カービィからドロップしたアイテムを漁った。

 

「・・・キター!!」

今日はついていると思い、ちゅるやさんに感謝した。

 

「悪魔の実、魔導書3ダース、虹の実・・・あとはピストルがたくさん・・・500丁はあるかな?・・・これ以上進むと悪いことがおきそうだし帰るかな。」

悪魔の実は左衛門佐に、魔導書はできる夫に、ピストルはモヒカンに渡して、虹の実は小さな島に植えた。

 

〔夜〕

 

「い、いきます!!」

左衛門佐が悪魔の実を食べた。

 

「う・・・」

バタ

顔を真っ青にし、泡を吹きながら気絶した。

 

(やっぱり美味しい物に慣れた高校生ならこの味は無理だよね。)

左衛門佐が意識を取り戻すのは2日後にもなり、悪魔の実の能力はブキブキだった。

 

「おお!!手がナイフに!!」

連度が低いのでまだ簡単な刃物(ナイフやフォークくらい)しかできないが、色々な可能性を秘めた武器だった。




ブキブキの実
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