黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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心のしこり

【連合国 宝玉のダンジョン】〔数日後〕

古那だけを連れて私は久しぶりにこのダンジョンに来ていた。

 

「久しぶりに来たね古那。」

 

ワンワン ブンブン

尻尾を振って私を3つの首で器用に舐めてくる。

 

「・・・あの頃は暁月もいたけどね。」

 

クーン

私はこのダンジョンに魔石と魔晶石を集めるのと暁月の墓を作ろうと来ていた。

町で少々値がはったが墓石(小)という町以外とプレイヤーの邪魔にならない場所なら耐久表示がなくなり壊されることがないアイテムだった。

信長様のミニチュアローズの影響であの戦場周辺は今なお立ち入ることができなかった。

私は気体になり助かったものの、ミニチュアローズその物は核兵器であり、放射能がばらまかれていたのだ。

私は第六の目の影響もありすぐに放射能に汚染されても大丈夫だったが・・・。(この放射能も黒騎士団分裂の要因で、放射能汚染され、ステータスに現れない毒の継続ダメージにレベルが高くない人は死んでしまったので、キリト達の周りでしっかりレベルあげしていた者と生産職で後方にいた者以外は知らぬ間に死ぬため、誰かが暗殺していると噂になり黒騎士団の分裂が早まった。)

 

「・・・ごめんね暁月・・・あなたの遺品も回収できないようなご主人で・・・。」

私は泣いた。

ダンジョンの旧裏ボスがいた部屋の奥に墓石を設置して・・・。

相談しても最終決定権は私にある状態で、しかもこの世界には守るべき存在ばかりいるのに、私の愚痴を聞いてくれるような人はいない。

 

(・・・辛いよ。お姉ちゃん。・・・まだ参謀本部や政府にいたときの方が楽しかったし楽だった。・・・ここじゃ満足に胃薬を飲むこともできない。・・・だけどやる夫達を・・・私自身も生き返るためにこの苦痛を耐えなければならないか。・・・ちゅるやさんはなぜ私だけにしなかったんだろう。・・・それの方が楽だったのに。)

せっかくの1人の時間・・・私は色々考え、色々思い、泣き・・・そして

 

「・・・さて、仕事に戻るか。」

私は雑魚を蹴散らして魔石を古那に回収させながら地上に帰還するのだった。

 

【ネオベルリン諸島】〔数日後〕

海軍に対抗すべく統合戦術研究所を設置した。

所長は黒田官兵衛、副所長は明智光秀が就任した。

 

(本来なら海を熟知している人に当てたかったけどいないからしかたないね。)

この総合戦術研究所は実は規模が100人を超えた団体ならどこでもできる使用になっており、戦術だけでなくマーケティング研究所やモンスターの行動研究所等色々できる。

できる夫に任せている魔法研究所もそうだ。




考えてみてください。
ずっと仕事の対応を周りから求められ、さらに休みもなく、頼れる友人もいない。

精神的にきつくないですか?

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