【統合戦術研究所】〔数週間後〕
統合戦術研究所で始めての成果が出た。
研究リストと呼ばれる物で大まかな研究ができているものを教えてくれる。
(・・・十数種類ある陸と海の基本方針、訓練の方法、ボーナスがつく戦術、補給の方針・・・この4つが統合戦術研究所で研究できることだね。)
また、それらを研究する人物によって研究できるものが増えたり、研究速度が速くなったりする。
基本方針以外は4つ方法を選択できるようにもなっていた。
「しっかし・・・片寄ってるな。」
このリストを読んで口に出てしまった本音である。
《・陸基本方針
戦国の習い(敵前逃亡率50%低下、乱戦時攻撃力50ボーナス)
・海基本方針
倭寇(海賊行為がおこなえる)
・訓練方法
実戦(事故率20%上昇、練度上昇速度250%、下士官昇進率20%低下)
・戦術
三段構え(鉄砲による攻撃50ボーナス、移動速度5%マイナス)
・補給方針
現地調達(現地住民支持率10%低下、反乱発生率10%上昇)》
(・・・今までよく勝てたな。)
もちろん全体という意味なので精鋭部隊は別であるが・・・。
「官兵衛・・・補給方針を変更で初期後方補給を、光秀は訓練方法を追加、老兵下士官にして。」
「わかりました。すぐに始めます。」
「お腹痛いドン。明日から本気出すドン。」
「・・・蒼白い懲罰サーベルを最近使ってなかったなー。」
「ごめんなさい。」
「成果を頼むよ。」
「はい・・・。」
こうして統合戦術研究所の【陸】部門はなんとかなったが、海の部門は進まないので適正が一番高いやつを持ってきた。
「・・・で、自分が選ばれたでありますか。」
「そう。第三の目で見たらビックリ、元海軍の人達よりも適正が高かったからね。」
「・・・まぁやるでありますが、何からすれば?」
「倭寇から組織的海賊に方針を変更して。」
「倭寇の上位互換でありますな。指揮伝達速度ボーナスと訓練の効果倍増がつくであります。」
「時間はかかるけど現状海賊行為をやめるわけにもいかないからね。・・・ゆっくりあきつ丸頼んだよ。」
「了解であります!!」
造船関係を一時的に凍結することになったが、私がつきっきりで研究する訳にもいかず、ゆっくりあきつ丸に頼むのだった。
「・・・さて、次は装備等の研究施設・・・の前にあれだね。御坊丸様とセイバー陛下の婚姻を済ませないと・・・まぁセイバー陛下とペンウッド卿も乗り気だからすぐに終わるけど・・・色々な問題がまだまだあるなー。」
私は空を見上てそう呟いた。