【パーティの部屋】〔アップデート当日〕
ピカッ
「これがピカチュウかお?」
「ピカピ!!」
「癒されるね。」
「ほんと。」
「マミも左衛門佐もだらけすぎだよ。・・・来た。」
いつもならゆっくり霊夢がドアップで映し出されるがそうではなかった。
『・・・諸君、親愛なる諸君。・・・我が国の現状は危機的状態にある!!それはなぜだ?・・・人間と魚人達によってこんな辺境に押し込められている!!・・・我々はここから生きるために作戦名《自由》を発動する!!』
と私達全員が誰だこいつ状態だったが、次にゆっくり霊夢が出てきて
『久しぶりだね、ゆっくり霊夢だよ。私の前に演説した人・・・いや、エルフは北西の独裁国の独裁者だよ。・・・名前は教えることはできないけど、彼の国はエルフ、ドワーフ、巨人、妖精の4種が生活しているが全体的に貧しいよ。そこで不満の捌け口と富の略奪のために今回の侵略戦争が起こったよ。プレイヤー達は自国と協力してこの戦争を生き残ってね。・・・他の変更点、NPCの天才の数を増加、魚人族が住んでいる場所に行く方法の一部を公開、モブ海賊の時間による強さの変化・・・くらいかな。それでは皆さんゆっくりしていってね!!』
(((アカン。)))
部屋の中にいる全員がそう思った。
(五条閣下が言っていたことはこれか。・・・となるとそれだけの被害が出るのか・・・。)
しかしここで雨咲はあることに気がついた。
(あれ?私とやる夫、マミは人間ではないから攻撃されない・・・かもしれないなー。・・・とにかく地図をっと。)
私はみんなの前で世界地図を広げた。
「とりあえず攻撃されるのは近場だと思うの。・・・で対岸にあるのは社会主義国。ここは真っ先に狙われるね。」
「・・・問題はどこまで各々の兵が強く、どこまで進撃できるか・・・ですね。」
「・・・今回の攻撃で社会主義国が陥落すれば世界に被害が広がるけど・・・私の予想だと社会主義国は陥落しないと見てるよ。」
「どうしてですか?」
「まず公安グループが社会主義国のプレイヤーを纏めていること、次に社会主義国の代表の権力が絶対であること、最後に地力が圧倒的なこと。・・・とんでもない戦略兵器が無ければ無理だね。」
「・・・雨咲元帥ならこの戦いは勝てるだろ?」
「・・・たぶん無理。1つ、私は火力そのものが足りない。1つ、手足になる士官不足。1つ、補給能力の不足・・・3つも足りなければ私でも無理。しかも相手の能力は未知数だからね。」
「で、どうしますか?」
「研究所建ててスパイ系統を獲得する。情報を入手してからしか明確な作戦は立てられないからね。・・・他は地力強化くらいかな?」
「ではそのように。」