黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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道中

【冒険ギルド】

しゃぶしゃぶを食べ終わるとせっかくなのでクエストを受けながら移動することにした。

冒険ギルドに行くと中途半端な時間なのでプレイヤーは少なかった。

できる夫が商品輸送の護衛クエストを受注してもらい、私達は依頼人のもとに向かった。

 

【駅】

 

「いやー、よろしく頼むね。」

クエストの用紙をNPCに見せると馬車に乗り込むように言われてクエストが始まった。

クエスト内容は盗賊や野良犬の撃退なのでそれほど難しくはなく、5回(NPCいわくファンブルクラスのハズレ)山賊の襲撃があったが全て撃退した。

 

『レベルアップ』

私達のレベルが上がった。

暇潰しにNPCと話していると中央の国に行く方法を教えてもらえた。

 

「中央の連合国には船が出てるからそこから行った方が良いよ。他には海軍に入るとかかね。」

 

「海軍?」

 

「そ、海軍の本拠地が連合国にあるからつれてってもらえるよ。」

 

「なるほど・・・ありがとうございます。」

 

「なんのなんの。・・・そうだ。知り合いに連合国と貿易している商人を知ってるからクエストとして護衛をしてやってくれないか?」

 

「いいですよ。」

 

「お!!ありがとな。」

 

【商業都市 メーメル】〔2日後〕

 

「ありがとな!!」

クエストの報酬を受け取り、彼と別れた。

せっかくの商業都市なので色々まわってみることにした。

 

【市場】

 

(食料品が高騰してるな。)

この場所が高いのか、それともプレイヤーの行動によって・・・いや、プレイヤーのしわざだろう。

食料品以外の動物の皮や素材系がとても安くなっているからだ。

 

(供給のバランスが壊れかけてるなー。・・・転売屋したいけど目立つからなー。)

渋々料理本を数冊購入して部屋に戻った。

 

【部屋】

やる夫達はまだ帰っておらず、1人で先程買った料理本を読んでいると前の所有者が書き込んだとされるメモ書きがあった。

ただ、なんかひっかかるのでメモ書きを色々な法則で読んでみると、行を一行ずらして(例い→き)、バラバラのメモ書きを繋ぎ合わせると

 

《3年目夏の1日目 ハンター試験 場所中央連合のテレパスにてと、連合首都の天空闘技場の周辺 師あり》

と書かれていた。

なにかがあると確信した雨咲だった。

 

『料理レベル3にアップ 野外でも軽い料理が可能に 油料理の使用可能』

他にもなにかないか探した雨咲は別の本で見聞色の覇気の使用条件を発見した。

 

《速さ100以上レベル40以上、条件が書かれた本の解読》

だった。

 

(レベルさえ上げればできるじゃん!!)

そう思う雨咲だった。

 

『スキル解読レベル5(隠語や暗号のほとんどを解読できる)獲得』

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