【部屋】
全員が纏を軽く操れるようになると次に進んだ。
「先程雨咲殿が見せたが次に精孔自体を閉じてオーラを完全に消す技・・・絶を修得してもらいたい。纏はオーラをとどめることで防御が上がる。次の絶はオーラが無い分防御には使えないが、気配を消したり、疲労を回復する作用がある。」
「こういうこと?」
私はオーラを完全に消した。
「そうじゃよ。」
「ねぇ、ネテロ。一回基本の全部を見せてくれない?私達はたぶんできるよ。」
「フム・・・ならいくぞ。まずは先程の纏で体にオーラを纏う、次に絶でオーラを絶つ。・・・次は練、オーラの纏える量を増やす。これは鍛練することで相対的に増えていくから最初はどんな人でも低い。・・・最後に発。オーラを相手にぶつけたり、物体化させたりする技術じゃ。」
(完全に長谷川千雨の仙術と一致しているな。・・・なら。)
私はネテロが言った練と発を綺麗ではないがやって見せた。
「初めてでそれは凄い!!鬼才じゃな。」
「初めてでは無いんだよね。友人に実際使っている人がいてね。」
「・・・そういう人脈が天使の素質だと思うのはワシだけじゃろうか?」
「まぁまぁ。練度が低いから私はとりあえずこれらを集中的に鍛えるでいいかな?」
「まぁまて。そこまで使えるなら水式で能力を見てからにしよう。」
ネテロはテーブルの上に水が入ったコップに葉を浮かべた。
「・・・よし、雨咲殿、コップに発でオーラを当ててみてくれ。変化があるからな。」
「こうかな?」
私は発をコップに当てると水が溢れだした。
「強化系じゃ。ブックで確認してみてくれんか。」
『特殊スキル念獲得』
「ブック!!」
《念
纏 C
練 E
絶 C-
発 D
系統
強化系レベル2
変化系レベル1
放出系レベル1
具現化系レベル0
操作系レベル0》
「はじめからCがあるのは天才じゃな。あと、他の系統も使えないこともないが、レベルが上がるのに時間がかかるから気をつけてな。」
「なるほどね。・・・念の修行はどんなのがおすすめなの?」
「オーラを使えば何でもよいが、休むときは必ず絶にすること、絶がうまくなってきたら睡眠時は纏をおこなうことをすすめるぞ。」
「なるほどね。・・・なら前までの訓練(ヤマメチャレンジ 真)にオーラを纏ってやろうかな。」
「まぁ1ヵ月あれば残りの3人どももなんとかなるだろう。ついでに犬のレベルも上げとくわい。」
「ありがとうございます。ちょっと頑張ってみます。」
私は先程いたクレーターに移動し訓練を始めるのだった。
ヤマメチャレンジ・・・ヤマメが雨咲を鍛えるために組んだメニュー。
亀仙人も真っ青になるハードなトレーニングだ。