沈没しそうななか、私達は必死に現状を打破することを考えたが名案は出なかったが
「応急措置をして時間を稼ぐお!!」
とやる夫の言葉で決まった。
私達はアイテムボックスから木材を取りだし、海水が漏れている場所を修理していった。
時間がたつと疲労が溜まり効率が悪くなったが、その頃には嵐も過ぎた。
(た、助かった・・・。)
私は再び船のステータスを見ると
《耐久4/300》
となっていた。
(・・・これからどうしようかな。)
しかし私達が遭難状態であることに変わりなく、私は犬達と一緒に甲板に出て何かないか探していると、水平線に一隻の船が見えた。
私は心の中でガッツポーズをすると、念で翼をはやして見えた船まで飛んでいった。
【海賊船】
さらに近くに行くとマストにドクロが書かれていた。
「うわぁぁぁ!?ロジャー船長空から天使が降りてきた!!」
「落ち着け。何らかの能力をもつやからだ。・・・なぁレイリー。」
「そうだなロジャー。」
(・・・どうしよう。・・・かけるか。)
私はこれ以上あの船にいたら沈没すると確信し、この海賊に賭けることにした。
【海賊船甲板】
私は甲板に降りると頭を下げた。
「すみません、いきなりでなんですが助けてください。」
警戒していた海賊達も私の一言にぽかーんとしている。
「・・・俺らは海賊だ。助けるにしても条件がいる。」
船長らしき男がそう話す。
私はアイテムボックスからあるものを取り出した
「魔晶石・・・これを各色2個渡します。」
本当はもっとあるのだが、カードは残しておいた方が良いと感じ、各色2個とした。
「・・・わかった。俺の名前はゴール・D・ロジャー・・・ロジャー海賊団の船長だ。」
「私は黒谷雨咲・・・種族は目覚め。」
私とロジャーは握手をし、この日から私達はロジャー海賊団のお世話になることになった。
〔数十分後〕
私達とロジャー海賊団はお互いに自己紹介をしながら、私はロジャーのステータスを見ると
《ゴール・D・ロジャー 海賊王 ロジャー海賊団船長
ゴムゴムの実の能力者》
となっていた。
(実?何かのスキルかな?)
私にはよくわからなかった。
その後私は厨房で手伝いをするのだった。
〔2日後〕
私は海賊団の副船長であるレイリーと情報交換をしていた。
「・・・なるほど社会主義国と王国がか。」
「現状は社会主義国が有利だね。」
「・・・ならそのまま和の国に移動した方が良いな。君達はどこまで着いてくるのかな?」
「和の国の南のまではついていきたいです。」
「ならあと2ヵ月だな。」
「役にたつかわかりませんが、今後海軍が強化されるかもしれません。可能性を秘めた者達(プレイヤー)が軍に志願しているようなので。(生活費稼ぎのためとボードに書き込まれていた)」
「ならこちらからは覇気について教えるかな、覇気とは・・・。」
有益な時間が過ぎるのだった。