【和の国最南端の町】〔2日後〕
とりあえず彼らのことを報告しに吉法師の元に連れて行くことにした。
「ずいぶん早かったな。」
「いえ、仲間が出来たと、酒造の許可を貰いたいのですが。」
「仲間?・・・家臣のことか。なら陪臣として雇うことを許可する。・・・酒造は売り上げの1割りを徴収する。」
「ありがとうございます。」
無事に木内と左衛門佐を仲間(陪臣)として認めてもらい、酒造の許可までもらえた。
私は木内に運ばせた酒造に必要な道具(アイテムボックスに収容可能だった)を私達の部屋の1室に移動させた。
「な、なんだこれ!?」
左衛門佐の心からの叫びである。
私達の部屋の綺麗さに驚いたようだ。
彼女に話を聞いてみると、村の古い家の居間を借り、茣蓙をひいて寝ていたらしい。
「苦労したんだね。」
普通の高校2年生でこの生活はきつかっただろうと思いながらの一言であった。
「さて、金儲けといきますか!!」
と私は言った。
「・・・どうしてですか?」
できる夫が聞いてきたが
「ちょっと前に出会ったヒソカ、この前まで一緒にいたロジャー海賊団・・・そして吉法師の爺と呼んでいる平手政秀・・・彼らからの情報と論者、左衛門佐の元となったネタを解析したら・・・動乱の時代が来るよ。吉法師も海に出たいとか言ってたしね。」
「それでどうやって金を集めるだろ?」
「1つ目は論者の酒造で販売はできる夫とやる夫に頼みたい。2つ目は私がパンを作り、これもできる夫とやる夫に販売してもらうね。最後にやらない夫と左衛門佐、犬達に山賊討伐をお願いしたい。」
「わかりました。」
各自動き出すのだった。
(さて、私も覗いてみようかな。)
私は論者と左衛門佐のステータスを第三の目から見てみると
《・木内(吉法師の陪臣)
種族 人間(武士)
レベル 15
所持金 5000G
武器 ナイフ
防具
職人服
体力120/120
疲労0%
攻撃 5
防御 15
速さ 10
精神力 15
器用 5
筋力 9
スキル
・酒造(酒が旨く造れる)
・生産者(材料が少なくて済む)
・論者(スキルが進化する)
・左衛門佐(吉法師の陪臣)
種族 人間(武士)
レベル 35
所持金 5000G
武器 武士の長槍
刀
防具
眼帯
赤い胸当て
赤い小手
赤いすね当て
体力200/200
疲労0%
攻撃 60
防御 30
速さ 10
精神力 15
器用 5
筋力 5
スキル
・武士(対人戦闘で10%すべての能力が向上)
・切れ味(小)(斬れやすくなる)》
となっていた。
(使えるね。・・・当たりだった。)
私は細く微笑むのだった。
陪臣・・・家臣の家臣