【キッチン】〔夜〕
みんなが寝静まった頃、私はパンの下ごしらえをしながらあることを考えていた。
(今回のアップデートで何が変わるか・・・いや、何人死ぬかか・・・。戦争の行方も気になるけどね。)
アップデートは明後日。
私は急激な変化でないことを祈るのだった。
〔2日後〕
今回は部屋のテレビでアップデート内容を見ることにした。
『ゆっくりしていってね!!・・・どうもナビゲーターのゆっくり霊夢です。ではさっそく今回のアップデートについて話します。変更点はダンジョンの追加、役職鉄砲職人を追加、全世界で火縄銃の製造が可能(一部地域で初期ライフルの製造が可能)ちなみにだけど、NPCはもっと発展したのを持ってたりするけど気にしないでね。・・・次に戦争についてだよ。こちらの映像をどうぞ。』
声がいきなり棒読みからナレーション風に変わり画面も変わった。
『1年目の夏から約3ヵ月・・・指導者達の食い違いより始まった戦争は王国の首都を包囲したことで王が降伏し、終結した。』
画面が変わり
『これより王の処刑をおこなう!!』
ギロチンにかけられる王族、貴族達。
中にはプレイヤーの姿もあった。
『やめてくれ!!俺は騎士だったがプレイヤーだぞ!!う、うわーーー!!』
プレイヤーで処刑されたのは彼だけだった。
『彼は騎士でありながら賄賂を受け取ります、国の情報を敵国に流したことで信用できないという理由で殺された。』
それは見せしめだった。
国のために頑張った者はお咎めなしだが、悪いことをすればこうなるという・・・。
『王国は領土の半分を失った。そして・・・。』
画面が紅い宮殿に変わり
『公安委員会!!同志達の活躍により世界革命の1歩が成功した。この功績によりA-1~A-9農村9つとラトグラードを与え、リーダーのブラックにはラトグラード州長とし、最高会議の参加することを許す。今後の活躍にも期待する。』
となっていた。
驚くべきことにプレイヤーに自治することを許したのだ。
『これにより王国には重税と治安悪化し、社会主義国は次のアップデートまで税金が免除された。また、社会主義国は時代が中世中期に移った。NPCの経済活動が活発になり、ゴールドを稼ぎやすくなった。・・・以上が今回のアップデートだよ。ゆっくり頑張っていってね!!』
映像が終わった。
(早く準備しないと・・・。)
「じゃあ私達も動くよ!!」
私の一言でみんなは動き出すのだった。
《19万9513人/20万人
攻略 0.7%
秋 1年目》