〔翌朝〕
私はいつも通りに部屋を出て道場に向かうと、門下生の若者達が道場の前で立ち往生していた。
「どうしただ?何かあったか常識的に考えて。」
やらない夫が若者達に聞くと
「で、でかい馬が・・・。」
そう言うと奥から問題の馬がやって来た。
ステータスを確認すると
《・黒王種 馬
パーティで保有
レベル10
体力350/350
疲労0%
攻撃 100
防御 280
速さ 300
精神力 50
器用 60
筋力 100
スキル
・なつきやすい(仲間にしやすい)
・まじめ(指示に忠実)
・騒音耐性》
となっていた。
このステータスの馬が3体と翼が生えたのが1体(ペガサス種 ステータス同じ、スキルで空を飛ぶがある)、角が生えたのが2体(一角種 以下同文)
私は思った
(これ、昨日のポニーだ。)
と・・・。
スキルでまじめと書いてあったので
「ちょっとどいてくれるかな?」
と言うと整列して道をあけた。
「「「すげー。」」」
門下生のみなさんも驚いているようだ。
「ねぇ、やらない夫、マミ・・・これ吉法師に報告しないと不味いよね。」
「評定の時でいいと思うよ。」
「マミに同意だろ。」
「んー、ならいっかなー。」
私は一旦保留にすることにしたが、流石に雨ざらしにするのは可愛そうなので、馬小屋を増築してその日は終わってしまった。
【甲冑師宅】〔夕方〕
私は門下生の防具を整えるために甲冑師ももとに来ていた。
「ごめんください。」
「あん?なんじゃい。」
「甲冑の注文をお願いしたいのですが・・・。」
「ほい、値段表だ。」
ゲームの使用上だとも思うが、簡略されていた。
《・甲冑一式 5000G
・軽甲冑一式 10000G
・大甲冑一式 20000G》
となっていた。
見本も見せてもらい、私は軽甲冑一式を11名分購入した。
(同じ防御なら軽いほうが良いもんね。)
雨咲は知っていた。
戦争で重装備をしても射撃されたらおしまいということを・・・。
【部屋】〔夜〕
私はボードを見て現在の世界の状況を確認していた。
《19万9500人/20万人
攻略 0.75%
秋 1年目
・掲示板
ギルド情報127件
30チャンネル
・
・
・
犯罪者リスト
・
・
・
商品情報
・
・
・
個人掲示板 5》
私はギルドを開き上位陣を見ると
《1位 公安委員会 1000人
2位 公安第一課 500人
2位 公安第二課 500人
2位 公安第三課 500人
2位 公安第四課 500人
2位 公安第五課 500人
3位 公安内務人民委員会 400人
3位 公安親衛隊 400人
3位 自衛隊 400人
4位 黒騎士団 215人
5位 公安内政委員会 200人
5位 公安赤軍 200人
5位 公安育成課 200人
5位 警察隊 200人
5位 大人の時間 193人
6位 新撰組 180人
7位 紅炎組合 150人
・
・
・》
と見事に公安グループが上位を独占していた。
他にはプレイヤーが海軍で大佐に初めて昇進しただとか、天空闘技場で初の50階突破等が書かれていた。
一番目に留まったのが和の国についてで、北の島は軍神、赤い虎、鉄壁の3つの大名と5つの忍びの里が勢力圏を争っており、南の島も国崩し、チート島津、狸、独眼竜、真田一族、三本矢となっていて次のアップデートで乱世になる可能性が高いとなっていた。
(・・・吉法師は豪族扱いか。)
心の中で吉法師を哀れむのだった。
・若者(足軽)
種族 人間(NPC)
レベル 20
所持金0G
武器
竹刀
防具
道着
体力 150/150
疲労 0%
攻撃 30
防御 30
速さ 20
精神力 5
器用 5
筋力 8
スキル
・狙撃
・連撃(2回撃てる)
・乱戦(敵味方が入り乱れて戦うときステータスが上昇)