【織田本陣】〔前線から撤退後〕
私は命令であった敵を森に引き付けることが出来なかったが、立花道雪と25人の兵を討ち取った記録(ゲームなのでログが残っていた)から信長に
「よくやった。」
と誉められた。
その後、味方のNPC兵が森から出て来たため、指定された場所に待機していると、敵がつられてきた。
「引き付けろ。・・・撃て!!」
約500丁の鉄砲が火を吹いた。
しかし、敵も予測していたようで側面から別動隊に襲われた。
だが・・・
「おっとそこまでだお!!」
アォーーーン
やる夫とジンオウガの暁月が前線に参加したことで大友別動隊は弾き返される結果となった。
「魔導砲発射だお!!」
やる夫は追撃で敵を半壊させることも成功し、両軍は退くことになった。
(あちらは損害が2割を超えたからだな。こっちは無駄撃ちで残弾数が心もとないか。・・・ん?)
変な音が近づいてくる。
音がする空を見ると鉄の塊が落ちてくるではないか
「チィ。」
舌打ちをして、私は鉄の塊をサーベルで切り裂いた。
しかし、私のいない場所では被害が出ていた。
「退くぞ!!」
信長の声に兵達は一目散に逃げ出した。
「・・・国崩し(大砲)か。」
私は最後尾から相手の追撃を受けないように退くのだった。
【織田信長の屋敷】
ダン
「ふがいないわ。」
今回の敗戦で支配していた村を2つ取られた信長の怒りは凄まじかった。
しかし、誰も失敗はしていないので相手が一枚上手だったとしか言いようがない。
「国外貿易の拡大と馬の育成、ダンジョンの攻略を進言します。」
「なぜだ?」
「貿易は金を得るためです。酒やなまくらの刀、甲冑を売れば儲かると思います。・・・火縄銃を元王国(現民主国)に売りましょう。」
「なぜ王国なんだ?」
「現在の王国は王族、貴族の大半が処刑されましたが、一般人は革命など望んでいませんし、現状の属国扱いに不満が出ているそうです。」
「なるほど・・・貿易船はどうする?」
「中央連合にいる友人(ヒソカ)と、とある海賊(白ひげ)に船の手配をお願いしようと思います。」
「馬はどうするんだ。」
「申し訳ないのですが、他の家臣の方にお願いしたいのです。ノウハウがないので・・・。」
「うむ・・・猿、犬できるか?」
「「は!!」」
「最後にダンジョンですが、私達が攻略してみせます。」
「お主らも大丈夫か?」
「「「はい」だろ」お。」
「なら成果で見せてもらうぞ。」
「わかりました。」
その日は解散となり、私はすぐにヒソカと(酒を飲んだ時にフレンド登録した)白ひげに連絡するのだった。