【地下35階】
ヌチョ・・・ヌチョ・・・
「・・・何あれ?」
左衛門佐が見ていた先には、液体の何かがいた。
(見てみようかな。)
私は第三の目を使って敵と思われる生物?のステータスを確認した。
《・スライム
物理ダメージは全て無効
酸で相手を攻撃する》
「・・・スライムだって。」
「・・・気持ち悪いですね。僕の魔法で消滅させますよ。・・・フルイム!!」
スライムのいた場所に火柱が発生した。
『レベルアップ。』
スライムは油と回復ポーションをドロップした。
私達はさらに先に進んだ。
【地下40階】
マミと左衛門佐の疲労が10%を超えたので休憩し、その後、探索すると・・・
「999本・・・貴様の武器を寄越せ。」
身体中に矢が刺さったお坊さんが下に続く階段の前に立っていた。
「我は武蔵坊弁慶・・・貴様の武器を寄越せ!!」
ガン
とっさにサーベルを抜いた私は彼の薙刀を受け止めた。
「中々の腕だ。しかしその体では我は倒せない!!」
「・・・いや、勝ち目がないのはあなただよ。」
私は第五の目を開き、高圧電流を弁慶の体に流した。
「フン!!」
咄嗟に薙刀を離した弁慶は私の電撃を避けたが
「いーち、にーい。」
右腕を私はそのまま切り落とした。
カウントが開始される。
「ふ、ふはははは!!我に片腕をくれるのか?命乞いか?実に愉快!!」
貴重な10秒・・・彼はいかすことができなかった。
「10!!」
いきなり生えた私の翼と頭に乗った輪っかに弁慶は動揺してしまった。
「消える前に言っておくよ。私の名前は雨咲・・・大天使候補だよ。・・・天罰第一式!!」
弁慶の体に3撃の落雷が突き刺さった。
「か・・・は・・・。」
黒こげになった弁慶が光のエフェクトを出しながら消えると、弁慶がいた場所に大量の刀、太刀、槍が散らばった。
「・・・私のアイテムボックスとポーチが埋まりそうだから、誰か回収してくれない?」
「わかっただろ。」
仕分け作業は後にすることにした。
【地下45階段 ボス部屋】
私達はボスの部屋の前で作戦会議と休憩をした後に万全の態勢で部屋に突入した。
キキキキキ
「よく来たね。ボクの実験室にようこそ。」
金髪のイケメンが茶々丸みたいなヘッドホン?を着けて私達の前に現れた。
私はイケメンに近づき
「このダンジョンのボスでいいんだよね。」
と質問した。
「ああ、そうだ。」
律儀に返してくるので
「じゃあ君を倒せば、クリアかな?」
「そうな!?」
ピーーーーードン
テロフィナーレ
バースト
「はい終了。」
時間稼ぎが終わった私は身体中を魔導砲や魔法、弾丸で貫かれたが、悪魔の実の能力で体を気体にしていたので無傷だが、金髪のイケメンはオーバーキルだったらしく光のエフェクトが出る前に消滅した。
『初級ダンジョン完全クリア』
とアナウンスが響いた。
今回は楽に勝ちましたが、次はこうはいきません。