アナウンスが終わるとボス部屋の奥に扉が出現した。
私達は扉を開き、中に進んだ。
【奥の部屋】
そこにあったのはダンジョンの核とストーンゴーレム、大量の銅銭だった。
《ダンジョンの核
手をふれると地上に続く階段が現れる
壊すとダンジョンが壊れる》
《ストーンゴーレム×20
魔石を入れると起動する
定期的に魔力を注入する必要がある
最初に触れた者の命令を聞く》
となっていた。
「・・・やる夫、このゴーレム達を管理してくれない?」
「やる夫がかお?」
「できる夫は魔力は多いけど、犬達の世話もあるし、やらない夫は道場にいる弟子達の育成に欠かせない。・・・やる夫が一番暇だと思うのと、自分の指示に忠実に動く駒が欲しくない?あれば楽だと思うけどなー。」
「その話乗ったお!!」
「O.K.・・・はい、魔晶石。」
「お!?魔石でも良いんじゃないのかお?」
「んーでも魔晶石の方が性能が上がりやすそうだからねー。」
「・・・わかったお!!」
やる夫は私から受け取った魔晶石をゴーレムにはめ込みに移動した。
「さーてと、マミ・・・どう?」
「はい。階段が現れました。」
「よーし、私が先に行くから、銅銭が入った箱を外に運んでくれない?」
「わかりました。僕がこちらを持つのでマミさんと左衛門佐さんは2人で1箱運んでください。やらない夫はこっちを運んでください。」
「「了解。」」
「わかっただろ。」
私は安全確認をするために先に進んだ。
【地上付近】
地上に近づくと強大なプレッシャーに襲われた。
(・・・なに?)
完全警戒の戦闘態勢に移行するし、地上に出た。
「遅かったな。・・・いや、早かったか?」
「な!?」
前にいたのは・・・信長だった。
《・第六天魔王織田信長(第一覚醒)》
(・・・悪魔の実を食べたな。・・・いったい何の実だろう。)
そう考えていると
「余に報告は有るか。」
と信長が聞いてきた
「ダンジョンをクリアしました。」
「ふむ、よくやった。・・・雨咲、悪い知らせと良い知らせ・・・どちらから聞きたい。」
「・・・良い知らせから。」
「魔法兵を100人揃えることができた。」
「悪い知らせは?」
「大友が再南下を始めた。明後日にはここも戦場になろうぞ。」
「・・・わかりました。遅いかもしれませんが、軍資金です。」
私は大判を信長に渡した。
「・・・いや、余は今回は勝ちにいく。野戦でな。・・・来い。」
「雨咲殿、久しぶりですな。」
「藤吉郎さん?」
「いや、わしは羽柴秀吉と名のっておりますぞ。」
《・覇王羽柴秀吉》
「で、私は殿が恐ろしい姿になったと思ったら、こんな姿に・・・。」
秀吉の後ろから少女が現れた。
《・忠臣明智光秀》
「すぐに他の者も呼べ。軍議を始める。」