【信長の屋敷 軍議場】
会場は中央に洋式のテーブルが置かれた場所に地図と駒が置かれていた。
(・・・司会を任されたけど・・・。)
場には秀吉、陪臣の竹中半兵衛、明智光秀、森可成、前田利家、平手政秀と信長がテーブルを囲うように立っていた。
「これより軍議を始める。・・・余はここに防衛線をはる。」
信長が指差した場所には丘になっており、銃の射程がいかすことができ、敵の砲弾が届きにくい位置となっていた。
「信長様、彼女の守護獣はここに配置してはいかがでしょう。」
そう言ったのは可成だ。
「雨咲はどう思う。」
「は!!ジンオウガならその威力を十二分に発揮してくれます。」
(配置された場所が前面じゃなくて、横からの奇襲を守りつつ、敵の側面を攻撃できる位置だからなー。)
「雨咲には背後を担当してもらう。退路の確保が今回は困難になるからな。」
「は!!」
「ならばよし。」
軍議はこれで終了した。
【パーティの部屋】〔軍議終了から10分後〕
部屋に戻ると、他のみんながリビングでくつろいでいた。
私は遅くなった理由と明後日の戦闘について話すと
「ちょっといいかお?」
「なに?やる夫?」
「雨咲さんには言ってなかったけど・・・ゴーレム達が・・・こんな形に変化したお。」
ギョン
やる夫がそう言うと、後ろから50センチくらいザクが現れた。
「外に出ると5メートルくらいになるお。」
「今回の主戦力だね。・・・とにかく今回こそは勝とう。」
「「「おう!!」」」
第二次大友南下阻害戦が始まろうとしていた。
《・ザク
防御がそこそこしかないが、強力な魔法以外はダメージが少ない
背中にあるタンクを攻撃されると機能が一時停止する(魔力を流すと再起動)》
〔翌日〕
私は前回のアップデート内容を見ていた。
(大友との戦いで見れなかったからね。)
テレビの再生ボタンを私は押した
『ゆっくりしていってね!!ゲリラアップデートだよ。・・・変更点はある地域にいたプレイヤーの人種変更と行動制限、役職の追加・・・そしてNPCのバージョンアップよ。これは人間に限りなく近い思考になってます。なので、戦争がプレイヤーの動きとNPCの状態で勝手に始まります。では、次の正規アップデートで会いましょう。ゆっくりしていってね!!』
(・・・なるほどね。)
私は第五の目を開いた。
(おい!!いい加減ここから出せ!!大友の天下を私は見たいんだ!!)
(知らないよ。私は私で生きるためにあなたを倒したんだから。・・・と言うか消えなかったんだから感謝してほしいなー。)
(ふん!!)
(すねちゃってー。まぁいいや。おやすみ。)
(おい!!まだ話は)
私は第五の目を閉じた。