〔数時間後〕
ゆっくりあきつ丸と質疑応答した結果数時間も話し合っていた。(通常は5分で終わるらしい)
そしてやっと造船に移る。
「代官殿が造れる船は高瀬舟(現在のボード)だけであります。」
「ん?関船の設計図があるけど・・・何が足りないの?」
「職人達の技術力が足りません。あと人数も足りないであります。」
「じゃあ資材はあるのね。」
「はい。最初はボーナスとして木材と防水や腐食防止が贈られますので関船だと2隻造れるであります。」
「まぁまだ早いけどね。・・・とりあえず高瀬舟を木材があるだけ造って。その間に雇用と商人とのコネづくりをしてるから。」
「わかったであります。」
私はゆっくりあきつ丸に任せてパーティの部屋に戻るのだった。
【パーティの部屋】〔夜〕
帰るとやる夫とやらない夫、マミ、左衛門佐がぐったりしていた。
「何があったの?」
「ダンジョンに潜ったんだお、そしたらモンスターハウスに引っ掛かって攻略できないまま終わったんだお。」
「それはドンマイ。」
「だけどレベルと色々な素材が集まるからね。頑張るだけ成果になるからうれしい。」
「そうね~。左衛門佐の前衛は助かるわ。」
「マミの狙撃も中々よ。」
マミと左衛門佐が盛り上がりだしたので私達は少し離れて続きを始めた。
「できる夫・・・魔法はどんな感じ?」
「基礎の基礎ですね。・・・この期間はクールタイムとして考えましょう。あと休憩中にコイルが来てここら辺でモンスターの出やすい場所を纏めた地図を貰いました。」
「道場にいる門下生達に修行と称して刈らせるだろ。あいつらはレベルを上げてもらわないと困るだろ。」
「・・・そうだねー。他には何かある?」
「あ、もうひとつあるお!!正規のアップデートが数日後にあるお。観といた方がいい気がするお。」
「やる夫ナイス。・・・明日はやる夫がゴーレムを率いてダンジョンアタック、できる夫は魔法の研究、やらない夫達は売り歩き・・・と商人に接触できたらしてくれない。船を造る素材が商人から購入するらしいから。」
「了解だろ。雨咲さんはどうするだろ?」
「私はたぶん停泊している白ひげに小舟の売却と人材を紹介してもらってくるよ。」
「わかっただろ。気をつけて。」
「はーい。じゃ、明日も早いから寝るね。」
「お疲れ様です。」
私は寝室に移動するのだった。
【モビー・ディック号 甲板】〔翌日〕
私は白ひげのもとに来ていた。
「グララララ、雨咲・・・酒は持ってきてるか?」
「はいコレ。木内の自信作らしいよ。」
「グララララ、そりゃーいい。で、何の用だ?」
「小舟の販売・・・と使えない捕虜がほしいんだけど。」
「あぁ?小舟はわかったが使えない捕虜は元海軍兵くらいしかいねぇぞ。それでよけりゃー持ってけ。」
「ありがとう。・・・酒のおかわりはここに置いとくよ。」
「グララララ、船の最下層の牢屋にいる。気をつけろよ。」
「はーい。」
私は船内に移動するのだった。