黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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2年目春
アッフデート9


【パーティの部屋】〔数日後〕

御坊丸の教育もほどほどに慣れてきた頃、次のアッフデートが始まった。

 

『ゆっくりしていってね!!アップデートの時間だよ!!・・・まさかアップデート前に和の国で内乱が起こるとはね。まぁ観察にはちょうどいいね。・・・ではおまちかねアップデートだよ!!変更点は、薬の種類を追加、薬剤関係のスキルを修得できるように調節、売春店の一部設置、婚姻による子供NPCのステータスを親のステータスを足して10で割った数が初期ステータスとなる、モンスターの都市襲撃を開始、海賊の強化だね。これはGMが男女共にプレイヤーの精神的負担を減らす目的だから勘違いしないでね。ではゆっくりしていってね!!』

 

「今回はエグいことをしてきただろ。」

 

「薬の部分が気になりますね。ヤバイ薬のことかもしれません。」

 

「・・・今はそれどころじゃない。言っておくけど私達は聖人じゃないから不利益なら基本関わらないことを意識してね。」

 

「んんwwww勿論ですぞ。」

 

「私達は生き残ることで必至と考えてね。では解散!!」

各自仕事に戻るのだった。

 

【織田家牧場】

 

ドドドドド

 

「騎馬鉄砲隊になるんだろ!!しっかり掴まれ!!振り落とされるな!!」

近衛砲兵隊の他に100匹を超えた特殊な馬を使った鉄砲騎馬隊の編成を始めた。

ちなみに兵士は・・・

 

「「「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!!」」」

大友領の坊さん達だった。

元々普通の僧だった彼らはキリスト教の圧迫により強制改宗もしくは斬首という恐ろしい事態になり、一揆を誘発させたものの、農民達もキリスト教に改宗していたので鎮圧された。

彼らはなんとか逃亡し、織田領に逃げ込むことに成功した。

そこで信長は彼らの息子達を強力な兵士にするべくこちらに預けたのだ。

しかし、その坊主達は・・・

 

「こいつなら・・・きっと殺ってくれる・・・。」

 

「まるで風になったみたいだ。」

 

「こいつ・・・飛ぶぞ。」

と馬に驚いていた。

ちなみに兵士の数は120名で士気は高い。

 

(これで近衛砲兵隊の抑止する力も手に入れた。・・・問題はどちらかが壊滅したときだなー・・・パワーバランスの崩壊、連鎖的に他の部隊の士気崩壊にも繋がるのだけは避けないと・・・。)

力という綱渡りをする雨咲だった。

 

【造船所】〔数週間後〕

 

「や、やった!!」

とある水夫が叫んだ。

理由は目の前に浮かんだ船だ。

 

「早く雨咲に知らせるんだ。ドンと驚くぞ!!」

計画の目標であるガレオン船の完成だ。

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