黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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結末

【105高地】

 

ザシュ ザシュ

「・・・弱い。スキル・・・いや、ステータスに頼りすぎた結果か。」

私の周辺には首と体が離れた死体が光のエフェクトをばら撒いていた。

 

「やぁ!!」

ガキン ザシュ

 

「・・・組織は中の人間を腐らすことがある。特に仲良し集団の延長はその傾向が高い。」

一撃で敵の刀こど切り裂いた。

たぶんプレイヤーだった者は死にたくないと叫びながら消えていった。

 

「これはデスゲーム。本当に人が死ぬ戦場・・・さぁ来なよ。手柄首だよ。」

 

「近づくと殺される!!鉄砲と弓で殺せ!!」

 

「甘いよ。」

私は天罰第一式Ⅱを繰り返し、遠距離で殺しにかかる人物に雷を落としていった。

 

(周りは・・・もう少しいけるかな?)

老兵は半数になり、ジンオウガも10匹になっていた。

 

「攻撃を一点に集約・・・くらえ雑兵。」

信長は悪魔の実の能力を戦場で開花させた。

 

「斬首あるのみ。」

近くにいた雑兵の首に黒い輪っかが現れ、徐々に絞まっていく。

 

グゲ ギャァァァァ ・・・

首が折れる者、窒息状態になり倒れる者が相次いだ。

 

「・・・私も!?」

気がつかなかった。

私の目の前に先ほどの神父が銃剣を投げつけていたのだ。

 

「ク!?」

私は腕の骨で銃剣を受け止めると神父の第二撃の刺突を左のサーベルで弾いた。

 

「貴様のような天使擬きは神への冒涜なり!!神の代理人が抹殺する。」

 

「神が公認してるんだけど・・・いや、天使擬きじゃなくて天使なんだけどなー。」

 

「口を閉じろ擬き。私は非常にイラついている。原型を留めたかったら黙れ。」

 

「・・・雹塊破裂。」

神父の頭上から先の尖った雹が降り注いだ。

 

「邪魔だ!!」

気にしないで突っ込んでくる神父に私は体を液体に変えた。

 

ビチャ

 

「ショック!!」

バチ

 

「ク!?」

 

「水で濡れた体にはきついでしょ。ダメージが小さいけど狙った場所に瞬時にできるこの技は扱いやすいね。」

 

「・・・。」

ジャキ

銃剣を構え直した神父は私をまた攻撃しようとしたが・・・

 

『雨咲・・・行け。』

 

「・・・わかりました。」

私は気体になり戦線を離脱した。

 

(アンデルセン・・・プレイヤーで職業は聖職者か。カトリック信仰会に所属か。日本人が多いここだと爆発的に組織を拡大することはないけど・・・厄介だね。・・・まぁ今の状態ならいつでも殺れるから大丈夫かな?)

その時・・・105高地で大爆発がおこった。

 

「・・・ヒソカは信長様にミニチュアローズを贈っていたのか。」

その爆発により大友軍は大友宗麟以下半数の兵、黒騎士団の団員の1/4が消し飛んだ。

これにより黒騎士団は複数の中小ギルドに分裂することになる。

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