接触3
【パーティの部屋】
「・・・そんなことが。」
「ねぇ雨咲さん・・・私はこれからどうした方がいいの?ねえ!!」
「変わりたいなら変わればいい。自分の気持ちを貫け。私はなにも止めない。・・・私達がついてる。・・・マミよーく見てみな。あなたの周りには協力してくれる人がいるんだよ。・・・友人に裏切られたって人生のうちに何回かあるものよ。」
「雨咲さん・・・。」
「・・・でもその前に強くならなくちゃね。選択肢を増やすことが大切だよ。」
「・・・少し考える時間をください。」
マミはそう言うので私は寝室に戻るのだった。
【目的地周辺の海域】〔数日後〕
マミは何か吹っ切れたようだ。
元気になって今日も大砲や鉄砲を磨いている。
(良かった・・・。)
そう思っていたが、すぐに別のことがおこった。
「北北東より所属不明船接近・・・海賊です!!」
「戦闘準備!!数の報告!!」
「数・・・3!!」
「砲撃準備!!敵船進路計算!!」
「直進10ノット!!」
「風速5風向き南より!!」
「・・・旋回!!側面を敵に!!」
「向き次第砲撃を?」
「各船に連絡!!制圧射撃開始!!」
数百門の砲撃が敵船に向かって飛んでいく。
「・・・命中弾多数!!敵船2隻が中破!!」
「距離を詰めろ・・・焙烙火矢でマストを燃やす。・・・斬り込みもさせる。準備しろ。個人で手柄をたてられるぞ。」
「は!!」
旧織田の兵士達は喜んだ。
鉄砲の時代に移ろうしている私達の船団が、昔らからの抜刀して突撃ができるからだ。
(気合いは充分・・・思ったよりも混乱がなかったな。・・・各船に伝達する速度も良いし・・・まぁパーティチャットを使ったのもあるけどね。・・・それを魔法兵の通話を使ったのもあるけど。)
日常で使う魔法を軍事利用した結果だった。
(けっこうあるんだよねー。歴史を少し巻き戻せば軍事が全て関わってくる。・・・まぁ単純に武器や武力が強ければ強くなるのじゃなく、頭を使って現実のようにすれば・・・面白いことになるね。)
「宰相様、焙烙火矢の準備ができました!!」
「帆を狙って放て。」
「は!!」
パシュー パシュー
新兵器で慣れてないためか散発的に放たれたが、敵の帆に数発、船体に多数直撃し、1隻火だるまになって沈んでいった。
『全体のレベルが2上がりました。』
アナウンスが聞こえてきた。
私は気にせず
「突撃!!」
小舟に乗った約1000名が斬り込んでいった。
事前の攻撃で弱っていた海賊達は簡単に斬り殺され、こちらの損害はなく制圧した。
「「「エイエイオー!!エイエイオー!!」」」
制圧した船から声が聞こえてくる。
鹵獲したことになったので破損状態が激しい船を調べたが、中破までしかなかったので応急修理ののち、船団に組み込んだ。
ガレオン船3隻
キャラベル船6隻
隻キャラック船12隻
newフリゲート隻4隻