黒谷雨咲の転生物語   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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海賊狩り

【甲板】〔数日後〕

私は甲板で船の指揮をしていた。

島を守る船と船で活動するのが苦手なNPC(老兵等)を拠点になる島に置いて海賊狩りをおこなっていた。

 

「率いるのは3隻・・・うち、囮が1隻か・・・。」

できる夫がいないので指揮官が不足していたが、近衛砲兵隊と僧兵達がきびきびと動くのでなんとかなった。

 

「下士官不足・・・海軍施設を略奪して再稼働させればワンチャンあるかな?・・・まぁ今のままでも少しは経験がたまって熟練水夫か水夫長にはなれるらしいから・・・やっぱり砲兵長とか熟練航海士とかの役職にさせれば効率もよくなるのになー。」

規模の急速な拡大により下士官と士官(海賊なので軍のように言って良いか微妙だ)が不足していた。

士官関係は現在パーティのメンバーや唯一ロジャー海賊団メンバーが船から降りるなか残ったバギー、旧海軍メンバーを中心に何とかしたが、海での生活をしていなかった足軽大将等の下士官が役にたたなかったことから降格させた。

・・・で、現状はソ連の大粛清後並みにヤバイ状態だったので私は手っ取り早く経験を積める海賊狩りを強行した。

 

(・・・これが今私達が抱える問題・・・これを解消できる海賊狩りはリスクがあってもやらないといけなかったんだよね。)

完全に冬戦争のソ連側だが、相手は化け物だらけのフィンランド軍ではなく一般海賊であり、こちらは船に慣れてなくても織田家で軍事訓練をしっかり受けた精鋭である・・・負けるはずがなかった。

約1週間に小型ガレー船15隻、中型ガレー船6隻、大型ガレー船1隻、フリゲート隻2隻の鹵獲と1500名程の水夫、旧式の武器の獲得に成功した。

 

「よしよし!!こっちも死傷者が出たけど5人以下だから獲得した水夫を少数船に補充して、馴染ませよう。残りの水夫は島で老兵達に刀と鉄砲の撃ち方を教えさせよう。老兵達でもこれぐらいならできるでしょ。」

老人にも容赦しない雨咲だった。

 

【パーティの部屋】〔数週間後〕

夜でみんなが寝ている頃、私はボードを見て世界情勢について考えていた。

 

(・・・大友家は完全に空中分解したか。その領地を徳川と毛利、真田の3家が吸収したか。・・・織田領は3家が完全に分割したのか・・・。)

織田領は後回しにし、次の記事を見た。

 

「・・・帝国が内乱か。理由は社会主義国の革命輸出が原因だった。この動きを知り、合衆国が商人と一部豪農に武器を輸出させ、連合は旧国王を傀儡にするために武器を輸出した。」

 

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