「・・・流れが来たね。」
私はボードを見てそう呟いた。
(和の国の北部は泥沼の内戦、南部は大友の支配地域漁り、帝国は内乱・・・武器を輸出している合衆国、社会主義国、連合国は大規模な軍事行動に制限がかかる。世界海軍はこれで供給されていた武器を自力で調達する必要が出てきた・・・今は補充ができない。・・・どうせ海軍の規模はそのうち拡大するから今のうちに漁らないとね。)
私はボードから離れ、寝室に向かった。
〔数日後〕
「帆を焼け!!逃がすな!!」
私は海賊狩りを続けていた。
捕まえた海賊で懸賞金がかけられている人物はヒソカ経由で懸賞金に換えてもらい、島の施設の投資と火薬、食料の購入に使った。
社会主義国からの評価は海域の海賊をものともしない商会で、連合国からは海賊狩りの一味と呼ばれた。
(・・・あと少し。)
「宰相様!!連絡が来ました!!」
「誰から?」
「白ひげ船長です!!」
「動き出したか。」
このときすでに白ひげは圧政をしていた北方海域の海軍の島を5島同時攻撃し陥落させていた。
《準備ができました。明日には動けます。》
できる夫からの連絡も入り私は命令した。
「これより我々の艦隊は海軍の圧政をしている島々を解放する。海軍の支部がある本島に浸透し、一気に崩す。現地にいる人々は我々の味方だ。誤射がないように心がけよ。」
私は命令するとすぐに船を動かした。
「とりあえず補給を何とかしないと・・・。」
【海軍支部がある島】〔翌日〕
貿易船を装うため5隻の大型船で近づいた。
残っている船は時間差で来る手はずになっている。
島の周辺に来るとすでに反乱が始まっていた。
時おり強力な魔法が放たれるのでできる夫がどこにいるかがすぐにわかった。
「・・・海軍の船は・・・あれか!!」
予想していたよりも良い船が10隻も動いていた。
「戦列艦でありますな。しかも1等艦もあるであります。」
私の横の手すりにいきなり現れたゆっくりあきつ丸がそう語る。
「宰相殿が勘違いしないように言うでありますが、戦列艦は造れないであります。時代が追い付いてないため完全にオーパーツであります。宰相殿がNPCの意表をつきまくってるからこんなことになったでありますが、普通に考えてNPC用輸送船の護衛としてプレイヤーから攻撃されても大丈夫なように設定されてるのでありますが・・・。」
「まぁ今はあれをどう奪うかだけを考えよう。・・・抜刀準備!!斬り込むよ!!」
私は部下に命令して突撃準備を始めた。