私のもう一人のお兄様がなんか変人   作:杉山杉崎杉田

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深雪「はい、えー。うちのバカ作者の思い付きに投票してくださったみなさん。ほんとにありがとうございました。見事にナンバーワンのアホがうちの兄に決まったので、次回の話はアホをさらに重ねようと思います」


回復

 

私は冬也お兄様の部屋に戻った。

 

「冬也お兄様、何かして欲しいことがあれば……」

 

中でラーメンの湯切りをしていた。全力で筋肉バスターした。

 

「グオアッ⁉︎ な、何しやがんだテメェッ‼︎」

 

「うるさい!何やってんですかあんた!」

 

「湯切りだよ!」

 

「風邪引いてるときに何やってんですか!」

 

少し離れたところに本格的に出汁を取ってる豚骨スープが置いてあった。

 

「風邪引いてるんだからこんなあったかいもん作ってないで下さい!」

 

「俺はジッとしてられないタチなんだよ!」

 

「知ってますよ!」

 

「なら言うなよ!」

 

「言いますよ!」

 

「なんで⁉︎」

 

「そりゃ言うだろ!大人しく寝てて下さい!」

 

「大人しくするのは大人のやることだ!俺はまだ子供だ!」

 

「そりゃ子供ですけども!」

 

「いや、大人だろ!」

 

「どっちですか!」

 

「どっちでしょーか!」

 

「腹立つ!あんたと話してるとほんと腹立つ!」

 

お互いに肩で息をする。すると、バタンと冬也が倒れた。

 

「あ、もう何やってんですか!早く寝て下さい」

 

慌てて私は冬也お兄様を起こそうとする。………重いぃ、流石腐っても、てか腐った軍人……。なんとか背負ってベッドの上に乗せようとした。

 

「きゃあっ!」

 

だが、私がベッドに崩れ落ちるように倒れこんだ。その上に冬也お兄様がのしかかる。

はっ、はわわわわ〜〜〜っっ⁉︎⁉︎⁉︎こ、このクソイケメンが……こんなに近くに⁉︎だ、大丈夫、落ち着いて……こんなのただの兄……落ち着いて、落ち着きなさい。

 

「深雪…………」

 

み、耳元で喋らないで!そのイケメンボイスで!

 

「すまねぇな……俺が、不甲斐ないばかりに……!」

 

やめてぇーーー!本当にやめてぇーーーー!

 

「明日には元気になっから、それまで頼むな」

 

分かった!わざとだ!こいつ絶対わざと!で、でも……カッコイイ……。悔しい……!

 

「さて、じゃあそろそろ治るか」

 

「お前今なんつった?」

 

「え?」

 

聞き返しながら冬也お兄様は自分にCADを向けた。

…………よし、殺すか

 

 

翌日、月曜日。私と達也お兄様とバカはいつもの電車に乗り、登校。電車から降りると、達也お兄様がジッと何かを見ていた。

 

「達也お兄様、何か面白いものでも?」

 

気になって聞きながらそっちを見ると、エリカと西城くんが別の車両から降りてくるのが見えた。

 

「………なぁ、何で今朝はこんな早いんだ?」

 

西城くんが不機嫌な声で聞いてきた。

 

「いよいよ今週一週間だからな。朝から色々と予定が入っているんだ。レオの方こそ、どうしてなんだ?」

 

「エリカも今朝は随分早起きね?」

 

「……あたしは大抵、早起きだけど」

 

「そう?じゃあ今朝は西城くんが早起きだったのかしら」

 

「ちょっと深雪!まるであたしが毎朝こいつを起こしに行ってるみたいな言い方、やめてくれない!」

 

「そうだぜ!どっちかっつうと、俺の方が起きる時間は早かったんだ!」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

………自爆した。無言でエリカが私と達也お兄様と冬也お兄様を睨んでくるが、私達はスルー。すると、冬也お兄様が私達の真ん中を通る。そして、紙を私達に渡した。

 

『避妊はしっかりするように。人生のお兄様』

 

「「余計なお世話だあああああ‼︎」」

 

二人は冬也お兄様を慌てて殺しに行った。

 

 

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