CREAT EARTH ONLINE   作:Ende

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「……危な…かった……」

 

ライフゲージが残り僅かまで減少した。

 

残念ながら、着地に失敗した。

 

雷撃を地面に向けて衝撃を吸収するという手順は良かったのだが、まだ不慣れで、電力調整がうまく行かず、電撃が強すぎたようで、衝撃を吸収した後、爆風で横に思いっきり吹き飛ばされてしまった。

そして吹き飛ばされた先で、岩に叩きつけられ、ただでさえ防御力の低い俺に極端に大きなダメージを与えたというわけだ。

 

ただ、この世界では飛んでいる最中に重力の関係で、内蔵がフワッとなる感覚はなかったので、この荒技はもっと電気を操れるようになってからもう一度だけやってみようという気になった。

 

「それにしても…」

 

周りに誰もいない。的を外したようだ。だが、この辺りであることは間違い無いだろう。

 

取り敢えず納刀し、周りを捜索することにした。

 

 

 

 

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「一撃…二撃…三、四、五撃…六……… 七撃!!!!」

 

弱点部位を確認し、最後の一撃を一気に突き刺す。

 

そして、あとを追うようにクリティカルエフェクトが発生する。

 

「もう一発…」

 

剣を構え、空に向かってジャンプする。

 

「これで、終わり…」

 

デルナスの背中に照準を合わせ、残っているスキルポイントを全て使い、剣に力をこめる。

 

「スキル発動…!」

 

剣に緑色の光が灯り、暗闇をその光が照らす。

 

「残光クレイモア!」

 

残っている力を全て使い、デルナスに剣を振った。

しかし、その剣は虚しく空を舞っていた。

 

「な、なんで…!?」

 

しかし、それはすぐに分かった。

 

さっきデルナスの背中に照準を合わせた時、そのデルナスは高速移動をした後の残像だった。

 

油断した!と思いながらも、今はSP(スキルポイント)がなくなってしまったため、通常攻撃しかできない。

 

すると、背後から声が聞こえた。

 

「ありがとう!後は自分で片付ける!」

 

先程、助けた人だ。

というか、助けるためというよりも、このデルナスのドロップアイテムが欲しかったから倒される前に慌て飛び込んでき…もう辞めよう。

恐らく、一定量のダメージは与えたはずなのでデルナスのアイテムは私にもドロップする。

後は倒すだけだ。しかし、先程の攻撃でSPを全て使い切ってしまったので、今の状態では効率的にダメージを与えることが出来ない。

あいにく、アイテムショップのSP用ポーションは値段が高く、購入が出来なかったために、持ち合わせていない。

自然回復という手もあるが、これにはかなり時間がかかる。

そのため、今は彼女に任せるしかない。

 

「取り敢えず後は任せます。」

 

そう言い残し、一旦戦場から離れることにした。

 

 

 

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「ダメだ…誰もいない」

 

恐らく、近くにいるはずなのだが、物音一つしない。

さっき爆風でとばされたときにかなりずれてしまったのだろうか。

 

その時…

 

「ガサ…」

 

周りが静かなせいで、やけにその音は強調されていた。

 

「なんだ…?」

 

物音がした方向に近づいて行く。

 

しかし、すぐに気づいた。

 

この異常な気配…

 

「まずい…!」

 

一気に剣を引き抜き、振り上げた。

 

『ガンッ!!』

 

金属の衝突で発生する火花と、電気(インテルス)による火花が周りを照らした。

 

「また、モンスターか…確か、この辺りは、デルナスの生息地か…ということは…?」

 

この一言に答えるように、暗闇から出てきた。

 

答えはNOだった。

 

「なんだ…?こいつ…見たことないな…」

 

四つ脚で黒い翼をゆらゆらと羽ばたかせている、かなり危険そうな大型のモンスターだが、あまり殺気とかは向けてこない

 

一見、弱っているようにも見える。

 

「これは…狩ってもいいのか…?」

 

あちらが何もしてこないと、地味にやりにくい。

 

「…バグ……?サーバーダウンか…?」

 

この異常な存在感だけを出すこのモンスターは、こちらを見ているだけで、動く気配は全く無い。

 

このまま過ごしても時間の無駄になるだけなので、とりあえず斬りかかる。

 

しかし、剣は『ガン!!』という金属音を残し、弾かれてしまった。

だが、都合のいいことに、相手は全く動かないため、そんなことは構わず弾かれた勢いを利用し、何度も連続で攻撃し続ける。

 

『ガン!!!ガン!!ガン!』

 

すると、段々音が小さくなって行き、衝撃も弱くなって行く。

 

『ガン!ガン…!カン』

 

今のが恐らく一番緩い弾かれだろうと予測する。

 

「くらえ!」

 

今度は剣がしっかりと貫通した。

 

「連続で攻撃し続けると刃の鋭さが増すだなんていう便利なスキルつけておいて良かった。」

 

すると、その時…

 

『グオオォォォォ!!!』

 

突然の咆哮に体が硬直する。

 

どうやら攻撃されない限り、何もしないというタイプだったようだ。

 

しかし、咆哮をした後、すぐに翼を大きく広げ、羽ばたき、何処かへ飛び立ってしまった。

 

「そういえば、何で攻撃したんだっけ…?」

 

別に逃げれば良かったものを、何故か、わざわざ攻撃してまで戦おうとしていた。

 

「まぁ、どうでもいいや。」

 

そして、思った。

 

「あ、あれ…?何しに来たんだっけ…?」










え…?いつも文字数少ないのに、今日はさらに少ないって?


え、まぁ、忙しかったんですね。はい。(MH4とかMH4とかMH4とかをやってた)
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