迷宮図書館の館長さん【休載中】   作:零崎妖識

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さあ、カオスの始まりだ。


十一頁目「聖杯戦争」

「よう、やってるか?」

 

「誰かしら」

 

「オレだよ、オレ」

 

「おれおれ詐欺かしら?」

 

「いや、違うから」

 

もちろん解っている。モードレッドだ。

 

「で、何しに来たの?」

 

「いや、【破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)】の返却に。結局父上との決着付かなかったし、あの人何処行ったんだ、全く」

 

「……アルトリア、何処行ったか分からないの?」

 

「すまん、全く分からん」

 

「ちっ、捜しに行くしか無いようね。彼女に貸してる本、そろそろ返却期限なのに」

 

「マジか……速く捜さねぇと」

 

モードレッドも、返却期限をオーバーして酷い目に遭ったことがある。彼女の為に詳細は伏せておく。暫くの間、自分の座に引き篭もったと言えば十分だろう。

 

「しかし……何処を捜すんだ?手掛かりねぇぞ?」

 

「んー、どうしよう……」

 

ガチャッ

 

「ふむ、久し振りだな、ナツル。それにモードレッド」

 

入って来たのは赤いアーチャー。彼も、随分と久々に会う気がする。

 

「久し振りね。何の用?」

 

「いや、セイバーを捜していてな。此処にも居ないとすると、もう行ってしまったか……?」

 

「彼女がどうかしたの?」

 

「私が聖杯戦争に召喚される様な気がしてな。多分だが、第五次の聖杯戦争、衛宮士郎とアルトリア・ペンドラゴンが初めて会った戦争だ」

 

「断言出来る理由」

 

「ただのカンだ」

 

ドヤ顔。私とモードレッドは二人してアーチャーを睨む。

 

「はぁ……まあ良いわ。その線で調べてみるとしましょう」

 

「む?どうした?」

 

「彼女、未だ幻書返却して無いのよ。だから、催促しに行こうとね」

 

「彼方に彼女が居たら手伝おう。それではな」

 

「あ、一つだけ。暁美さんの知り合い、ちゃんと救えた?」

 

「ああ。暫くしたら、また本を借りに来るんじゃないかね?」

 

キィ、バタン

 

「夏流ー、お客さん帰ったのー?」

 

「まだオレが居るよ。てか、此奴誰だ?」

 

「俺は灰谷 秋那。夏流の家族だ。そっちは?」

 

「モードレッド。此処の客だよ。いつの間に家族なんて作ってたんだ?ナツル」

 

「最近拾って来たのよ。後三人居るわ」

 

「ふうん。……ん?」

 

「ん?魔力……?」

 

コウンッ

 

何か魔力を感じたと思ったら、目の前に魔法陣が出現した。何コレ?

 

「夏流、何コレ」

 

「これ、聖杯戦争の魔法陣じゃん。サーヴァント召喚用の」

 

「え、そうなの?」

 

「ああ、人によって違うんだが、これは召喚用の魔法陣だ」

 

「……なるほど、此処が英霊の座に近い空間だからこれが……」

 

「夏流、行くの?」

 

「ええ、行くわよ。この先にあの騎士王が居るならね!女は度胸!!」

 

「ナツルが聖杯戦争に行ってる間の管理とかはパチュリーだっけ?其奴に任せとけば良いか?」

 

「そうして頂戴。秋那、みんなに宜しく。私の宝具によっては貴女達も召喚される可能性があるからね」

 

「おう、任せろ」

 

「それじゃあ、行ってきます」

 

「「行ってらっしゃい」」

 

こうして、私は聖杯戦争へに参加した。

 

 

☆

 

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。

降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。

繰り返すつどに五度

ただ、満たされる時を破却する

 

ーーーーーAnfang(セット)

 

ーーーーーー告げる

 

ーーーー告げる

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 

誓いを此処に

我は常世総ての善となる者、我は常世総ての悪を敷く者

 

汝三大の言霊を纏う七天

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よーーー!」

 

ーーーバシュッ

 

「ふぅ、陰気な所ね。さて、

 

エクストラクラスサーヴァント、“コレクター”よ。

 

其処の三人、誰が私を呼び出したマスターかしら?」




注意
この先、オリ鯖多数、パワーインフレが起こります。また、staynightもzeroも、二次創作しか知りません。タグに無い作品のキャラが出ます。タグがない理由は、……文字数オーバーしちゃうんです。

取り敢えず、原作鯖は二人しか出ません。他は色んな作品から取って来ました。苦手な人はブラウザバック推奨です。

オリ主がエクストラクラスの理由はオリ主を本来の枠に入れるのが難しいのと……とあるクラスの英霊が思い浮かば無かったからです。

次回、他鯖登場
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