迷宮図書館の館長さん【休載中】   作:零崎妖識

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ようやく儚月抄買ったよ三曲とも良い曲だったよZUNさんマジ神主(意味不明?)


十四頁目「読姫」

何処からか、大きな魔力を感じる。誰かがサーヴァントを召喚したのだろうか。……まあ、今は目先の問題を解決する方が優先よね。

 

「どうしたんだ?」

 

「蟲蔵から嫌な気配がするのよ」

 

私達はリビングにいるが、下の方から嫌な気配がするのだ。し始めたタイミングは、魔力反応の三十分くらい前だろうか。上がって来ない理由が気になるが、とりあえず此方から出向くとしよう。

 

 

 

 

「……何この状況」

 

蟲蔵の中心、其処には、睨み合う男女が居た。法衣の様なコートの男と、拘束衣の様な服の少女。傍らには軍用サイドカー。……一様知り合いなんだよなぁ、この二人。

 

「何してんのよ、二人とも」

 

「……何故ここにいる。ここは何処だ」

 

「オイオイ、ハル。良いのかヨ、質問に答え無いデ」

 

「黙っていろ、ガラクタ」

 

苛立っている様な声色の、ハルと呼ばれた男と、何処か嫌味な口調の、ガラクタと呼ばれた少女。もちろん、少女の方はそんな名前では無い。

 

「説明よろしく、フラン」

 

「オウ。荒野を走ってたらいつのまにかここに居たッテ感じダナ」

 

「……それ、幻書の仕業じゃないの?」

 

「なんだと?だとしたら読姫の仕業か!」

 

「黒の読姫は関係無いんじゃない?あの鍵守は悪戯に人を転移させたりしないだろうし」

 

「ダナ。紅いチビすけが原因ダロ」

 

「犯人はどうでも良い。俺は幻書を燃やし尽くすだけだ」

 

先程、会話に上がった読姫、鍵守というのは、幻書を管理する本の姫と、その門守である。図書館の幻書の半分くらいは、黒の読姫の提供だ。

 

「ま、やった奴もこっちにくるでしょ。見てるだけのゲームなんて詰まらないんだしね」

 

「んジャ、その間世話になるゼ」

 

「勝手に決めるな、フラン」

 

(ハル)少女(フラン)が一時的な仲間になりました。

 

 

 

 

「ねぇ、後はあの子を送れば終わりかしら?」

 

「ええ、そうですね」

 

紅い少女と白衣の青年が話す。目線の先には、(この世界では)モトラドと呼ばれている自走二輪車に乗った、一人の少女が居た。

 

「ふふ♪彼女まで送られたら、あの人はどんな反応をするのかしら?ねぇ、“教授”、私達の実験目的は?」

 

「この世界を俯瞰している作者(神様)への反抗ですね。この後、僕達も行きますよ、“ラジエル”」

 

教授と呼ばれた男は本を朗読する。既に二組男女を異世界へと送った幻書を。

 

そして、二人も消えた。教授とラジエルーーー紅の読姫とその相棒。二人が目指すのはーーー。

 

 

 

 

「……メアリー、ちょっと…良い……?」

 

「ん?如何したの?」

 

「……響華と秋那は、まだ、来ないの……?」

 

「んー、ちょっと待って?……家には居ないみたいだけど……」

 

[メアリー、おてがみあるよー]

 

「あら、ありがとう。……はぁ!?」

 

「ッ!?な、何……?」

 

「あの二人……勝手にナツルの所に行っちゃった!」

 

 

 

 

魔都、冬木市。その名が魔術の世界において、更に進化する事になるのを知っている者は、何処ぞの紅い吸血鬼、唯、一人ーーー。




紅の読姫の名前が出ましたね。残りの二人の名前も出てますけど。

ラジエルが送った少女、誰なのか分かりますか?

紅い吸血鬼、もうお分かりですよね?

響華と秋那が夏流の所に(まだ到着してないけど)行けたのは、二人の能力が無意識的に発動したからです。

そろそろオリ鯖(バーサーカーとかキャスターとかアサシンとか)も出さなきゃ……。
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